オン!!
はい、更新です。(=゜ω゜)
‥すみません、桜餅の美味しい季節という事で誤魔化されて下さい(´Д` )
では、どうぞ!!
「これどういう事だよ、オレ分んねぇんだわ‥なぁ教えてくんねぇ?なぁ」
「す、すすすすすみません!本当マジで、分か、ん、ないッスゥウウウ!」
ザハルはモデルの様に長い足を極限まで折りたたみ、顔を斜に構えた
簡単に言えば懐かしの90年代のヤンキーを彷彿とさせるヤンキー座りのポジショニングだ、しかも下から覗き込むから更に頂けない、恐怖で咀嚼すら困難である
実際、噛み噛みでなんとか答えたこの哀れな精霊も口の端が痙攣して泡が生産されていた
こうなった経緯を説明すると、こうだ
何処にもいないウォレスに苛立ちを隠せないザハル達が、左へ右へと歩いているとそこに運悪く通りかかった精霊くん
フラードが優しく捕縛して、ザハルが締め上げるとあっさりと地下室にいるのでは?と吐いたので、そのまま引きずり向った
そうそこまでは良かったのだ‥‥
だが、一行が地下室に足を踏み入れた途端に扉が閉まりったのだ。しかも肝心のウォレスも誰もいない、つまり捕まってしまった訳だ、結果的に言うと罠だった
当然、激怒したザハルが精霊を締め上げ、後ろでフラードが微笑んでプレッシャーを注ぎまくる
はい!!ここォオオオ!!! 今ここォォオオオ!!(オイ、天の声自重)
「ははははは!!ーー囚わークキャー!!ーーの、囚われの!!気分はどうだ!!魔王ーークキャァア!!ーーよ!!」
すると突然、暗がりの中薄ぼんやりとした光と笑い声が響いた
一同の視線が集中する、その先にいたのは部屋中央から半透明の男、ここの屋敷内で撮影しているようで外で神食ラフレシアちゃんの雄叫びが男の声とダブりなんともカッコのつかない登場となった
寧ろ、それでも懸命に声を張る男がなんともいじらしく感じられる
「?‥フラードあんたそんな異名あったの」
「お惚けなさらないで下さい主、貴方です」
「‥オイ」
「知らないわ、じゃあアリアルアあんたの事じゃない?」
「オイ!」
「ザハルが魔王っていう事は国民全体周知の事実です、言い逃れはできませんよ?」
「だからオイ!!」
投影された姿では、掴みかかることもままならず聞いてくれないザハル達に懸命に声をかけるがスルー。それどころか本当に聞こえてない。せっかく神食ラフレシアが静かなのに!!ここで敢えて言わせてもらおう、君涙目だよ?大丈夫?
「天の声に心配されたっ‥っチクショォオオオーーー!!!!」
「認めないつってんだろ!!」
「っオイ!!いい加減聞けやぁああああ!!!!!!」
「‥なんですか、突然怒鳴って‥困ったちゃんですか坊や?」
「ちげーよ!!ねぇオレのセリフ聞いてた?明らか悪役じゃん!しかも主犯ッぽいじゃん!シリアスだったろぉ?!なぁ!!?」
「へ、いや‥あの‥‥スンマセンッ」
先程から会話に置いていかれていた精霊に投げかけるも、正直今の時点では悪役っぽさは皆無である
「落ち着いて、ここでは貴方が優勢‥何を急く事があるのです」
すると、また投影に新らたな声が加わった。姿は見えない。しかし、随分と余裕がある声で、今喚いている男よりも遥かに深い貫禄を感じさせるものがあった
「あ”?!‥ぁあ、お前か何処に行っていた」
「先程からここにいました、気付かなかったのかぶぅわーか!!」
「‥‥なんだとぉおおおおおお!!」
「怖くないね、青二才が何をしても無駄なんだよププ」
丁寧な口調が一転、明らかにバカにされている男が叫ぶが、相手は動揺するどころか愉しんでいる様で、映し出された影は肩を震わせていた
「ほらほら、お客様放って置いちゃダメでしょ?どーも、声だけですみませんねぇ〜‥でも、顔バレは嫌なんでごめんね?ハハハッ」
そう言うとわざとらしく笑い声をあげて、心にもない謝罪を口にする。それを聞いたザハルに青筋が脈打った
「なんか、嫌ぁ〜な感じするわねぇアンタ‥ツラミセロヤ」
「主、片言です」
「ふーん、これが噂の魔王様かぁ‥
そんなに恐くないね」
その瞬間、半径500キロの地域を含む空間が凍結した。いやパキリと音を立てて固まったのだ
ーー 魔王スイッチ ーー
(どうなさいましたか?)
(なんだろ‥我、震えが止まんないの‥)
(かわい子ぶらないで下さい、ほら見て下さいこの鳥肌)
(いやそれより見て我の涙目!!泣きそうなんだけど我!!)
更新不安定で行きますがー‥今回よりは確実に早めに更新します!




