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暴食魔王の食べ歩き  作者: 因幡之黒兎
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そんなことより、おうどん食べたい

説明回です。

設定考えながら書いているので苦労しました(笑)


どうも!

料理が美味しくてついつい食べ過ぎちゃったダークエルフ、ロアです!

いやぁ、まさかこんなに食べてしまうとは思わなかったね!

満腹とまではいかなかったけど、個人的には満足満足!

ほんとごちそうさまでした!


……………コックさんマジすんませんでした。



でだ、現在はメイリさんたちに書斎に連れていかれている。

もちろん、この世界の情報を貰うためだ。

問題は、どうやって自然にこの世界の情報を引き出すかだな。

んー、ここは記憶喪失設定が一番案パイかな?

記憶喪失ならこの世界の事をよく知らなくても違和感ないでしょ。


「こちらです、どうぞ中へ」


おっと、書斎に着いたな。

って、でかいなぁ。本棚がいっぱいだし天井も高いや!


「さて、では何からお話ししましょうか?」


「じつは、私は昔の記憶がないのじゃ。申し訳ないが基本的なことはなにも知らん。」


「なんと、そうだったのですか………。やはり人さらいに狙われたのかもしれませんな。分かりました、ではまず基本的なことをお教えしましょう。」


ん?人さらいに狙われる?ちょっとちょっと、穏やかじゃありませんねぇ………。









結局、聞いた話はこうだ。


国は、大国が3つ小国が一つあって、カイン領があるのが冒険国家エルドラドと言うらしい。

冒険者が多く、その割りに治安が良いらしく、食事に関して並々ならぬこだわりを持っているらしい。

確かに、この屋敷の料理旨かったからなぁ、おっとヨダレが…。

国王は冒険王ゴルドラ、元冒険者だそうだ。

冒険者って国王になれるんだな。


次が魔法国家グリム

魔法の研究か盛んな国で、魔力で発展しているらしい。

国王は13代目魔導王グリム、女王らしい。

名前が厳ついなぁ、きっときつい性格なんだろうなぁ。


そして三国の大国の最後、神聖国家アーク

信仰心の強い信者たちの多く居る神を崇める国なのだそうだ。

へぇ、こっちでも神様崇めるのね。

第一に神を置くためにあまり周りからの印象は良くないらしい。

治めているのは聖女ジルコニア。

信心深いことで有名、神を冒涜するものを許さない。

あれ?怖くない?


そして最後の小国がなんと魔人の国、魔王国ニブルヘイム

魔人が住む小国で、最近では迫害を受けているエルフたちの保護を行っているらしい。

あれ?イメージと違う。てかエルフって迫害受けてんの?

字面から誤解されるが、交易が盛んで人間に友好的な良い国なのだそうだ。。

治めるのは魔王アルヴァ。

温厚な性格だが、民に手をだそうものなら、全力で叩き潰しに来る。

レベルは1500ぐらいあるらしい。

ダークエルフやハイエルフ、エルフたちの迫害を聞き、保護に乗り出した第一人者。

魔王だってさ!いやぁファンタジーだねぇ。まったくイメージと合わないけどいい人みたい。

ちなみに魔王ってのはレベルが500を越える奴を言うらしく、全国に六人居るらしい。

レベルは一般ピープルの現在の最高レベルが30、魔人と冒険者が大体80ぐらい、勇者とか英雄が100~200ぐらいなんだって。

魔王強いな、てか俺今140ぐらいあるんすけど、これ高すぎだよね、一般ピープルじゃないもんね完全に。


次に種族の話。

それがこちら。


人間、基本の種族、この種族が一番多い。


魔人、魔王国に住む種族。角が生えていて顔も怖いが温厚で優しい性格。


エルフ、体が小さいが魔法の才能がある種族、ハイエルフとダークエルフに進化できる唯一の種族。希少なため人さらいに狙われる。


ハイエルフ、エルフが進化して回復魔法などが得意な種族。

特殊な魔法、白魔法が使える。白い肌に青い瞳、金色の髪をしている。

希少なため人さらいに狙われる。


ダークエルフ、エルフが進化して攻撃魔法が得意な種族。特殊な魔法、黒魔法が使える。

褐色の肌をもち、銀色と黒色の髪の者が多い。

希少なため人さらいに狙われる。


ドワーフ、力が強く鍛冶などを営む種族。


竜族、知性をもち圧倒的な力をもつ種族、近年は余り見かけられていない。


こんな感じらしい、エルフ狙われ過ぎワロタ。

いやワロエナイ、俺今ダークエルフだし。

狙われるのかなぁ、怖いなぁ。


次にスキルやレベルの概念について。


レベルはそのまま強さの値で、高いほど強いと単純。

ただ、レベル上限などは解明されておらず、現在の最高レベルが魔王の1500だそうだ。


次にスキル、スキルは自分の特技のようなもので、持っているスキルに対応するなら自分でオリジナルの技が使えるらしい、想像力が大事なのかね。

ちなみに任意に発動するタイプと常時発動するタイプとがある。

同じ技でも使う人で効力が違ったりするらしい。


魔法はスキルに含まれず、己の才能で変わるらしい。

こっちも想像力さえあれば無限の可能性があるのだそうだ。

ダークエルフは攻撃魔法が得意らしいので、今度練習してみよう。


とりあえずこんなところかな?

疲れたー、こんな長くなるなら小麦もらって、おうどんもどき作って食った方が良かったよぅ。

まあ、大切な話だから聞けて良かったけど。


「こんなところです。まだ不安かもしれませんが、また何か気になることがあればおっしゃってください。」


「いや、助かったのじゃ。おかげでだいぶスッキリしたしのう。」


「そうですか。もうこんな時間です、メイリ、ロア殿をお部屋に案内しなさい。」


「かしこまりました、ロア様、こちらです。」


メイリさんに連れられて書斎をあとにする貴重な話だった。聞けて良かったなぁ。あのときエリック助けてて良かった、ありがとねディーナ。

……って肩で寝てるし、器用だなぁ。可愛いから許すけど。

さてさて、なにげに初めてちゃんとしたベッドで寝るのか、これはゆっくり眠れそうだ。


部屋につき、何かあればいつでも呼んでくれとメイリさんに言われた。

部屋をあとにするメイリさんを見送ったあと、俺はベッドにダイブした。

ふかふかや…………


すぐに睡魔が襲ってきたので身を委ねた。

おやすみなさい。


オフトゥンは偉大なり!

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