理解
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私、ただいま涙で周囲が分からない位感涙を垂れ流しておりますm(__)m
こんな私ですが、どうぞよろしくお願いいたします!!m(._.)m
あれから本当にあっという間だった
継承が終わり私が油の神と認められ、王さm……パパ(と呼べと言われた)直々に、豪奢なまるでベルサイユ宮殿の鏡の間の様な部屋案内された今
その王様 《パパだ》……パパはまだ私の目の前にいらっしゃいます
《とりあえず言っておくが、ここは我の部屋だからな?まぁ、座れ》
そう言うとパパは深紅のソファーに腰掛けて対になっているもうひとつのソファーを顎で指し示す(美形は何しても絵になるな
「え?!えぇー……すいません、お邪魔します」
いくら我が子って言ってくれてもさすがに迷惑だろーこれは
申し訳なくなり小さくなりつつソファーに腰掛ける
すると、前方からため息が聞こえてくた
《迷惑なら城から放り出すかする、お前は我が子だ何度も言わせるな》
「はい、パパ」
嬉しくて顔がだらしなく緩む
《お、やっと笑ったな?
実はな?この城は客間が無いんだよ
だから、お前に家が出来るまで我の部屋で過ごしてもらうことになる》
「いえ、遠慮させていただきます」
《するな、まったく…過ごしてもらうと言ってもだ明日にはお前の家が出来るから遠慮などせんでいい》
《それにお前は"前"の際、女だったのだろ?
先程までの混乱のせいか忘れているようだが、身体に違和感を覚えたろう?》
「(あっ!そういえば…あの時)」
[私の声ってこんなに低かった?
私の目線ってこんなに高かった?]
《そう、それだ
お前は"今"男なんだよ》
男なんだよ…男なんだょ…おとこなんだょ
「……」
…はっ!あまりの驚きでショートしかけてしまった、危ない危ない
《自覚したか、よし、ではこの鏡を見ろ》
パパは何処からか鏡を出してテーブルに置い
た
もう、何でも来い!と思いながら覗きこむと
そこには、漆黒の長い艶やかな髪に猫目のオリーブの瞳をした真っ白な肌の美青年がいた
「わぁー、美形ですね」
《それ、お前だからな》
ーーー現状理解しました