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ダイバー(冒険者)  作者: 飛び猫
14/19

EX レイフとシアと魔物図鑑

 オレの夢はタワーの最上階層へ行くこと。

 それは冒険者となったレイフ・ラドクロスのたった一つの望みだった。

 オレが所属していたのは黄昏の旅団というギルドで、23の若さでサブマスターになったことで女に好意を持たれることも多かった。

 しかし、そんなオレは一人の女と長続きする事なんて一度もなく。オレにとってはダンジョンでLvを上げることが一番の生きがいだった。

 そんな時、いつものようにギルドにクエストボードを見に寄ったオレはあいつと出会った。

 その女は他の女とはまるで違う態度でオレを見ていた。話したこともないその女の声はきっとキレイな声だろうなと思った。その髪は薄い青色で特に珍しくもない色、瞳は薄い紫で今までもそんな瞳の色の女はいくらでもいた。

 だが、オレはその女にいつの間にか見入ってしまっていた。けど、それはその女がギルドマスターと話していたからだ。つまり、"ギルドマスターの女が若かった"それだけで他と違い珍しく思えたのだ。そう自分では思っていた。

「おい!レイフ!こっち来い!………ま~座れ、こいつを紹介しようと思ってだな。ん?俺の女だ?よせよ!俺にはフューミって惚れた女がいるだ!こいつはな前のギルマスの"忘れ形見"だ」

 女は名乗ったシアと。シア、その名前、声、ああそうかオレは恋していたのかこの女に。その時初めてオレ自身の気持ちに気づいた。

 シアは男に興味がなく、話の話題と言えばタワー内のモンスターの話ばかりだった。

 自慢じゃないがオレの到達階層は他のダイバーと比べても群を抜いていた。オレよりも、とそう考えて浮かんだのは王宮の軍で活躍する軍統括指令官ダンダ・リオ・ラインハートぐらいで、彼が現役のダイバー時代に到達した階層四十階層はいまだにどのダイバーがパーティーを組んでもなしえていない。

 シアは今二十階層のモンスターまでを調べつくしていて、それから先のモンスターを今人づてに聞いて図鑑を制作しているらしく、オレの話を目を輝かせて聞いてきた。

 オレはそんなシアの顔が見たくて、ひたすらに今まで遭った苦労などと共に彼女に冒険譚を語った。

 だが、話というやつは数年かけたことをたった数日で話し終えてしまうから困る。

 ある時からオレはシアにその日にあったことを事細かに伝えたくて、冒険の途中でモンスターの姿やその特徴を細部まで紙に書き記すようになった。そして、それを携えて家に帰り夕方にはオレの話を聞きにくるシアを待った。

 毎夜オレの話を笑顔で聞くシアに心は一層惹かれて、恋はいつの間にか愛に変わっていた。そして、シアも次第にオレを受け入れてくれるようになった。


 それから四つ歳を経た頃、オレとシアは同棲していた。夕方になって家に帰るとシアが待っている。それだけでもオレの顔は緩んでしまい、家に入る前には必ず気を引き締めてることを心がけるようになった。

 その頃オレは、三十階層に到達していたがそれ以上の階層となると常に危険が付きまとうようになり、戦力補強のためギルメンの育成に時間を割くことが多くなった。

 次第にタワーの真新しい会話が減っていき、オレの中で不安が募っていた。もしもこのまま階層攻略に手間取って前みたいにシアとの会話ができなくなったら、オレとシアの関係はそこで終わってしまうのではないかと。

 それは焦りから出た言葉だったのかもしれない。オレの口から"結婚"などという言葉が出たのは――。それを言い間違いにもできたがオレはシアの返事が返るまで待った。

 言葉が返ってきた時にオレはシアの溜め息を聞いた。確かに"はぁー"と、次いで彼女の口から"いいよ"と返った時にはどれだけホッとしたか。それでも、その時の溜め息が今でも俺の耳に残っているのは気のせいではない。

 同姓になってシアとはそうなる前となんら変わりない生活をしていた。出会ったときには19だったシアも今では23になり、見た目もますますキレイになっていった。

 そんな彼女が昔のように図鑑の制作で笑顔を見せることはなくなってきた。


 それから三つ歳を経た頃にギルマスから言われたのは、"黄昏の旅団を継げ"だった。30歳、ギルドマスターになるにはいい頃合だろうと言われたが、オレはどうにも自分にそれだけの器がないのではないかと思うようになっていた。

 シアにも相談してみると、"オレと彼女の間にはいまだ子ができていないから"という理由で話を受けることを勧められた。それでも、オレは自分の迷いを祓うことができなかった。

 タワーの攻略も三十三階層で停滞をしていた。よくよく考えてみたら、最近のオレは護りに入っていたのかもしれない。下を育てる事ばかりに時間を使ってきたことが結果タワーの攻略が停滞する原因になっている。

