花神の策略
お待たせいたしました!!m(__)m
やっとの更新できました…!
皆様に捧げます!
ザハル視点
下に降りたは良いが…忘れてた…こいつの隣室がプロクスだってことを
ぐぉおおおおおおお!ぐおおおおおあお……
「……………」
アリアルアと話をしようにも隣のバカを沈めなきゃダメみたいだな?
しかも、もしリーヴァが起きたらどうするつもりなのか、こいつは…!真夜中だぞ!!ったく…
幸い、リーヴァの寝室は二階でプロクスの客室と反対側にあるからオレも遠慮なくアイツを潰せる…
「アリアルア…隣のバカを黙らせんぞ」
そうするとアリアルアも苛々していたらしく、片手にスリッパを持って
「賛成です、ミンチにしてやりましょう」
とスリッパを打ち鳴らす
……………ぎゃぁぁああ!!
プロクスはその夜、神食ラフレシアと鈍器を持った妖精に磨り潰される夢を見たそうな
無事(?!)プロクスを駆除した二人は再び部屋に戻り、冷たいお茶を飲もうとしていた
「ふぅ…いい運動したわね~
あら、ありがとう」
「いえ、かまいませんよ
…えぇ、今夜はよく眠れそうです…では、そろそろ本題に入りますか」
「良いわよ?……でも、その前に良いかしら?」
「…?どうぞ」
「このお茶
……苦ぁあああああい!
え?何、入れてるのよこれ?!
軽く舌の組織が死滅するとこだったわよ!」
「そんなに苦いですか?
これ漢方茶で美容にとっても良いんですよ?
……苦ぁ!!」
「お前もかよ!!」
「ずみまぜん、分量間違えまじだ…」
……アリアルアの普段の美声が大いに憐れなことになってる
「まぁ、良いわ……で?
リーヴァのことって?」
「あ、はい
リーヴァなんですが、このままここで仕事させるのはあまり好ましく思えないのです
つい、勢いでここに来てしまいましたが本来なら避けるべき危険地……僕のように来る者がそういる訳でもありませんし…と言うよりどうして僕ら無傷なんでしょう?」
「私も同感ね!是非リーヴァには街に出てもらいたいわ!…そして、私の家で二人仲睦まじく暮らすの~!最っ高!!」
「は、はぁ……そうですね」
あ、やべー…本音が出ちまった!
「……ゴホンッ!
ん~まぁ、この樹海については私の推測なんだけど、恐らくリーヴァが何らかの鍵を握っているわ
……だから、あの子には…」
ーーいったん、樹海から離れてもらおうと思うのーー
(リーヴァが納得しますか?)
(大丈夫よ、理由は用意しといたわ!)
ザハル視点 終了