迷車両で行こう5
「どうも。皆さんが知っている0系新幹線です。今日は私のお話。」
うP主:いやぁ。前は大変だった。なんか黒い電気機関車に地の果てまで追われたよ・・・。
「大丈夫ですか。ていうか、始めていいですか。」
うP主:いいよ。
「では、皆さんが知っての通り、私は世界で初めて時速200キロ以上のスピードで営業運転をした車両。それは言うまでもないでしょう。だから省きます。私が今回紹介されるのは私の沿革です。えっ。それって40年以上新幹線と歴史を共にしてきたことでしょ。って思うかもしれないけど、半分はそうで、半分は違う。私は最初40年も使われるなんて思わなかったわ。」
「それはどういう意味だ。」
うP主:あれ。今日は「はやぶさ」さんは呼んでいないのだけれど。ていうか、電源違うのにどうしてここに来た。
「そこは気にしない。気にしたら、小説の意味がないでしょ。」
うP主:・・・。
「じゃあ、まだはいはいのお前はそこでいい子にしていなさい。って言ってもいい子にしているわけが無いか。まぁ、いいや。そもそも。私は1964年に登場した。そして、新幹線車両の耐用年数は20年。重要なのでもう一度言う20年だ。つまり、私は耐用年数を倍以上長く生きている。そして、ご存じのとおり現役だった。どうしてこうなった。」
うP主:それは同時の国鉄がお金がないって飢えていたんですよね。
「そう。国鉄は私たちが走り始めた年から赤字。それから大量の赤字を抱えて行った。一生懸命私たちが走っても、国鉄の赤字はどうにもならなかった。そして、私たちの寿命がやってきた。ここで国鉄は考えた。
「新しい新幹線車両を作れないなら、寿命が来た車両を新造車(0系)で置き換えてしまえばいいんじゃない。」
うP主:誰がこういったのかは知らないけど、0系で寿命が来た車両だけを0系で置き換えると言う。国鉄はこのとき永続魔法。「お金がない」をすでに発動していた。そして、そのお金のなさは国鉄のフラッグシップであった新幹線にまで及んでいたのである。だから、国鉄はお金のなさから0系以外の新幹線を作る余裕がなく、まず0系の寿命が来た車両を新造車で置き換えて、重機のエサ。そして、また寿命が来た車両を新造車で置き換えて、またも重機のエサ。これを繰り返したのだった。結果0系新幹線は3216両が生産されるまさに、新幹線車両の内の新幹線車両として名を残したのであるが、文字通りのことをしたため、全車両が揃ったことは天地がひっくり返ってもあり得ない。
「そうね。だから、弟の100系が登場するまで、私たちしか東海道・山陽新幹線を走る車両がいなかったのよ。でも、国鉄が崩壊。いわゆる破綻すると、私たちの多くはJR倒壊・・・あっ漢字間違えた。JR東海の持ち物に大多数がなったの。1994年に「のぞみ」ちゃん・・・。いや、300系君が登場したけど、1999年までは元気に活躍していたわ。そのあと私を東海道新幹線から追い出して、重機のエサにするために、JR東海は「カモノハシ」を投入。私はJR西日本だけでの活躍となったわ。でも、結構年言っていたから、JR西日本でもそんなに活躍は長くないんじゃないかなと思っていたんだけど、JR西日本はマジックカード「古い車両を大切に末永く使いましょう計画」を発動。私たちは2008年まで生きることになったの。」
うP主:でも、2008年に引退したら、ほとんどの子たちは重機のエサになったんですよね。
「そうだよ。でも、0系新幹線は最初の新幹線ということもあっていたるところに保存されているわ。それに、海外に行った親戚もいるのよ。」
うP主:わたしの近くだと名古屋の「リニア館」かな。
「あそこにもいるね。だから、その0系新幹線に会ったら、みんなからもよろしく言っておいてね。私は元気だよって。子供たちの面倒をちゃんと見ているよって。後、そっちは夏になるとサウナにならなくていいねとも言っておいてね。」
うP主:あっ。お客さんだよ。
「分かった。あの子たちの目的は分かっているから。だから、ドアを開けてくれないかな。」
乗務員室扉を開ける。この中は登場時のままである。
「・・・。動いたらいいのにねって言ってくれるのが嬉しいけど、寂しいよ。」
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