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第17話 鬼ヶ島の人選

 エメラルドシティ防衛戦は勝利と呼ぶにはあまりに大きな犠牲を払い終結した。

 哪吒太子は残った兵力をまとめて玉帝の下へ帰還した。

 カカシ王は防衛戦参加者への労いと戦死者への弔いの意味も込めて、ささやかながら晩餐会を大食堂で催した。

 テーブルにはサラダやスープが並べられた。各グラスにオズ特産品のラカーサ(炭酸飲料)が注がれた。

 カカシはグラスを手に挨拶する。

「オズの国民ならびに遠方の国の方々。今日はオズの国のために命を賭して戦ってくれたことを心より感謝する。

 そして、この戦いで散った者たちの働きを私は生涯忘れない。皆様、お手元のグラスを…。この杯を気高き戦士たちに捧げる。献杯」

 一同は黙祷して戦死者への祈りを捧げた。

 その後は各自食事や歓談をして席を過ごした。

 恵岸行者(えがんぎょうじゃ)が桃太郎の所へやってきた。

「少しお話があります」

「はい、何でしょうか?」

「三十六部目の経『水の巻』についてなのですが……。(ひつじ)のことについて書かれていました。桃太郎殿、あなたのことについても少し。

 「桃太郎に見捨てられし者、(ひつじ)。憎悪と怨念を抱いて修羅となる――」いったい何があったのです? あなたと未の関係をお聞かせください」

「経にはそんなことも書いてあるのですか?」

 桃太郎は驚きながらも過去に未と出会ったときのことについて語った。




 桃太郎は鬼退治を決意し村を旅立った。

 彼は使命感と功名心に燃えていたが自身と鬼との実力差が把握できず不安をかかえていた。

「村を飛び出してきたは良いが、はたして鬼に勝てるのだろうか」

 そう考えながら森の中を歩いていると正面から白い犬がやって来た。

「私は飼い主の手を噛んだ犬の子、(いぬ)です。あなたが鬼退治に行くという桃太郎さんですか?」

「そうだが」

「脆弱な人間が粋がっていると思えば、あなたは中々強そうだ。きっと鬼を退治できるでしょう」

 はげまされて桃太郎は少し元気になった。

「ありがとう」

「しかし心配です。暴力頼みで鬼を退治する。これでは、あなたが第二の鬼になるかもしれない」

「どういうことだい?」

「悪を倒すことができる者は、より強い悪か正しい心を持つ者だけです。あなたが鬼を降す悪ならば今以上の災いを日本中にふりまくことになるでしょう」

 桃太郎は、今まで物の善悪について深く考えたことは無かった。

「わかった。私の目的は鬼退治すること。私が鬼となっては本末転倒だ。どうだろう私といっしょに来てくれないだろうか。

 もし私が鬼のように悪に染まったときは君が止めてほしい」

「かしこまりました。では、あなたの腰に持ってるきび団子を一つください。徳のある善人は他人をただ働きさせないものです」

 桃太郎は了承して、きび団子を与えて戌をお供にした。


 桃太郎は戌を連れて川辺を歩いていると堂々とした雉がやって来た。

「俺は鳴いて射たれた雉の子、(きじ)だ。あんたたち鬼ヶ島に殴りこみに行くそうだが相手は鬼だ。恐くないのか?」

