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女神さまのいうとおり!!  作者: ユッキー
9/11

黄昏の白雪姫〜2億年の地球を見守る君へ〜

久しぶりに投稿です、いづもちゃん(委員長ちゃん視点)遅れてすいません。(待ってないか……)

ここは、友人の住居の一室、所々ガラクタや機械や足が床に落ちて興奮しながら私に言う招待された私とリンは、キョトンとしながら大きい金属の輪っかの機械を覆いかぶさっていた布を取りドヤがおでいう。


「見給え、いづもくん、りんくん、ボクと君の異能の集大成で作り出した時間旅行ができる、レンズの威力を大樹に売り出せば、銭が入ってくるぞ!」

「はいはい、解ったわよ、実験とかしてしてからね、協力してくれって言うから貴重なダイヤを使わされるとは、思わなかったわ、経費出るんでしょうね?又失敗でしたなんか言わないでよ?」

「あの……、困ります、音すごそうです、アリさんがいなくてよかったね?見つかってたら私以上の毒と煽りを受けるよ?」

「お金貰ったら何でもおごってやるぞ?それにもうそれは、受けている2時間びっちりな、トラウマで死にそうだ」

「それは、お気に毒に……自らとらのあなの中に入るなんて馬鹿ですかアナタは?ドMを超えてるよこいつ……こほん、焼き肉食べ放題ですか……♫アリさんやミルさん連れて行ってもいいですよね?わくわく」


理乃の家の大家のリンは、少し困った風に毒を吐きながら言う、ここには、いないけど、宇姫や私と話すとはちがい人見知りを持ちでどもる本当は、苦手なのだけど私が呼ばれた時ついていくといったの、少々理乃のことが苦手で私の背中の後で話している。

 でも焼肉と聞いた途端バッと体を出して理乃の手を握ると目を輝かせていた。

 そんなことがあり誤ってリンがお茶を出そうとして配線で引っかかっり起動した組み立てたタイムゲートの暴走事件でいつの時代に飛ばされたのかわからない私、五野いづもとリンは、気がついた時は、どこかの人工島の上にいた大樹の技術に及ばないけど高度技術で作られたロボットたちにぽつりぽつりと立つ半円形の家達、でもとっても殺風景で人間の姿を見かけない。


「とても殺風景なのです、いづもちゃん、耳がキーンとします、生命をまったく……1つだけ感じます、それにしても不気味です、でも、守りますからね?いづもちゃんのこと」

「ありがとうね?リン、私には女神がついてたわ」


なぜなぜと頭を触っていると頰を赤くしてみてくるリン……とても可愛い、白い髪の女の子が建物から出てきて、私達を見ているのが解る、一応鞄から拳銃を出して、ズボンの中に隠しておく。


「こんにちは、人外さんとサイボーグさん?あえて嬉しい」

「こんにちは、白い髪の人、ここ一帯全部貴女の家かしら?」

「私は、サイボーグじゃないのです義体なのです、不老不死の人」


にこりとうなずいてリンを愛おしそうに見る、私よりかなりの歳上……理乃は、前に200歳以上って言っていたけどそれの10万倍ぐらい?


「いきなりなんだけど……、私と友だちになって?」

「いいわよ、こんな殺風景なところで警戒する意味ないしね、それに出てきてくれたでしょ、どうやら誰も人がいなそうだしこちらには、家に帰る目処ないし」

「いづもおねえちゃん、どうやら、この人は、人間のようです、ただし寿命も死ぬこともない特殊な細胞の構造をしています、いくら大樹の技術で不老までです、それも女神の加護を受けた特別な人間たち、私の学校のクラスメイトみたいに」


なぜなぜとリンの頭をなぜる白い髪の少女、この子の髪ツヤツヤで離したくないのよね………頰赤くしないで、また勘違いしちゃうじゃない……


「くんくん、この白いの、私の匂いがするのです、とても安心します、危害加えないようですし、安心です、でもなんで?」

「私臭うかな?三週間ぐらいオフロに入ってないけどね?」

「だいじょうぶじゃないの?汚れることしてないんでしょ」

「うん、えーと……名前って何かな?」

「そうね……イヅナって呼んでくれると良いかな?でその子猫みたいで可愛い子は、リンよ、妹みたいな子かしら、実際は、高位な存在だけど権能使えるかしら?」


思わず偽名を使ってしまった、リンは、リンだからこれでいいと思う。

 ジト目で見てくるけど、知らんふりを存じる。


「問題なく大丈夫ですよ?時代関係なく使用ができます、いづもおねえちゃん加護を与えるのですか?」

「デウス・エクス・マキナ?何万年前のことだけど旧人類は、巨大な超コンピュータを用いて発展させた歴史がある、暇だからそういうのには、詳しんだよね、多分リンちゃん?」

「リンでいいのですよ?とても詳しいのですね、白いの、あたまいいのです、姫にお前の爪の垢飲ませたいのです、イグドラシルって呼んでほしいです、まぁ一部なのですけどね機動させたの、あとデウス・エクス・マキナは、一番上のお姉さんの二つ名なんですよ、間違えたら駄目なのです、あ、あと加護って言っていますが魔法と科学混ざったなにかと考えてくれると嬉しいです」


