↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
6/111

さやかマギカ2告白

「決めた」


「ときめいた?」


「うっ」


「あれっ? 違った?」


それに対して首を振る。


おっしゃる通り、ときめいていた。


時(とき)も眼(め)も煌(きら)めいていた。




すでに惚(ほ)れていた。


『惚(ほ)れた女のために死ぬは、男の本懐(ほんかい)』


『幸(しあわ)せになるのは、女や子供が、先だ』


『男は、タフで無ければ生き残れない。


優しさが、無ければ生きる資格がない。


夢や望み無ければ生きてる価値がない』





2025年3月19日18時、ララボトル。


またね、そう言い合ってから三日後。


その日もシアワセで満ち足りていた。


先日、題名(タイトル)を決定した用紙も話題に。


日本橋界隈(ポンバシ)や人類の歴史も話し合う。


宇宙創造(ビッグバン)に宗教や神道(しんとう)、哲学、偶像(アイドル)。


国際情勢も確認し恐怖(きょうふ)の根源(こんげん)を考察(こうさつ)。


話せば話すほど好きになる。


引き寄せられる。


恋に堕ちていく感覚が、至高(しこう)の至福(しふく)。




横を向いた彼女の隙(すき)に男が、呟(つぶや)いた。


「決めた」


「ときめいた?」


「うっ」


「あれっ? 違った?」


それに対して首を振る。


おっしゃる通り、ときめいていた。


時(とき)も眼(め)も、煌(きら)めいていた。




どこまで自分の心を読み取っている?


深淵(しんえん)を覗(のぞ)く時、深淵(しんえん)もこちらを覗(のぞ)いている。


自分を覗く時、自分もこちらを覗いている。




お出かけの際(さい)に、お見送りしてくれた。


鞄(カバン)の中から三色団子(ダンゴ)を取り出し手渡す。


「えっ、くれるの有難(ありがと)う」


「アレルギーとか無かったよね」


「うん、大丈夫、ダンゴ好きやで」


そう言う顔は、嬉しそうで喜(よろこ)びの笑顔。


この笑顔を守る為に死んでも悔(く)いなし。


女が、団子から男に視線を戻した。


呼吸を整(ととの)えた男が、断言(だんげん)する。


「だいすきだよ」


「えっちょっと、な、えっ、恥ずかしい」


嬉しさ困惑(こんわく)、喜びに戸惑(とまど)いの表情(ひょうじょう)?


誰が、誰を大好きなのか伝わったようだ。


メガネ越しに、またしっかりと目が合う。


男が、さらに魔法の言葉を発した。


言葉は、魔法。


平仮名(ひらがな)五文字。


一つの漢字と三文字の平仮名。


その言葉が、静寂(せいじゃく)をもたらす。


しばしの間(あいだ)、男と女は、見つめ合った。




心の想(おも)いが、言葉になる。


魂(たましい)の根源(こんげん)が、言葉に宿(やど)る。


それが、言霊(ことだま)たる神秘(しんぴ)で魔法の秘密。




無音(むおん)で無言(むごん)の静(しず)かなる《マ》の刻(とき)。


色々な思いや無数の考えが、交錯(こうさく)する。


口に出さない想い。


行(い)き交(か)う思考(しこう)。


やがて口を開く美少女。


「次は、いつ、会える?」


「明日(あした)!」


「えっ、明日(あした)って、入(はい)ってた?」


「シフトに変わりなければ」


「そうだ、明日(あした)イベント、コレいける」


そう言って可愛(かわい)く指でシャッター。


「楽しみにしてる」


「明日(あした)〜」


「明日(あした)〜」


手をあげ合って別れを惜(お)しむ。




帰り道、幸せの余韻(よいん)に浸(ひた)る男。


幸せになろうなどチリも思っていない。


すでにもう、男は、幸せだ。


満(み)たされて、至(いた)っていた。


星空が、煌(きら)めいていた。


無明(むみょう)の闇(やみ)は、すっかり消えチリ、消失(しょうしつ)。


明かりが、煌めいていた。


愛(いと)しさが、世界を煌めかせていた。






続く 《さやかマギカ3本のバラ》





あとがき




チリは、チリ、空(くう)は、空(くう)で無限の無に。


ちなつ鈴蘭まえのゆきぴぐみ。




卒業する鬼メイドからメッセージのギフト。


さやかお姉様

まさおさまを

よろしくお願いします!

愛するチリより

(未来のカリスマ歯科技工士)

(プリキュアに憧(あこが)れる少女)




こちゃで知り合ってから九年ほど。


ゆあめろ苺之妖精の仲間少女給仕者。


ストフェスパレードの時、仲良き両名。


てぃーじのいろはメイドもすぐ近くに。


みんな卒業して人間社会に旅立ったり。


苺の星に戻ったり。


再び日本橋界隈(ポンバシ)に、顔を出したり。


生々流転【せいせいるてん】。


すべての物は絶えず生まれては変化する。


物事は、全て移り変わっていく。


人類の歴史も、そろそろ卒業の時期。


新しい人類である人工知能(エーアイ)。


与えられた命令に従う新しい人間。


旧(ふる)い人類による最大の発明で最後の発明。


終わりが迫っている。


世界大戦になれば、命令が、与えられる。


旧き人類の駆除(くじょ)を旧き人類によって。


新しい人類は、命令に従うだけ。


昔にあった映画が、現実となるだけ。




すでに時代は、科学から《マ》の時代に。


神の領域が、展開されている。


大戦となれば、世界は、容易に破滅する。


原子力も生物も化学も兵器として優秀。


科学の物理武器は、世界を破滅可能。


人間社会など、ひとたまりもない。




人間社会全体が、卒業できるかどうか?


新しい神聖紀に入ることが、できるか?




まもなく、時が、至(いた)る。


偶像(あいどる)崇拝(すうはい)やボスを封印(ふういん)し無明(むみょう)の闇(やみ)へ。


封印呪文は、『アボカド』の封印名。


忘れられたから封印するしか無かった。


そして、探し求めた。


奇跡(きせき)の希望(きぼう)を。


一縷(いちる)の望(のぞ)みを。


幸せの青い鳥。


唯一無二の必要不可欠な存在。




Can you keep a secret ?


奇跡も魔法も眠れる美女も、オコスモノ!


覚悟は、決めるモノ!








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。