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裏切られて勇者パーティを追放された俺が悪役令嬢婚約破棄な話  作者: にーりあ


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投資 下

「ふこく……きょうへい……?」


一級僧侶の目が細くなる。


危ないデカでも連想したか。そんな目だ


違うんだ。柴田恭兵じゃない。富国強兵だ。


「どうせすべてが災害で吹き飛んでしまいましたし、新しい試みをするいい機会なんじゃないかと」


「今までの常識を覆す新たなる施策。という理解でよいのだろうか」


「まぁ簡単に言うと。民の生活を豊かにして死者を減らす国づくりをしよう、という話です。兵隊を増やすのも平和を維持するための備えですね」


「備え、で、あるか。……それはまた、突拍子もない話ぞ」


「まぁ、聞きなれない言葉なのは確かでしょうが。説明に言葉を尽くすより実際にやってみたほうがわかっていただけるんじゃないかなと。衣食住を支える仕組みを根本から変えていく必要がありまして――」


「いや、みなまで申さずとも好い。必要な事なのであろう。民を救うのは為政者として当然の務め。いかなる手段を用いても、民が救われるのなら、責められるいわれは無かろう」


「いいでしょうか。今後も色々やらせてもらって……」


「勿論、儂に否はござらん。今までのミロク殿を見れば無体な事にはなるまいて。是非今後も色々と取り掛かっていただきたい」


「ありがとうございます」


くだらん横やりが入らずまずは一安心。


そーじゅん氏話早い。マジ仕事のしやすい上司。前例がないとか責任とかうるせーこといわないのは善き。若干投げやり感あるけど。


でもアレコレ口出されんのは本当にダルくなるのでオーケーです。学校じゃないんだから指導とかいりませんどうせお前ら無能なんだし。低文明な地元ルールだの作法紹介だの超電流イライラ棒だよ。


郷に入らば郷に従えとか言われたなら俺ボイのコットだったと思う。こちとらバイト始めて数分でとんずら扱くゴールドバックラーやぞ。


でも任せてくれるなら勝手にビオレ・ソリエスとかも作っちゃうから。期待していいよ。


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