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暴食魔王の食べ歩き  作者: 因幡之黒兎
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メイドさんじゃなかった!

お待たせしました!

拙い作品ですがゆっくりしていってね!

どうもっ!


牢屋での生活に飽きたので脱獄することにしたダークエルフのロアです!

汚かった牢屋も今やディーナのお陰でピカピカにして、というかそれぐらいしか出来ないというかね。


まぁ、出るときに扉をぶっ飛ばしたんだけど。


レベルのせいとかもあるんだろうけど、レベル下げてステータスを上げてるってのもあると思うなぁ。


あー、ステータスもう少し詳しく見れないかなぁ。

今の看破じゃ見れてないから無いのかなぁ。

それともスキルレベルが足りてないのか?



まぁ、気長にいこう。(それはさておき)



牢屋をぶち破っては見たものの、看守の一人も居なかった。

というか、俺以外に囚人がいないじゃん。


………まぁ誰もいないなら良いんだけど、一応絶影を使っておこうね。


便利な絶影さんをかけて、とりあえず階段を上がることにした。








上がってみると城の兵士たちがあっちいったりこっちいったり、忙しそうに走り回っていた。


「くそっ!アラウンドの報告よりも早いぞどうなってる!」


「市民の避難をさせつつ攻撃部隊を送れ!」


「馬鹿野郎!魔法が効かないんじゃ意味ないだろ!」


「避難の時間は稼げる…。」



なんか、一大事っぽい?


とりあえず後回しだ、さっきの娘を探さないと。


俺はとりあえず上の方にあるであろう玉座を探すことにした。

ほら、王さまといえばそこだろう?


四階ぐらいまでいくと、ご立派な扉があった。


まぁ、多分これだよな。


お邪魔しまーす。


扉を開けると、思ってた通りに玉座のある部屋だった。

豪華な装飾のされた椅子に、小綺麗にされた広い部屋。


ただ、玉座にも部屋にも人は居なかった。


あら、いないじゃん。


そこで思い出したんだが、こういうところって来客が来たときぐらいしか使わないんじゃなかったかなぁ?

これはミスった。


しかし、これじゃあ城中の部屋を探すしかないわけだが。

それは面倒だなぁ。


俺は玉座に近づいた、近くで見るとやっぱり豪華だなぁ。

…………誰もいないし、少しぐらい座ってもいいかな?


興味があったので座ってみた。


おおぅ、なんか座り心地は良いんだけど、長時間座ってたら尻がふやけそうだな。

結論からいうと落ち着かなかった。


仕方ない、戻るか。

そう思い、玉座から立ち上がったときだ。


入ってきた扉のすぐ横にもうひとつ扉があるのを見つけた。


あら?そんなところにも部屋があるのか?


どうせトイレかなんかだろう、そう思って俺はその部屋に入った。


「っ!?誰ですか!?」


そこにはさっきの娘とベッドで眠っている人がいた。


あ、ここにいたのね。












俺は絶影を切って姿を現した。


「貴女はさっきの。」


「こんなところで何をしとるんじゃ?」


「それはこちらの台詞ですよ、こんなところに何をしに来たんですか?」


「あんたを探してたんじゃ。」


「私を?なぜ?」


「そりゃあ、あんたが本当の王様じゃ無さそうだからじゃよ。」


「っ!?」


おうおう、あからさまに驚いて。

やっぱりそうだったんだな。


「別にとって食ったりせんから安心してほしい。単純に興味があったから会いに来ただけじゃ。」


「………本当ですか?」


「信用できんか?」


そりゃあ信用できんよなぁ、魔王だし。

この国は魔王に良い印象無いらしいし。

まぁ、本来魔王なんてこんな扱いだろうし、気にしない気にしない。


本当にこの娘に興味があっただけなんだよな。

なんで王様じゃ無いのに王様の変わりをしてるのか、無理強いされてるなら何とかしてあげたいなぁなんて考えたわけですよ。



「貴女は……、変わってますね。」


「へ?」


「貴女のような魔王もいるんですね。」


そう言うと彼女、アリーシャは少し笑った。

かわいいじゃないか、やっぱり女の子には笑顔だな。


「改めて自己紹介を、私はアリーシャ・ペンドラゴン。この国の王、魔導王グリムこと、マリア・ペンドラゴンの娘です。」



娘かぁ、その発想は思い付かなかったなぁ。





予定よりだいぶ遅れてます(´・ω・`)


リアルが忙しいというのもありますが……。


書けてないからストレスが溜まるので、暇をみて書いていきます。


よろしくお願いします。

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