 オレはようやく決意した。ギルドマスターになる前にもう一度タワーの階層攻略に全力を注いでみようと。

 その日を境にオレはタワーの階層攻略に没頭した。ギルドとタワーを行き来するだけの日々を送るようになったオレは、昔のように階層を駆け上がった。

 その一年は四十二階層まで攻略して、軍がこの間遠征した五十四階層と比べてもその攻略速度は早いと噂されるほどだった。

 シアとはたまにギルドで顔を合わせてタワーの話をし、昔のように図鑑を制作する笑顔の彼女を見る事がまた増えた。久しぶりに家に帰ると朝までタワーの話をして、その時間が本当にオレの生きがいとなっていた。

 次の一年でオレはダイバーの最高到達領域である四十七階層を攻略した。あのダンダがいたクロスハートでさえ四十四階層までしか攻略できていない。オレにとってそれは自慢できることだったが、そんな事よりもシアと昔のように話す事ができることが何より幸せだった。

 しかし、そんなオレの幸せは唐突に奪われてしまった。


 あれは四十八階層の攻略中に現れた。Lv54のオレの目でステータスが一つも見えないモンスターだった。

「見たところ獣系のモンスターだ。レイフ!いつもどおりに俺たちがヘイトを上げてから攻撃をしてくれ!」

 オレは嫌な寒気に仲間を呼び止めたがその声は届かなかった。仲間は一斉に攻撃をし始めたがモンスターは一切怯まなかった。

 一人の仲間がそれに噛み付かれると一瞬にして体から生気がなくなって、耐久度が残っているのにもかかわらず死んでしまった。

 見たこともない攻撃に見たこともない姿、聞いたことのない現状は仲間を怯えさせるには十分だった。

 一番冷静なオレが唯一できることは仲間に退路を作る事だけ。オレの戦い方は右手に長剣左手に短槍という変則な装備で、左手でクルクルと短槍を扱い防御や攻撃をし長剣は体を反時計回りに回転させながら払う。

 遠心力を加えた攻撃で今までの敵はよほどの硬度がない限り斬り伏せてきた。しかし、このモンスターの事を獣系だと"勘違い"していた時点でオレはそうなる運命だったのかもしれない。

 斬った感触がない、まるで空気の塊でも斬ったか空振りした時と感覚が似ていた。

「レイフ、どうする!」

 オレは即答で"逃げる"と答えたが、そう簡単に逃がしてくれる相手でもなかった。幸い、一つ手前の横道に横穴が開いているのを確認していたから迷う事はなかった。

 仲間が次々に飛び降りて行きオレが最後となったとき、そいつはまるで床に埋まるように突然消えると横穴の光りで影となってオレの足元に飛び出した。

 それが何なのかようやく理解した。

 影だ、闇の中では影はできない、だから奴は実体を持っているように見えた。だが、光りがあれば奴は影として本当の力を出せる。

 オレは右足の影を短槍で投げ貫いた。ようやく奴は怯み、攻撃が通った。が、オレの右足は奴の牙にやられてしまう。

 体はすでにタワーの外だったためすぐに奴はそれを解いた。タワーのモンスターはそこから出る事ができない。どういう訳かは分からないが、それで助かったのだからオレは落ちていく中でその法則に感謝した。

 足の痛みは回復薬ですぐになくなった。シアはかなり心配して、見たことないほど動揺していた。普段から興奮すると他人の体を触る癖のあるシアだったが、その時ばかりはオレに触るのをためらっていたように見えた。

 体はすぐに万全になったが、どういう訳か足がまともに動かなかった。オレはすぐに足も治ると高をくくっていたが、一月二月と日が過ぎても一向にそれが治る気配はなかった。

 鑑定師にそのステータスを見てもらってもまったく原因が分からなかった。不安は苛立ちに変わるのにそう時間はかからなかった。

 そんなオレをシアは優しく慰めてくれた。

 半年も経つとオレはもう決意していた。

「そうか、残念だな…俺の後はお前しかいないと考えていたのだが。だが、何もギルドを抜ける必要はないだろう。お前がこれから一生病でダイバーとして働かなくとも、のんびり暮らせるだけの保障をするぞ?それだけの貢献はしている」

 オレは黄昏の旅団を抜けた。それからすぐに働くところを探したが、オレのような者が働く場所はなかった。

 シアが働き始めた。それはシアからの提案だった、"働きたい"そう言う彼女を止めるだけの言葉を持ち合わせてはいなかった。

 日雇いの仕事をこなすシアにオレは申し訳なく思い日々を過ごした。


「どうも、久しぶりですねレイフさん。僕の事を覚えていますか?」

 そいつの事をオレは覚えていた。いいや、忘れるはずなどなかった。

 名前はカイネル、ギルドには入ってないノラのダイバー。だが、カイネルはソロとしてダイバーを生業として生きていけてる。以前三十層で奴とであった時は驚いたものだ、何せ数十対一の戦いを平然とやってのけていたのだから。