 桃太郎と戌は顔見合わせて、そして答える。

「そりゃあ、まったく恐くないと言えば嘘になる。都の軍でも敵わないという強敵だ。しかし恐いからといって逃げ回っても仕方が無い」

「素晴らしい! 恐怖は無いとかほざく輩がよくいるが、あれは強がりか頭の神経が飛んでる奴の言うことだ。

 真の勇気とは恐怖を乗り越えた先にある高み。私を連れて行ってくれれば、あなたたちが恐怖に挫けそうになったとき奮い立たせてやろう」

「心強いな。よろしく頼む」

「よし。こっちもただ働きは嫌だから、その腰につけているきび団子を全部よこしな」

 酉は怪鳥に変身して桃太郎を威圧する。

 戌は無礼な奴と腹を立てたが、桃太郎は酉の真意を汲み取った。

「駄目だね、一個だけだ。勇気にきび団子一袋の価値は無い」

 酉は桃太郎からきび団子を一個受け取ると、にやりと笑った。

「断る勇気はあるのだな。幸先が良い」

 こうして酉がお供になった。


 桃太郎と戌酉が山道を歩いていると小柄な猿が木々の間から顔を出した。

「あなたが桃太郎さんですね、お噂は耳にしております。中々にご立派な一団ですね。どうです、私もお供に加えてくれませんか?」

 桃太郎が返事をする前に酉が羽を立てて威嚇する。

「痩せているしチビだな。これから俺たちは凶悪な鬼どもと一戦交えるのだ。お前のような凡庸な小猿に出番は無いぜ」

 戌も桃太郎に進言する。

「見るからに弱そうです。鬼退治のおこぼれに与ろうとしているかもしれません。追い返しましょう」

 桃太郎は戌と酉を制して猿に問いかける。

「私は村一番の力持ちで、共にいる戌と酉は単独で土地神を楽々葬れる強者(つわもの)。見た所、君にそれほどの腕前は無さそうだ。

 鬼ヶ島に行けば死ぬことになるぞ。それでも、私の共になりたいという君は何者なのだ?」

 猿ははっとして答える。

「これは申し遅れました。私は木から落ちた猿の子、(さる)でございます。確かに力比べをしたら戌様酉様の足下にも及びません。

 しかし、戦いを制するものは腕っ節の強さだけじゃありません。私の最大の武器はここです」

 猿は指で自分の頭をこつこつ叩く。

「もし鬼があなたたちより強ければ正面から挑んでも勝ち目はありません。お供を許していただければ、戦いをより優位に運べるように献策いたします」

「よし分かった」

「では、きび団子を一つ下さい。知恵を出しても利益が出なくちゃ知恵の価値が下がって馬鹿だらけの天下になってしまいます」

「それはもっともだ」

 桃太郎は頷いてきび団子を一つ渡した。


 こうして桃太郎と三家来は鬼ヶ島に向けて進んだ。岩場の多い海岸を歩いていると崖の上から羊が下りてきた。

「桃太郎さん、私は羊の(ひつじ)です。いっしょに鬼を退治して日本の平和を守りましょう」

 未の頭から生える二本の巻き角は雄々しく体毛は武者鎧のような風格があり、そこから生える四本の脚は丸太のように太く逞しい。未の放つ威圧感に三家来は思わずすくんだ。

 桃太郎は何となく不快になった。

「そうか。で、君は何ができるんだい」

「そもそも、鬼とは丑寅(うしとら)つまり鬼門の方位から来るもの。その鬼門と対となる裏鬼門に位置する方位は未申(ひつじさる)

