天然の恐ろしさ
何故…何故展開が進まないのだぁあ!!
アメ車並みに燃費が悪い私…(´・д・`)ガーン
ジュワー!と食欲をそそる肉の焼ける音…それと共に耳が拾うのはイグレットさんと兄様の冷戦だ(片方は理解してないでやってるがな)
「リーヴァ…串焼き上がったら早く、さっさと!店から出ましょうね」
兄様…笑顔なんだけどさ目が一切笑ってないんですけど…?
周りでガヤガヤしていたお客さんも固唾を飲んでこちらを見守る…
「…クエスチョンがないよ兄様、クエスチョンマークが」
「お、ザハル…オメさそんなに料理が待ちと惜しいんだか?料理人冥利に尽きるだぁ~!
でもまぁ、子どもじゃねーんだから待ってんな?」
イグレットさんは、朗らかに笑いながらちょっと茶化しているつもりなんだろう…天然って怖いな!
「えぇ…本っ当に待ちと惜しいわ!焼き上るのが、早く焼けないかしらねぇ…」
そんな天然に煽られ、地獄の業火をバックした兄様は目が置いてきぼりの笑顔で応戦
「あとちょっとだかんなぁ!待ってろなぁ?」
そんな兄様に気付かずにイグレットさんは純粋に笑う
「…(意味が)見事に噛み合ってないんだけど」
いや!噛み合ってるちゃあ噛み合ってるけど、意味が通ってないよ!
もう、早く焼き上がってほしいよ…俺も周りのお客さんも!
「よし!焼き上がったぺ!」
「…っうん!(よっしゃぁあ!)」
周りのお客さんも「「ウォオオオオオ!!」」と歓声を上げ時に席を立ち乾杯して冷戦を乗り越えたことを称えあっている
あ…そこのおいちゃん励ましの言葉どうも
(誰か我の代わりにこの状況にツッコんでくれ!byパパ)
ーー 漂う冷気 ーー
(リーヴァァああ!何処ですかぁ?!)
(落ち着けぇえ!アリアルアぁあ!)
短くてすみません…orz