 オレはその日まで戦いとは仲間と護り合うものだと思っていたが、カイネルの戦い方は常に一人、背中を護る仲間もなく、しかし背後にも目があるみたいな動きをする。

 Lvはオレよりも低いのに、カイネルの戦い方には人の目を惹きつけるものがあった。

 しかし、そんなやつがオレになんのようがあるんだ。

「実は今ギルドを作ろうとしているんですが…、聞きますか?」

 オレは話を聞いた。カイネルはギルドを作るために必要なものは、初資金・人材・後資金・施設だと言った。オレは元々ギルドにいたからその手の話は理解している。

 初資金は当然として、後資金に関しては疑問が浮かんだ。後資金は、つまるところ"ギルドの維持費"のことである。そんなものはギルド協会に登録すれば国が補償してくれる。

 しかし、カイネルはギルド協会には登録しないと言って、その理由にクエストの依頼費を挙げた。クエストは個人や店や他国から国を通じて依頼がギルドにまわる。その間に国に税をとられて、さらにギルドからも張り出しの手数料がとられる。これらが協会に登録しなければ払わずに済み、個人でのクエスト依頼がしやすくなる。

 オレはそんなことを考えた事一度もなくて、それなのに年下のまだ19そこそこの小僧には深い考えがあって、年老いた老夫婦や小さな子供が正規のギルドに依頼できない事をタダ同然で引き受けてこなす、なんてことを平然と"したい"などと言う。

 資金に施設はすでにあり、残るは人材だけと言うカイネルにオレは"断る"と言った。足を引き摺る事しかできないオレはダイバーとして役には立たない。

「たしかにダイバーとしては無理なのかもしれません。でも、それは、"今は"でしょ?来年、それが無理でも五年後か十年後その頃にはきっと治ってますよ。それまでは僕のギルドでレイフさんの経験を活かして"サブマスター"としてダイバーを手助けしてほしいです」

 カイネルは諦めたオレに、まだ、いつかは、そんな可能性を見せた。"サブマスター"なんて立場を用意してまでオレを囲う価値なんてないと言うオレにカイネルは笑いながら言った。

「レイフさん僕は、あなたの経験には価値があると思います。それに、未登録の僕のギルドのサブマスターなんてたいした地位でもありませんよ」

 一人になって考えても答えなんてでなかった。そんなオレの背中を押してくれたのは事情を聞いたシアだった。

 いい話だと、私も手伝うと、二人ならできると、彼女はオレに言っていた。もしかするとその言葉は、彼女が自身にも言って聞かせていたのかもしれない。

 オレはこの時シアに一つの嘘をついていた。それはギルドマスターの事、シアには昔なじみと伝えてしまった。

 その結果はオレにとってもシアにとってもボタンの掛け違いのようになった。が、一番この嘘で被害を受けたのはカイネルになるんだが、この時のオレにそこまでの考えは懐けなかった。


 オレはカイネルの頼みを受けて、ギルドのサブマスターとして働きだしたが、それは挫折の連続だった。

 ギルドの資金面は総合販売店として今や巨大企業になった"チカミチ"の出資によって賄われているんだが、そこの女主人は年下のくせに何かと「テメー!」と怒鳴ってくる。ま、簡単な計算もできないオレのせいでもあるんだけどな。

 カイネルの知り合いのブラックスミスがいて、そいつも年下のくせに何かと「あんたバカ?」と言て怒鳴る。ま、それもオレが鉱石の発注間違いをしてしまったせいだが。

 オレの経験を買ってカイネルはサブマスにしたんだろうが、どれもこれもやる事なす事全てが初めてのことばかりだった。当のカイネルはギルドに顔を出す事もなく、と言ってもそれはオレが吐いた嘘をシアにばれないようにするためにギルドに近寄れないというのもあったらしいが。

 そう言えばその頃からシアが仕事で外出することが増え、オレも色々覚えなくちゃならなくて二人きりの時間が減っていった気がする。

 顔が怖いからとダテのメガネをかけたり、笑顔で話す事で相手の警戒が解けると分かってからは笑顔の練習をした。

 言葉遣いも色々と変えた結果、気がつくとずいぶんとヘラヘラするおじさんになってしまっていた。

 そして、ギルドのメンバーも増えサブマスとしての仕事にもなれた頃。ようやくカイネルがギルドに顔を出すようになった。ギルドのマスターとしてではなくメンバーとしてだが。