リンの頭をコツンとする、ハテナ顔で見る、そこまで話さなくていいって意味でだ、中のいい存在や気の許せるには、人見知りだけども話すのは、エライ長い。


「代表的には、リーンディーヴァっていう機械神が旧人類のごく一部と大きい船で空の遥か彼方へ、旅立ったっていう童話があるけど」

「リーンディーヴァは、イグドラシルでいた時の名前です」

「少し待ってね?はいこれ、題名は、宇の女神にでてくるよ」


空間をいじり、喚び出した紙媒体のものでない電子型の絵本、表紙は、顔は、確認できないけど寄り添い地球をながめる女神リーンディーヴァと一人の少女だった、名前は、出てこないけど……もしかしたらこの絵本の作者は……?


「作者は、誰?」

「童話だから誰が描いたのが不詳になっている、伝説の伝承だから本当の話なのか確認されていない」

「そうよね……どうやらとても未来に来てしまったみたい、で?、どうなの、貴女から観てこの子がこの女神だと思う?」

「普通、女神と言って信じる人は、いないと思いますよ?今まで見守っていた兵士にいらないといわれましたからね、信じてもらえなくても別にいいです」


リンのトラウマの1つを暴露する、人見知りになった1つで神としてのリンをやめて人としてのリンを求めた罪の一つ、ある人に言われた、見ているだけでは、


『あなたが事あるごとにののしること人間に対する神の本分がわからなくなるだからもう貴女の加護はいらない』


本分ってなに?要は、もう必要ないということ。

 ずってみまもっていた、リンに対しての必要ないという言葉でありリーンディーヴァの加護は、大樹にも保護者のナナにも元幹部だから施されていない

のである。


「うーん、いままでは、童話だって思っていたしイグドラシルもデウスエクスマキナも存在していなかったからね、リンみたいな子が神ですって言って信じないわよ、わるいけどでも1つ言えるのは、会ったばかりだけどリンとアナタは、友達でしょ?ずずしいけど、それでいいじゃない」


私とりんの頭をなぜる、それを言われ、ボロボロとリンの目から涙が溢れるそれほど嬉しかったのだろう、もう泣かなくなったと思ったのにトラウマをこじらせたらどうするのよ。


「……白の前では、神としての私でなく人間として見て欲しいので、久しぶりに泣いてしまいました、まさか姫やいづもちゃん意外の人に友達って言われるなんて……あなたには、私の加護を与えませんだって私は、人間ですからあなたのそばでは、そういさせてください」

「うん、今日から私の初めての友達だよ」


彼女の手を握り、優しく微笑むリン、私や姫にしか見せない笑顔を他人だった少女に見せている、かなり妬けるけどこんなリンも良いかもしれない。

 帰るまで約二日、早いような遅いような期間を過ごしリンの力で、帰ってきた、誰も帰れないとは、言ってなかったらしい、だから黙っていた緩やかに時間を流し、白い少女と過ごした。

 別れは、あっけないもので手を振って私達を見送った、どこかリンと似ている笑顔で見つめながら、抱きしめながら別れを言って域媛荘を呼び出し2億年後の世界をお別れするのであった。

 ただ彼女の作ったお土産で持たせてくれたクッキーは、優しくて美味しかった、また会える時は、食べに行こうリンの力でいつでも行けるのだから……


2億年後の地球を見送る君へ。


貴女へ来る運命に幸あれ。


「白、いつ気づきますかね、また会えることに………そのときは、私の手料理を食べてもらうのです」

「そうね、私も2億年前の地球を見てほしいし、話をしたいなそれでね?………」

「なんのことだい?教えてくれないかい?」


リンは、別れ際、白の部屋に域媛荘に一回だけだが入る事ができるゲートキーを置いた加護を与えられ部屋に入ることを認められた者なら制限がないのだけど何も与えられてない彼女に『慈悲』要は、

彼女を見守れる傍観者の権能の力でサインした感じである、神と名乗るだけありどれだけ次元が私達よりも次元の違うのか解る、母親達からは、使用の制限されているけどそれを無視して掛けたらしい。

 見るだけで何もできないというデメリットがあるのだが悲しいことがあるたびに泣き叫ぶのは、やめてほしいのだけど、黒焦げになっている部屋を直しながらいうと、タイムゲートが壊れてしまい半泣きの理乃が絡んでくる。

 白い髪の少女は、リンと話している私の姿をアパートの窓越しから見ながらスッと気付かれないように離れる。


「また出会えることを楽しみにしているわ、あなた達の出会いは、私の人生で良いものとなった」


ポケットに大切そうに握りみつめる、くすんだ白鍵を仕舞うとアパートから消え、その様子を、見て小さくリンは、手をふるのとその場面を切る。

 それ以来彼女とは、もう出会えていない、リンは、ハルカミライの一人の少女を笑顔で見守る、知られることなく一人の人間としてみてくれた白い髪の少女に……

おまけと同時に最終回も投稿。

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