爆誕!褐色アマゾネス!!
お尻痛い
どうも!
おはようごさいます、見事に熊を仕留め、勝利を味わった名無しのダークエルフ、坂月鉄平です!
現在は熊を仕留めてから一日経過して、この森にきて五日目かな?
大体1週間たつのかぁ、半分木の上で生活してたけど。
で、朝からなにやっているかというと……
熊の皮でなんか作ります!
いやぁ、なんか昨日寝る前にウブの木の周りを見たらこんなの見つけてさ。
【カット草:固く鋭利に成長した草】
【カシールの葉:とても細かく頑丈な繊維状の組織で出来ている葉】
これを見たとき俺はピーンと来たね、裁縫が出来ると!
カット草を針とハサミとして使ってカシールの葉っぱを糸の代わりに使えばいける!
というわけで、熊の皮で服作ります!
具体的には、ポンチョみたいな羽織るもの、フードも欲しいな!
あとは腰巻きでいいや。
今着てるやつをインナーの代わりにしたら装備っぽくない?無理がある?でもやっちゃう!
そーらチョキチョキー……
さて、なんとか完成したものを着こんで、これからどうするかな。
とりあえず、口調を強制したいな。
いつまでものじゃ言葉は俺が恥ずかしい。
「と、いうことで話し相手になって欲しいんじゃが」
「キュ?」
リスさんや、そんな不思議そうな顔せんでください、抱きしめたくなるっ!
「うん、とりあえずこんなもんかな?」
「キュー」
リスさんの尽力のお陰で(一人で勝手に話しかけてただけ)意識すれば普通に喋れるようにはなった。
よしよし、これなら良いだろう。
「次は体の性能チェックと行きますか、足が強いのは分かってるから腕力かな?」
熊の時にスゴいジャンプしたしね、レベルも上がってるからもっとすごくなってるでしょう。
とりあえずそこら辺の木を殴ってみますか、こう抉り込むように打つべしっ!
「ていっ!」
バキィッ!
バキィッ!ってなんだよ?
殴った木を見てみたら、手が木を貫通していた…………
おおー!?、結構強いじゃないか!
これなら熊以外ならなんとかなるかも?
今日はしばらく格闘の訓練と行きますかね。
バインッバインッ揺れる胸にもいい加減慣れないといざって言うときに動けないしな。
よしっ!ならまぁ、やってやりますか!
目指せカンフーマスター!!!!
次の日
おはようごさいます、朝になりました。
昨日はとりあえず殴る蹴るの練習してたんですが……、とりあえずこれを見てくれ。
名前:無し
種族:ダークエルフ
レベル:60
性別:女
スキル:鑑定7、家事10、投擲5、暴食の王EX、断絶の牙EX、格闘術2
称号:格上殺しビッグイーター、捕食者、おかあさん
格闘術覚えました、これでまずは一歩目だ。
問題は称号、おかあさんってなんだよ!?
前世?でもあだ名がオカンだったのに、こっちでもそんな扱いなのかよ………
ま、まぁ、実害は無いから良いのか…な?
あと、改めてこの体がハイスペックなことが実感出来たよ。
木をつかって三角飛びも出来たし、木から木へ飛び移りも出来た。
どこの忍者だよ!
いや、獣の皮を纏って木から木へ飛び移るバカ力女…………
アマゾネスじゃないですかヤダー!
なんだ?顔になんかルーン文字的なの書くか?
まぁ、そこまでじゃないか。とりあえず気にせずにいよう。
んー、あとは熊の爪でナイフとか作るかな、牙も使えそう……
やっぱり、刃物は必要だよね、サバイバルの必須用品だと個人的に思うんだ。
よしっ!そうと決まれば早速制作するかな。
………なんか、どんどんアマゾネスに近くなってるような。
き、気のせいだよね、ね!?
あっれー、おっかしーなぁー
アマゾネスになる予定無かったのになぁ、いつになれば人間に会えるのやら。次ぐらいには他の人を出したいなぁ………