鏡の外の夢 鏡の中の現実 第1章
最終エピソード掲載日:2018/02/26
第一章
国立科学院高等部入学試験一週間前の登校日は、いつになく深い霧が辺りに立ち込めていた。
暇を持て余していた隆司が向かった先は、嘗て所属していた写真部室。隆司に引けを取らず優秀な一年後輩の川間潮が、久々の来訪を快く受け入れる。
事件が起きたのは一日後。部室に通じる路が跡形もなく消えていた。背後には不可解な鏡が一つ。どこからか潮に似た声が響く。
鏡に触れると、その腕が、容易く吸い込まれていく。嘗てSFで読んだ反転世界が隆司の頭をよぎる。
反転世界は本当に存在するのか?
部室と潮の行方は?
答えを探るため、隆司は鏡の世界に足を踏み入れていく……。
国立科学院高等部入学試験一週間前の登校日は、いつになく深い霧が辺りに立ち込めていた。
暇を持て余していた隆司が向かった先は、嘗て所属していた写真部室。隆司に引けを取らず優秀な一年後輩の川間潮が、久々の来訪を快く受け入れる。
事件が起きたのは一日後。部室に通じる路が跡形もなく消えていた。背後には不可解な鏡が一つ。どこからか潮に似た声が響く。
鏡に触れると、その腕が、容易く吸い込まれていく。嘗てSFで読んだ反転世界が隆司の頭をよぎる。
反転世界は本当に存在するのか?
部室と潮の行方は?
答えを探るため、隆司は鏡の世界に足を踏み入れていく……。