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暴食魔王の食べ歩き  作者: 因幡之黒兎
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牢屋暮らし!

お待たせしました。


本当は昨日だそうと思ってましたが、昨日はキングクリムゾンされてしまいましてね?


今日の投稿になります。


次の更新は未定です。

出来次第更新するので待ってください(´・ω・`)



どうもっ!

完全に面倒ごとに巻き込まれそうな感じのダークエルフのロアです。


「あの、理由を聞いても良いでしょうか?」


「今この状況がその理由にならんか?突然連れてこられて牢屋に入れられて、挙げ句に魔王を倒してくれとは……、むしろ何故断られないと思ったのじゃ?」


「確かに、こちらの対応は誉められたものではありません。しかし、こちらにも事情があったのです。」


ほう?事情ねぇ。


「我々グリム国家は魔王という存在に一度壊滅的な打撃を受けています、なので国民は魔王に良い印象を持っていません。なので魔王を城に招き入れたとなると国民に不安を与えます。」


「ただでさえドランの襲来で怯えているのだ、極秘利に進めるしかなかった。だから捕まえたことにして城へつれてきたのだ。」


なるほど、それで牢屋な訳か。

でも、ここまでの道中馬車のなかだったんだから、城へ入ったら別に良かったんじゃないのか?

んー、やっぱり対応間違ってないかなぁ。

やたら突っかかってくる兵士とかさぁ。


「んー、やっぱり気がのらんのぅ。」


「貴様!こちらが下手に出ておればいい気になりおって!」


お?またかい?

ていうか、どの辺が下手だよ。結構大概な態度だよ?


「この程度の牢屋も抜け出せんような者にドランは倒せん、陛下!やはり我々だけでドランを打倒しましょう!」


「え、ちょっと。」


グリムがなにか言おうとしたが、いう前に兵士に連れられて牢屋を出てしまう。

おいおい、仮にも国王だろ。

その扱いは良いのか?


「おい、せめてここから出してほしいんじゃが?」


「バカか貴様、せっかく捕まえた魔王を逃がすわけないだろう。ここで野垂れ死ね!」


そう捨て台詞を残し、兵士は牢屋を出てしまう。


まぁ、良いんだけどね?

このぐらいなら壊せるし、でもなぁ…。


俺は最後に見たグリムを思い出した。

ものすごく申し訳なさそうな顔だった、どのぐらいの強さなのかってのが知りたかったから、そのとき看破使ったんだよね。


そしたらさ。


名前:アリーシャ・ペンドラゴン

レベル:3

種族:人間

スキル:家事7

称号:メイド



これ、おかしくない?

称号メイドだよ?

しかもレベル3だよ?

なんだか、この国大丈夫なのか?

国のトップがこんなんだよ?


てか、そもそもこの子、本当に女王?














んーーー、どうすべきかなぁ。


俺はまだ牢屋にいた。

抜け出そうと思えば簡単だし、いつでも出れるから良いんだけど。


あ、ちなみに手錠は壊した。

だって邪魔くさかったんだもん。


気になることがあってさ、さっきの女王。

もしかしたら女王じゃないかもしれないなぁーなんて、思ったわけで。

そんでもってもう一回話してみたいなぁって思ったわけでして。

静かにここから出る方法を考えてたのさ。



うん、脳筋な俺にはなにも浮かばなかったよ。



はぁ、やっぱり鍵明け(物理)しかないか。


俺は扉の前に立ち、拳を構えた。

まぁ、なんだったら絶影使えばいいか。


そのときだ、突然大きな音が外から聞こえた。

ビックリした!

少し飛び上がったじゃないか、なんだ?


外の様子を見ようにも、ここには窓がない。

仕方ない、とっとと脱出しますかねぇ!



そう思い、俺は拳を突き出した。



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