 チカミチの女主人の推薦という形でカイネルが自分の作ったギルドに入らなくてはならなかったのは全てオレの嘘のせいだ。

 その頃にはギルドのマスター"ワールド"はギルドの名前と一緒に知れ渡っていた。カイネルがワールドの手伝いをしているという噂が流れるのはその後すぐの事。

 四十五階層でしか取れない薬草をカイネルがチカミチに卸したことからそれが知れ渡ったのだが、オレとチカミチの女主人とギルドの専属ブラックスミスだけはカイネルが現状何階層を攻略しているか知っていた。オレは、カイネルが五十六階層というのを口にしたときにゾクッと背筋が強張るのを感じた。

 オレがダイバーとして到達した四十七階層を簡単に超えて、軍の攻略階層も超えて、たった一人で未知の階層領域に挑んでいる。次の週にはさらに二階層上に、次の週にはさらに上に。嫉妬しなかったと言ったら嘘になる。

 だけど、嫉妬よりもオレの頭に過ぎったのは不安だった。この事をシアが知れば―――、そう考えただけでオレは不安が口から溢れ出るんじゃないかと思ってしまった。


 不安は忙しさとともに忘れ去られ、あれよあれよとギルドは知名度も上がり実力も付けていった。カイネルやギルドの仲間とも深く関わって色々知った。

 その日、王宮からリサリアに招待された。リサリアにはなんどか前のギルドにいるときも出る機会があったが、結局オレが出る事はなかった。

 多忙なカイネルがでることも、存在しないワールドが出る事もできない。断ろうと考えたとき、"霊酒"という言葉に釣られてオレは跳びついた。諦めないと決めたからそうしてしまったのだ。

 リサリアがきっかけでワールドがこの世に誕生してしまい、オレはまた一つカイネルに無理をさせてしまった。今までも結構な負担をかけたが、一層負担をかけることになった。

 ワールドとシアが出会う、これに不安を懐かないわけがない。シアの人生においてタワーのモンスター図鑑が一番であることはオレが一番理解している。だから、カイネルにも前に二人の話をしたんだ。

 リサリアで優勝したワールド、カイネルから霊酒を受け取ってそれを口にする。が、結果は芳しくなかった。

 期待が高かったために気落ちもしたが、オレにとってはそっちよりもワールドとシアがタワーの話をしているのではというほうが気になっていた。女々しいと分かっていてもシアの図鑑を埋めるのはオレの話しかない、そう思わずにはいられなかった。

 シアが久しぶりに興奮した様子でオレにタワーの話をしてきた。攻略階層七十八階層だ、興奮してもしかたがない。それでもオレは口から漏れるそれを止められなかった。

 ワールドはいい男だ、お前が夢中になるのも無理はない、ダイバーとしていつ復帰できるか分からないオレなんか放っておいていいんだぜ、きっと図鑑もかなり埋まるはずさ。本当に情けない、拗ねて、いじけて、弱音を吐いて。

 さっきまで笑顔で話していたシアは沈黙したままで、顔を見ることもできないオレはシアがなんて言うか怖かった。

 そして、シアは溜め息を吐いた。"はぁー"と口からでたそれの意味を彼女は淡々と語りだした。

「確かに、私にとって図鑑は大切な物よ。あなたと出会う前からずっとそれを生きがいにしていたわ。あなたと付き合ったのも、結婚したのも、半分は図鑑のためよ。でもね、私が私のためだけに図鑑を作ってきたなんて思っているなら、それはあなたの勘違いよ。図鑑は確かに私の趣味だったわ、今でもそうよ。

 でも、図鑑はもう私だけのものじゃないのよ、あれは"私とあなた"のなの、二人のためのものなの、二人で過ごしてきた時間も、これから過ごす時間も"二人で"よ。私があなたを図鑑を埋めるだけのための存在と思っている、なんてあなたが思っているなら私は言うわ、"私はレイフ・ラドクロスの妻だ!"ってね」

 彼女はとても呆れていた、オレの勘違いに。オレの不安は彼女にとってはバカげた考えでしかなかったのだ。

 その日はシアと昔話をした後、ワールドに関して本当のことを打ち明けた。

 彼女は、ワールドはカイネルなのでは?と前々から疑っていたらしく、あまり驚きを表さなかった。それよりもシアが驚いたのは、カイネルとベルギットが男女の関係にあることを知ったときだった。酒が入っていたせいか、ついつい口を滑らせたオレはまたもカイネルに悪い事をしてしまった。

 シアには堅く口を閉ざすように言ったが、そこは彼女を信用するしかない。

 何を言いたかったのか…オレにも分からん。ただ、オレの妻はいい女で口も堅いということを言いたかった訳だが。ま、もう一つはオレが酷くバカだということだ。

 オレについては、ま、そんな感じで、カイネルには本当に迷惑をかけてばかりで、シアにはいらん勘繰りをめぐらせていた。

 オレとシアは今も昔もあの図鑑で結ばれているってことさ。

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