抱き枕にされた褐色巨乳のダークエルフと聞いたら何となくはかどる?そうでもないな。
ゴールデンウイーク、楽しんでるかい!?
私はお仕事だよ!
どうも!
暴走ぎみだったダークエルフのロアです!
………うん、反省。
先程襲われていた金髪の女性はさっきと同じ場所で倒れていた。
「どうやら気絶しているみたいですね。」
「余程怖かったのだろうな。」
「ロアさんのさっきの姿をみて怖かったからだったりして。」
「シクシクシク……。」
「え!?じょ、冗談ですよ!」
精神攻撃に弱いんだよ俺は。
ほんとにやめてよぉ。
「さ、さぁ!こんなところに放置出来ませんし、とりあえず休める場所まで連れていきましょ?」
「グスッ、わかった。」
ここまで弱かったかな?
前世はそうでもなかったと思うんだけどなぁ。
とりあえずこの子をおんぶするか、どっこいしょ。
「あれ、この子ハイエルフですね。」
「ん?」
言われてみれば、肌は白いし金髪だし、目を閉じてるから分からないけど耳は尖ってる。
特徴的には大体あってるよな。
ま、そこら辺は目が覚めたら聞いてみましょうかね。
とりあえずここから離れよう。
なんとか当初の予定だった宿屋についた。
地図を買っておくんだった…………。
ついた頃にはもう真っ暗、いそいそと部屋をとりハイエルフ?をベッドに寝かせた。
「ロアさ、ロア、彼女の様子はどうですか?」
隣の部屋からオスカーが来た、まだ呼び捨てが慣れてないのな。
「まだ起きないな、大丈夫じゃろうか?」
「精神的ショックが原因かもしれません、一晩寝かせておいたほうが良いでしょう。何かあれば呼んでください。」
そう言うとオスカーは自分の部屋に戻っていった。
まてまて、それじゃあ俺はこの子と寝るのか?
んー、余計なこと考えないようにしないとな。
とりあえず宿屋のおばちゃんにもらったお湯に手拭いを浸して体を拭こう。
ここ、風呂ないんだよね。
軽く体を拭いて、俺はベッドに入った。
とりあえず、少し離れておこう。
最低限のラインだよな?
ディーナを間に入れて火を消す。
ちょっと狭いかもしれないけど我慢してね?
って、ディーナもう寝てるし。
俺も寝るか、おやすみー。
ふぁーあ、良く寝たぁ。
意外と寝れたなぁ、なんかディーナは枕元に移動してるし。
ん?なんか胸に圧迫感があるな。
視線をしたに向けると、昨日の子が俺の胸に顔を埋めていた。
って、抱きつかれてる?ど、どうしたの?
疑問に思っているとスリスリと顔を擦り付けてきて、くすぐったいよぅ!
ちなみに俺の現在の身長が、大体167センチぐらい(この世界基準)だった、でかいな。
この子が大体156センチぐらい、見方によれば姉妹だな!
髪色も肌も違うけどな!
ついでにオスカーは165センチぐらいだ、俺より小さい。
そんな感じで白と黒の抱き合わせになっているのだが、てか抱きつかれてるから身動きが取れないのだが。
彼女は抱きついたまま離れない、なんだ?柔らかマシュマロの抱き枕ってか?やかましいわ!
どうしようか?と考えてたら彼女からの締め付けが少し強くなってきて………。
「おかぁ、さん。」
と、金髪の少女はもらした。
ってお母さん!?
俺に子供はいないよ!?
読んでくださり感謝感激です!
これからも楽しみながら書いていきます!




