表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
暴食魔王の食べ歩き  作者: 因幡之黒兎
34/83

思ってたより平和な一日

昔の書いてた感じを見直しても思い出せなくなった。


歳かな?






どうもー。

お風呂にて魔王ばれてしまったアホの子のロアです!

はぁ……。


同じような感じでバレるなんて学習能力無いよねぇ。

自分でいってて泣きたくなるわ。


「確かに、私は魔王じゃ。」


「でも、悪い魔王じゃ無いんですよね?ロアお姉さんは私を助けてくれましたもん。」


まぁ、助けたけどねえ。


「信じてくれるのか?」


「もちろんです、私はロアお姉さん好きですもん。優しいし。おかあさんみたいです。」


「でも、魔王って怖くないかのぅ?」


「怖い魔王もいるけど、いい魔王もいるし、人と同じだよ。」


「………………そっか。」


そうかぁ、いい魔王になろう。


「あ、でも魔王だってことは隠した方がいいかもしれないです。」


「ん、何かあるのか?」


「はい、最近新参の魔王が増えてきているようなのです。」


なにそれ怖い。

魔王大量発生か?某トレーナーを呼んで来なきゃ!

あ、無理ですか、そうですか。


「魔王が増えてる?」


「はい、ロアお姉さんは魔王が最初何人いたか知ってますか?」


「確か、六人だったな。」


「はい、現在はその六人を加えて20人います。」


「に、20人?」


おいおい、世界でも滅ぼそうってのか?

ん?なんかそんな話を聞いたような?


「見つかっているだけでそれだけいますから、実際にはどれだけいるかも分かっていないんです。」


まるで虫だな。

話はわかってきたけど、チョイ疑問だな。


「なぜそんなことを知ってるのじゃ?」


「人さらいに連れられてたときに、そんな話を聞いたんです。」


んー、人さらいとも関係あるのかな?


「そういうわけで、あまり明かすのは良くないと思います。」


「まさか、国とかも動いとるのか?」


「らしいです。」


討伐対象とかにならないよね俺。


「わかった、なるべくバレないようにする。エルザもこの事は内緒じゃ。」


「もちろんです。」


はて、なぜか嬉しそうだな。

しかし、丁度この辺に俺たちしかいなくてよかった。

あまり聞かれたくないし。


「さ、そろそろ出ましょうか。」


お、結構長風呂だったかな?

エルザに続いて、俺も温泉から出た。

んー、いい湯だった!












おはよーございます、朝です。

というか夜明け前です。こんなに早くに何をするのかと言うと。


修行です!



ちなみに現在のレベルはこんな感じ。


名前:ロア

種族:ダークエルフ (魔王)

レベル:625

性別:女

従者:アクアリス(ディーナ)

スキル:看破6、家事10、投擲7、暴食の王EX、断絶の牙EX、格闘術8、短刀術10、解体術6、絶影10

称号:格上殺し、捕食者、おかあさん、森の暗殺者、熊殺し、精霊と歩むもの、魔導師、災いをもたらすもの、魔王、王を喰らう者



うむ、25上がってるな。

前ならもっと上がった気がするが、レベルが上がる後とに取得経験値でも減ってるのかね?


まぁ、それは追々考えよう。

とりあえず絶影使って隣で寝てるエルザを起こさないように庭に出るか。






さて、とりあえず正拳突きするか!

両手を合わせてお祈り、からの正拳突き。

んー、結構難しいぞ。


そういえばエルザのことうやむやになったなぁ。

どうしようか、エルフってだけで悪い奴から狙われるしなぁ。

人さらいくらいならなんとかなるか?

んー、なりそうだけどなぁ。

んー。


どっかのたまねぎ騎士よろしく唸りながら正拳突きをする。

駄目だ、全然集中できてない。

今日はやめとこうかな、他にも試してみたいことはあるんだ。


「ロアさん、早いですね?」


雑念が多かったので別の修行をしようかと思ったらオスカーが起きてきた。


「おはようオスカー、お前も早いじゃないか。」


「僕もロアさんと同じですよ。」


そういって剣を掲げる、なんだお前も修行か。

まぁ、二人で修行ってのもいいのかもね。


そんな呑気なことを思いながら、俺とオスカーは鍛練を続けた。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