 すなわち私と申殿が手を組めば鬼ヶ島を制圧することなど容易(たやす)いということです」

 桃太郎は黙って未を見つめた。

 二人が沈黙している間、岩に当たる波の音だけが響いていた。

「え、それだけ。話おしまい?」

 桃太郎は問いかけに未は困った。

「そうですけど。え、問題でも?」

「いや、すまない。ちょっと待っててくれ」

 桃太郎は未に背を向けて家来たちに相談した。

「私は、未が何を言わんとしているのか解らない。彼が何を言ってるか解るか?」

 戌が答える。

「私にも解りません。彼は何を言いたんでしょうか?」

 酉が答える。

「申と組めば勝てると言っていた。きっとあいつは俺と戌を追い出そうとしてるんじゃないか」

 申が答える。

「彼は陰陽道の話をしているんですよ。対になる力をぶつけて対抗しようとしているわけです」

 桃太郎は頭の中で家来たちの話をまとめて未に向き直った。

「すまない、私は鬼門だとか方位で鬼が退治できるとは思えない。そんな理屈で勝てるほど戦いは甘くないと思う。

 殺されると分かっている者を鬼ヶ島に連れては行けない」

 未は驚いた。

「そんな! 私は強いですよ、そこの戌と酉より。それに私はきび団子は要りません。対等な立場で協力して鬼を倒しましょう」

 桃太郎は首を横に振った。

「いや、私は君と組むつもりはない。君は帰りなさい」

 桃太郎は未を拒絶し家来を連れて先を急いだ。未は諦めきれず遠巻きにとぼとぼと桃太郎たちについて行った。

 鬼ヶ島に渡るため、桃太郎は漁村で小舟を一艘買い取った。本当は借りるだけで十分だったのだが、人を見る目の無い船主が死ぬ奴に貸せる船は無いと突っぱねたためである。

 桃太郎は船出の前に残ったきび団子を全員で均等に分けた。これが最後の食事と覚悟を決めて小舟に乗りこみ鬼ヶ島へ決戦に向かった。

 未はその様子を陸から寂しげに見つめていた。結局、最後まで桃太郎は未を理解できなかったのである。




「――ということがあったのです」

 桃太郎の話に皆が耳を傾けていた。とくにドロシーの三人の友人は熱心に話を聞いていた。

 カカシは申に、ブリキの木こりは戌に、ライオンは酉に対して強い関心を持った。

「つまり、未がニャルラトテップと組んだのは桃太郎殿を憎んでのことでしょうか」

 恵岸の問いに桃太郎は頷く。

「そうでしょう、私は彼を避けている。うまく言えませんが私は未のことが嫌いなのです。

 こうなると分かっていれば、多少我慢しても彼を連れていくべきでした」

 気を落とす桃太郎をドロシーが慰めた。

「誰だって、とくに理由はなくても嫌いな相手はいるものよ。だって、人を好きになったり嫌いになるのは理屈じゃないもの。

 それに未が敵になったのは結果論だよ、自分を責めたらいけないわ」

 桃太郎はドロシーにありがとうと礼を言った。

 その横でライオンと酉は旧知の友のように語り合っている。

「「真の勇気とは恐怖を乗り越えた先にある高み」か! オズ先王からも似たようなことを言われたことがあるよ」

「あぁ、勇気と恐いもの知らずをはき違えて、恐がらないことを勇気だと思っている奴の多いこと。実はな、俺は今とても恐いことがあるのだよ」

「え、何何?」

「君たちだよ。ライオンって、最強の肉食獣にして百獣の王なんだろ? 今、不意打ちされて頭からガブリなんてされたら助からんよ

 それにカカシ。鳥という種族にとってカカシほど恐ろしい相手はいないよ」

「あはは、嫌だな。僕もカカシも君にひどいことなんてしないよ」


 笑っているライオンは、たまたま三蔵法師一行の席が目に入り違和感を覚えた。我慢できず訊ねる。

「あなたたちは雲を操り、重量のある武器を軽々と振るい、ブリキの木こりにも引けをとらないほど強い。それなのに野菜とパンしか食べていない。よくあれほどの力を発揮できますね」

 三蔵法師は両手を合わせて答える。

「我々は仏に仕える身です。肉を食べるわけにはいかないのです」

 それを聞いてライオンはゾッとして、

「肉を食べれないんじゃ飢え死にしてしまう。仏とやらに仕えてなくて良かった」

 と安堵した。

「俺は何も食わない癖に平気な奴が理解できないがね」

 孫悟空がニヤニヤしながらブリキの木こりを見るので、ブリキも負けじと睨み返す。弟子の無礼に三蔵法師が冷たく言い放つ。

「悟空、また騒ぎを起こせば私が責任を取って、お前の頭が潰れるまで禁箍呪を唱え続けることになる。覚悟するのだな」

「お師匠様そんな……!」

 孫悟空が必死になって言い逃れしていると猪八戒が思い出したように言う。

「弟子になる前は、肉を食べてたけどね。たまに人肉とかも」

 横で沙悟浄が頷いているので、孫悟空が首を横に振る。

「待て、俺は人肉を食べたことはないぞ。お前といっしょにするな。食いしん坊め」

 しかし、猪八戒は意地悪く言う。

「でも、殺した人間の数は一番多いんじゃなくて?」

「それは猿族を苦しめる猟師やお師匠様の命を狙う盗賊どもだ。あいつらが悪い」

 話の内容が血生臭いので、三蔵法師は彼らを黙らせようとした。

 すると観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)がわって入った。

「今回の取経の旅は天地にあまねく恵みをもたらしました。堕天した者や妖怪によって殺された人間の魂は優先的に救済されることになっています」

 そんな事実は初耳で孫悟空は驚く。

「え、じゃあ俺が殺した悪党どもも救済されてしまうのですか?」

「そうです例外はありません。だから言ったではありませんか、人間を無闇に殺すのは良くないことだと」

 苦しめるはずの悪党を逆に助ける形になってしまったことに悟空を後悔の念が襲う。

 弟子たちの不逞(ふてい)が自分たちの旅によって償われたことに三蔵は感謝し礼拝(らいはい)した。

 

