皿の絶叫再び
文章って難しい!
頑張ります!!
あの後特に何もなく兄様と雑談を少々交えながら準備を進め
あっという間にリビングの扉前に
すると何やら皿などか割れる音(絶叫)が聞こえてきた
グァッシャーーーン!!
(なっにしてんだ!!親父!)
(わ、我。知らないもん!)
(可愛い子ぶったって誤魔化されねーかんな!)
(そうですよ!父さん!
なんだってこんなことをっ!)
(いや、何となく?)
((なんとなぁくぅ??!))
……そう言えばこの前も似たような事があったよな…
後ろからのヒヤビヤとした冷気に当てられながら、けして遠くないであろう過去を振り返る
「リーヴァ、わかっていると思うが…
ここで良い子にして待っているんだぞ?」
正しく菩薩の微笑みと言っても差し支えない笑顔が俺にとてつもない恐怖心を植え付ける
「はい兄様」
「じゃあ行ってくわね?」
チュッ
頷こうとすると視界が兄様の明るい茶髪で埋まり、頬に柔らかいナニかが触れる
「……え…」
「可愛い子♪」
思考がストップしていると兄様がいたずらっ子のような笑顔で上機嫌なようすで俺の頭を撫で扉の向こうへ消えたのだ
あ、兄様あぁあ?!
……驚きのあまり腰を抜かしてしまった俺を責める奴などいないだろう
そして、またしても前回同様三種の悲鳴が俺の耳に届いてきた
……アリル兄さんの声が一際大きいな、何故?
いや、考えないようにしよう
何故かって?
今回、オプションとして兄様の地を這うような魔王ボイス付きだからさ、恐ろしい
「…南無」
ーー触らぬ神《兄様》に祟りなしーー
「リーヴァっ!助け ムグッ!」
「あら?何を言ってんのアリアルア?
逃げ道なんぞねーからな?」
「ーーっ!ぎゃああ!!」
「親父…」
《あぁ…わかっている》
「《(アリアルア…すまん!!)》」