もっと食べたい!
どうも!
お風呂に入っていたらメイリさんにマッサージ(意味深)されたダークエルフ、ロアです!
あのあと少し風呂で呆然としたあと脱衣場へ入ったんだけど、なんか下着や服が用意されてた。
「サイズはさっき計っておきました。」
さっきって、まさぐられてたときかよ!
メイドさん、高性能やね………。
まぁ、言われるままに着るけども、ブラジャーの付け方がいまいち分からずメイリさんに手伝ってもらって、なんとか着れた。
なんか、白いワンピース?にフリル着けたみたいなやつだった。
「お食事の用意が出来ておりますので、どうぞこちらへ」
メイリさんに連れられて着いたのは大きな長机の置かれた広間だった。
でかいなぁ、まったく落ち着かない。
すでにドランクさんたちは座っており、ってかメイドさんや執事さんまで座ってる。
「おお、お待ちしておりましたロア殿。お似合いですよその服。お風呂はいかがでしたか?」
「いいお湯じゃったな、久々にリラックスできたのじゃ」
「それは良かった。ささっ、料理が冷めてしまいます。頂きましょう」
そういうと各々が食べ始めた。
じゃ俺も食べますか。いただきます。
「おお!これは美味いのじゃ!」
「お口に合ったようで良かったです。まだまだたくさんありますから、どんどん食べてください。」
お?言ったな?
遠慮しないぞ?しばらくなにも食えないぐらいには食えるぞ?
「モグモグモグモグモグモグ」
炭水化物があるのが嬉しいね、森じゃ小麦なんて無かったからパンが美味い!
「モグモグモグモグモグモグ」
【レベルが上がりました】
お?久しぶりのアナウンスじゃないか、そういえば最近はろくに食べたり狩りをしたりしてないな。
「モグモグモグモグモグモグ」
「あ、あの?ロア様?」
【レベルが上がりました】
「ん?モグモグ、なんじゃメイリさん?」
「そ、そんなに食べて大丈夫なのですか?」
「んー、まったく問題ないぞ?」
お、この肉美味いなぁ、ディーナ、ほらこれ食いな。
おうおう、やっぱりディーナは食べる姿も可愛いなぁ。
「モグモグモグモグモグモグ」
「りょ、料理の追加を急ぎなさい!」
ん?ドランクさんがなんかいってるなぁ
【レベルが上がりました】
あ、アナウンスで聞こえなかった、ちくしょう。
「モグモグモグモグモグモグ」
ーーーー厨房サイドーーーーーーーーーーーーーー
「くそっ、どうなってやがる!?」
「分からねぇ、相手は一人だろ!?なんで15人全員入って追い付かねぇんだよ!?」
「喋る暇あったら手ぇ動かせ!恩人の方に食事を届けるのだ!」
「くそっ!ジョニーが倒れた!誰か来てくれ!」
「う、腕が、うでがぁあ!!」
「あ、悪夢だ……………」
ーーーーーロアサイドーーーーーーーーーーーー
「申し訳ありませんロア様、その辺りでご勘弁を」
しばらく食べ続け、次は何を食べるか考えていたら、
突然メイリさんに土下座された、どうしたというのだ?
「我が家のコックが全員倒れました、これ以上お料理をお持ち出来ません」
え!?そんなに食ってた?
無心で食ってたから、悪いことしたなぁ。
「あ、あぁ、大丈夫じゃ。私も堪能したしのう」
まだまだ入るけどそう言うと、その場のに居た俺以外の人が全員、安堵の息を漏らしていた。
まぁ、レベル上がったからいいか。
名前:ロア
種族:ダークエルフ
レベル:140
性別:女
従者:アクアリス(ディーナ)
スキル:鑑定10、家事10、投擲7、暴食の王EX、断絶の牙EX、格闘術8、短刀術10、解体術6、隠密9、
称号:格上殺しビッグイーター、捕食者、おかあさん、森の暗殺者、熊殺し、精霊と歩むもの
最近ロアがご飯食べてないし暴食してない!
これはタイトル詐欺じゃないか!?
と思い、コックが悲鳴をあげるくらい食べさせてみました。
ちょくちょく自重せずに食わせていこうと思います。




