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帰り道と盗賊

その後はルーナに協力してもらい、魔神に関する資料を集める事になった


しかし、この街を建てた迷い人達もそれほど多くの事を知っていた訳ではなかったようで、出てきた情報は


・魔神は経験値を得ることで無限に強くなっていくこと


・魔神の経験値の取得方法は、殺すことではなく相手から奪い取るということ


ちなみに、その方法としては、触れている相手から自動的に経験値を奪い取るそうだ


・レベル1の状態の人からは経験値が奪えないこと


まぁ、要するに経験値を奪われ尽くしたからと言って死ぬわけではないと


・それ以外にも能力を有していると考えられるがわからなかったこと


この図書館全て探し回って見つけることのできた情報がこれだけだ


これではどうしようもない


とりあえず後は城に戻ってからかな


一応過去に被害を出したことのある存在ならシフル様に調べてもらえば見つかるだろうし


今は考えても仕方がないし、クラインの観光を楽しむとするか


そう思ってルーナに次の場所への案内を依頼する


ルーナは少しだけ怪訝そうな顔をしたけど直ぐに俺たちを次の場所へと案内してくれた


そこから俺たちは3日かけて、甘味処、時代劇、孤児院、教会、農場、学校など、様々な場所を見せてもらった


甘味処では、久々の団子に小鳥が感動してなかなか動こうとしなかったし、時代劇ではタマがおおはしゃぎしていた


孤児院では小鳥に求婚する糞ガキまでいて少しだけイライラし、教会では丁度聖歌隊が練習をしていたので聞かせてもらった


農場では日本にいた時でもそこまで見る機会のない、田んぼを見ることができたし、学校では俺と小鳥が学校にいた頃を思い出して遠い目をしていたりと、中々に充実した時間を過ごすことができた


「もうちょっといてくれてもいいんですよ?」


俺たちが帰る準備をしているとルーナがそんなことを言ってくる


まぁ、ここにいるのも悪くないと思えるけれど、俺たちはまだ王都でやらなければいけないことがあるのだ


おそらく、今までしてきたことの中で一番難易度が高い事になるだろう


そう、ソラさんの説得である


小鳥の話によればソラさんは「忍」の職業になったらまた来ると言っていた


つまり、王都にある家で寝ていたらいきなり襲われるなんて可能性もあるのだ


俺だって男だからそういうことに興味が無いと言うわけではないし、むしろ興味深々なのだが、やはりそういうことは一生を共にする人とするべきだと考えているのだ


下らない考えだと思われるかもしれないが、これが俺だから仕方がない


つまり、もし襲われたらその時点で責任を取る・・・・なんて羽目になる可能性まであるのだ


だから気をつけて帰らなくてはいけない


俺は達はルーナさんに別れを告げ(ルーナさんはまだやることがあるので、それが終わったら王都に来てくれるそうだ)王都へと向かった


その途中で


「ひゃっはー!積み荷と女を置いてってもらおう・・・・・うわぁぁぁぁぁぁあ!」


「「「「「「頭ぁ!?」」」」」」


盗賊らしき人間を率いている見覚えのある人物を見つけたのだが業者席に座る俺の顔を見た瞬間に逃げ出していった


「矢神君・・・・一体何してるの?」


俺の隣に座っている小鳥まで呆れた顔をしている


そう言えば矢神って王都に引き込もって商人とか襲ってたんだっけ?


さっきの盗賊風の男達はその手下か


あいついつか処刑されるんじゃねぇか?


そんな事を考えながら俺たちは王都へと馬車を走らせた

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