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この変態を


すみません、ギリギリ(アウト)更新です!(泣)


どうぞ!!


リーヴァはまだ自分を抱っこしている兄を見た、見た目は変わらず美容室にいそうなチャラ系お兄さんだが言動や行動力は段違いだ、一体何が兄をそうさせたのか?と首を傾げた


「どうした?なんかあったか?」


頭に顎を乗せていたザハルが突然動いたリーヴァに問いかける、今しがた頭からリーヴァの肩口に移動しそのうなじから薫る香りを堪能している為に、鼻息荒く顔は上げていないが


「あ、いや……なんでも無いです」


「リーヴァ……やっぱ違和感あるのか?この口調」


ザハルの鼻息に擽ったさを感じたが何とか堪えて、無難に返すと兄自身も予想はついていたのか核心に迫って来た


「……うん」


素直に頷くとスッと兄が顔を上げたのが分かった


(え……やっぱり、全然気にならないって答えた方が良かったのかな)


もしかしたら気を害してしまったのかもしれない……リーヴァは地の底に落とされたような感覚に陥った


そのくらいリーヴァはこの世界で絶対の味方となってくれ、身近で見守ってくれているザハルが離れてしまう事が心底怖かった(誤解してる!見守ってくれているんじゃねぇよ!ザハルは自分の欲を……グハァ!(ログアウトしました))



今、隣に居てくれる兄がもしかしたらいつか別の誰かの隣に行ってしまうかもしれない、今までは失礼だけどオネェ口調で誰も取らないと高を括っていたし、ザハルも異常なまでに自分を側に置きたがったからそんな事一切考えもつかなかったのだ


でも、パパに呼ばれ目を覚ますとまたあの真っ白な空間にザハルのいない謁見の間……正直とうとうザハルに捨てられたのだと、考えた(……ゼェ、ハァ!ザハルがお前を離すわけねぇよ、むしろザハルの変態から離れた方がお前の為……ギャァアア!!く、来るなぁ!![突然の神食ラフレシアちゃんの来襲にログアウトしました])


可愛い弟と言っても、あまり話さないし役にも立たない自分に苛立ったのだと思った、結局それは杞憂に終わったがまだリーヴァの心の暗い部分となって残っていた



そう、パパの仕出かしたことはザハルだけでなくリーヴァにも大きな影響を及ぼしていた(ゲホッ……、それ、は毒されてる、目を覚ませ、ドゴッ!……(以下同文)……)



ため息を点くように、肩を落とした兄にリーヴァは口走った


まごうことなき、ほんのり色づき出した好意を


「だよなぁ……」


「ごめん、兄様の今までの口調が印象強くて……でも、今の兄様も好き、かっこよくて……っドキドキしたよ!」



自分の親愛とも恋ともつかない芽を芽生えさせるに至るところまで


「リーヴァ、もう一回言ってくれ」


リーヴァのまさかのドキドキ発言にザハルは天を仰いだ、そうしなければ鼻から溢れである想い(鼻血)が滴ってしまうからだ


(おいおい……それってオレが好きってことだよな?(?!)つまり


あんなことや、[ピーー自主規制ーー]なことまで、いやいや?まだ清い付き合い(?)をするべきだろうか、うーむ……)



ーー誰か本当にコイツを止めてくれーー


(プロクス様、プロクス様ー大丈夫ですかー?)


(無……っ理)


(あー……ラフちゃん(ラフレシアの略)一端止まってください)


((ブンブン!))


(フラード、うら若き乙女(?)の邪魔はイケませんよ)


(……そうですね)


(シャーーーー!(悦びの鳴き))


(待てェエエエエエ!!!)





とある事情(課題が……)により、更新が遅れるかもしれません。すみません、出来るだけ間に合わせます!

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