ウインク
ウインクの上手さをお互いに褒め合った。
さやかマギカ8
恋愛思考物語
2025年4月10日
たかいクリニックから近畿交通共済。
大阪府庁で大塚さんと話しをする。
eで、みかどメイドと初めまして。
写真立てを見て、まどマギの話しをした。
こちゃでは、みちゅが、お給仕してた。
写真立ての少女を見ながらつぶやく。
「さやかさん、かわいいよなぁー」
「アリガタキ」
「さやかさんの口が好き、口が好き」
みちゅが、大事な事だから二回、言う。
感謝の念を返す。
Funny Tears で、ちなつとGumiメイド。
婚約者のことについて話しをした。
次のような答が、返ってきた。
「分かった、また、ラインで聞いとく」
「アリガタキ」
petit merに帰宅する。
先ほどeで会った少女と再会。
「まさおさま、さっきイーメイドで」
「だから、会いに帰宅したよ」
少女給仕者が、喜んでくれる。
ブロマイドもゲットした。
ワンオペで忙しそう。
19時前に、そこを出る準備完了。
「これからララボトル?」
「そう、19時から」
「嬉しそうやね」
「シアワセです」
「またきてね」
「またね」
19時前に到着し注文を済ませる。
婚約者が、すぐに上から降りてくる。
喜びを伝えシアワセに浸る。
写真立ての中にいる自分を見つける彼女。
さっそく贈り物として進呈する。
写真は、クッキーにプリントしたのと同じ。
「食べずに飾ってる」
先日、そんな事を聞いた。
だから、この写真立てをプレゼント。
非常食として置いておくのもいいけど。
早めに食べた方が、クッキーも喜ぶかも。
惚れ惚れする指が、画面に触れて投稿完了。
さやかマギカ第五話が、全宇宙に発信。
恋愛揺籃期が、これで完結。
恋の火花が、消失せずに愛と結ばれた物語。
恋愛という命の灯火が、着火した。
最上級の喜びであり至上の幸福感。
何のために生きてきたのか?
その答えそのもの。
そして、交わした約束は、未来への羅針盤。
ヒトノ時代からリユウ時代への静かな変革。
訳が分からない混迷時代を徐々に修正する。
手段は、もちろん、ラブアンドピース。
まずは、この星に平和をもたらす。
そのための分水嶺選別。
ケモノとしてそのままでありたい者は、獣。
知的さを大切にする精神生命体は、人外へ。
神や妖精や魑魅魍魎や仏に鬼、何でもOK。
人とは、迷い彷徨う間の儚い概念。
自立という、自分の自我を確立させる行為。
過去と未来を思念考察して自分で決定。
自分は、なにものだったのか?
自分は、なにものなのか?
自分は、なにものになりたいのか?
目標は?
夢や志によって、迷いは、消える。
自分が、自分であるために。
生きている理由を、自分自身で決める。
過去から現在。
そして、現在から未来への流れを決める。
あとは、その道の流れに沿って生きる。
アイデンティティという自我同一性。
過去の自分、現在の自分、未来の自分。
同じなのかどうか、決めるのは、自分。
交わした約束。
愛する女の願いを叶えるは、男の本懐。
本望にして本意で本来の願いが、本懐。
男としての存在理由。
現在から未来という時の流れ先を決定。
目標や夢志の理由こそが、龍の道筋。
最後のノーベル平和賞を受賞する目標。
平和をもたらしてから数年後に。
魔法少女になりたい、と、願った彼女。
なりたい理由は、平和をもたらすため。
そして、プロポーズ、結婚の申し込み。
そこでの約束による共同作業開始。
共感し共鳴し共有する共愛。
精神を相互に理解把握。
心を読み合い探り合い解き明かす。
話しや表情の変化も含め奥底の想いへ。
心の深みに揺蕩う何かを探し求める。
彼女が、片目を閉じる。
男もそれに応える。
左右の目を交互に閉じあった。
にこやかに笑い合う、天使のひととき。
ウインクの上手さをお互いに褒め合った。
その時には、既視感を感じていた。
いわゆる、déjà-vu。
実際に体験したことがないにもかかわらず、
過去に経験したことがあるように感じること。
違う。
そうじゃ無い。
過去に体験したこと。
過去の経験が、蘇ってくる。
実際の体験が、思い出として湧き上がる。
九年以上前に彼女と初めて会った。
悪魔メイド長、ロイス帝国女王、苺之妖精。
そんなメイド達と出会っていた時に彼女も。
男は、見習い主という駆け出しの主。
少女も新鮮で萌えなる少女給仕者だった。
忘却していた記憶が、蘇る。
彼女と出会ってからの想い出。
こちゃで顔馴染みとなり仲良しになった。
楽しく話しをして、このやりとりをした。
ウインクし合って褒め合った記憶。
湧き上がってくる数々の感情と記憶。
平和を願って上手にウインクしていた。
少女達は、いつだって平和を求めていた。
こちゃを卒業していく少女。
その前にスキと告白されていた。
だが、当時は、どうにもならない。
どうしようもなく何も出来ない。
ただ、見送るしかなかった。
幻影となりゆく少女の想い。
時が、流れて少女は、戻ってきた。
成長した社会人女性として帰ってきた。
続く 『プロポーズの決意』
あとがき
ゆらメイド長による自信満々の料理。
メイドのおまかせトースト。
本日限りオススメの逸品。
それが、男の前に出される。
メイド長が、高々と言い放つ。
「カビパン」
「ネーミングセンスぅぅぅ」
直球すぎるネーミング?
それとも、意表を突く?
それか、度肝を抜く?
突飛で風変わりな命名?
「めーちゃおいしいカビはえてる」
「エッー?」
「衝撃うけるおいしさー」
頼んだ時に抹茶がいけるか、と、聞かれた。
問題なし、と、応えた。
黒いのは、チョコソース。
侘び寂びが、風情を醸し出す。
苔むした庭園に見立てても良かろう。
男は、特に問題なく完食した。
もちろん、食べる前に撮影完了。
後ほど、それは、話題となる。
婚約者が、画像を見て笑いながら言う。
「ネーミングセンス、すごいね」
「ストレート」
しばし、カビパンの話題を堪能。
ゆらメイド長について話し合った。
そして、もこメイドのことも伝えた。
「もこのことも、よろしくお伝えください」
「伝えとく」
「あっ、やっぱり伝えなくていいです」
「なんで?」
「だって、あんまり話したことないし」
「まぁ、でも、お互いブロマイド見てるし」
「そうなんですけど」
「それなら別に」
「なんか、ちょっと恥ずかしい感じ」
「わかった、機会が、あったら言っとく」
「結局、言うんですね」
「めいびい」
たぶんという意味のmaybe。
そう言ったものの伝える気満々。
さて、どうやって伝えよう。
考えが、頭の中で巡る。
そして、それを、彼女にお伝えした。




