Prologue 『46』
空に浮かぶ紫色の球体。
それは、神々の遣わした球体であった。
神々の言葉は、聞き取る事も発音する事も困難であるが、敢えて試してみよう。
その球体の名は。
……『んんんん』と言った。
『んんんん』は、ただの卵子である。
人類の、栄も、枯も、盛も、衰も、等しく、どうでもよく。
ただただ、死に逝く魂と受精する瞬間を、待ち望むのみ、であった。
「おい、お前、忌み月よぉ」
秋月明の声がする。
「余裕かましてやがるなあ……絶対ぇ、倒す」
見上げる、新陰流の後継者。
見下ろす、紫色の月。
そう。
月と影が、3000年ぶりに、交差するのだ。
「くたばれ。
新陰流最終奥義……忌み月落とし!」
それ故に、紫色の月と新陰流の、濃密な夜は。
……たった今、始まるのであった……!
ご愛読、有難う御座いました!
NIO先生の次回作にご期待ください!
くぅ疲これ完ファサ。
さて、これからやっと本編開始のはずでしたが、編集長から打ち切りの指示が出まして、見事prologueのみで突き抜けて終了、と相成りました。
拙作を読んで下さった23名の読者の皆さまには、最大級のお詫びと感謝を。
あと、最後に後書き……というか物語始まってないので前書き(笑)を1話書く予定ですので、こちらまでお付き合いいただけますと幸いです。
それではっ!