 兵士のオンビー・アンビーがカカシ王の下にやって来た。

「申し上げたい事があります」

 カカシが申してみよと言うのでオンビー・アンビーは報告する。

「オズ東部のケシの花畑が全滅しました」

「何と!?」

「豚の怪獣が花畑を食い荒らしているのを目撃したと。マンチキンのお百姓が何人も証言しております」

 豚の怪獣と聞いて全員の視線が猪八戒に降り注ぐ。

 カカシは自分の席を立つと猪八戒の方へ歩いて来た。

「ケシの花畑を全滅させたのは貴女ですか?」

 猪八戒は黙っていたが、左右異なる大きさの目で睨み続けるカカシの重圧に耐えきれず白状した。

「ケシの花を食べちゃったのは私です。でも、また花を植えれるように一応は耕しておきました……。すみません、ごめんなさい!」

 すると孫悟空が猪八戒の耳を引っ張る。

「この阿呆(あほう)、どこまで食いしん坊なんだ。これ以上オズで問題を起こしたら今度こそ戦争になるぞ」

「ワンダフルッ!」

 カカシは喜びの叫びをあげた。

「ほら見ろ、お前の食い意地のせいで……ふぇ?」

 悟空らが呆気に取られていると、カカシをはじめブリキの木こりもライオンもオズの住民たちは皆笑顔で拍手している。

 カカシが説明する。

「あのケシの花畑は、迷いこんだ者を眠り殺してしまう恐ろしい花畑でした。駆除を試みたこともありましたが次から次へと生えてくるのでどうすることもできなかったのです。

 猪八戒さん、オズの国を代表して心よりお礼を申し上げます」

「あら、それはどうも」

 猪八戒はオズ側の意外な対応に気が抜ける。カカシは続ける。

「国外の者がオズの国の発展や平和に貢献した場合はオズの国の永住権を与える決まりになっています。

 聞けばあなた方は取経の旅の報酬を受け取っていないとのこと。よろしければ猪八戒さん、そしてその師である三蔵法師さんと妹弟子の沙悟浄さん、オズの国で暮らしませんか?」

 孫悟空は呼ばれなかった。当然である、カカシは孫悟空のことが嫌いなのだ。

 猪八戒はオズの住民たちから熱烈に歓迎され得意になる。

孫兄(そんにい)、聞いた? 孫兄の暴力は皆に迷惑をかけるけど、私の食いしん坊は世の中の役に立つのよ。

 さ、分かったらその汚い手をお放し」

 孫悟空は立つ瀬無しで渋々猪八戒の耳を放したが、悔しさと怒りがこみ上げている。逆恨みである。

 ドロシーが猪八戒に近付き微笑む。

「あなたって、本当にオズ的ね。私も前にあの花畑で死にそうになったのよ。ありがとう」

 猪八戒はオズ的という言葉を知らなかったが、どうやら最大級の賛辞の言葉であるらしいと理解し喜んだ。

 三蔵法師はカカシの前で手を合わせた。

「カカシ王よ、折角の申し出ですが、やはり我々は仏に仕える身です。素晴らしいお話ですが辞退させてください」

 カカシは残念そうに言った。

「そうですか。もし気が変わったら言って下さい。私たちはいつでもあなた方を歓迎します」

 この一部始終を見ていたオズ先王は猪八戒の功績にいたく感激し、後に九匹の小豚を大切に育てたという。




 晩餐会が終わり、ジェリア・ジャムをはじめ、城の召使いたちは客人たちを客間に案内する。


 観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)善財童子(ぜんざいどうじ)と桃太郎を呼んだ。

 観世音の表情がいつになく険しいことに善財は気付く。

「お師匠様……?」

「善財よ、お前はまだ私の弟子になって日が浅く未熟だ」

「そんな! 俺は……」

 俺は未熟なんかじゃないと言おうとしたが、観世音の目を見て言葉がでなかった。

 師の目は憂いに満ちていた。

「あなたは今以上の努力をしなくてはならない。竜女(りゅうじょ)大神(だいじん)以上に。

 己の力と技を磨き限界を超える。それは、あなたの運命であり義務です」

 そして観世音は桃太郎に頼む。

「今から善財童子に実戦の稽古をつけてください。よろしくお願いします」

 突然の申し出ながらも、桃太郎は善財との先の約束もあったので了承する。

 が、善財は心が決まらない。

「でもどうして、急に?」

 観世音は師として厳しく甘くはなかった。

「世の争いに、でももどうしてもありません。そんな中途な気持ちでは孫悟空を超えることなど夢のまた夢」

 だが、今まで善財をここまで戦いに駆りたてたことは無かった。

 善財は気圧され、そして師の期待に応えようと思った。

「自分の考えが浅そうございました、孫悟空の名前を出されては何も言えません。それに桃太郎様との戦いは元より自分で望んだこと。

 桃太郎様、私と手合わせをお願いたします」

 桃太郎は合意した。

 二人は中庭に出て向き合う。観世音と恵岸は経を読み解く作業が残っていたので席を外し黒クマの守山大神(しゅざんだいじん)が立ち会う。

 一試合あるというので、戦い好きな孫悟空、ブリキの木こり、酉が観戦に来る。グリンダも興味深そうにこれに加わった。

 戦う様子が見えるようにと周囲にかがり火が焚かれる。

 守山が二人の間に立つ。

「これより桃太郎殿と善財童子の演習試合を行う。両者、用意はいいか?」

 二人がそれぞれの得物を構えて、これに答える。

「始めッ!」

 刀と槍が激突して火花を散らす。

 

 それは夜空の下で流れ星のように輝いた。

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