模擬戦をしますけど本気は、出しませんよ?ほら一応私神様だし?
四千文字
ふむ、ここが戦うところですか、周りには、重症をしても治す結界が張られ床は、大理石……、バックブリーカーされたら頭割れますよ?
普段と違って超術の力が抑えられてるので、後ゴミのようなステータスですしね?
強引に、荒須ナナさんと模擬戦することに戸惑ってます、やったのは、ミルさん、ママ……ナインさんと一緒にダンジョン訓練した時以来でしょうか、あの時は本当に手を抜いて頭を叩かれたので、今日は、どうなってしまうんですかね?
体をほぐすと、バキッバチッとどう見ても運動不足とは言えない痛々しい音がしました。
「あ、あの、せ、先生!!」
「なんですか?りんちゃん?やめたいと言っても駄目ですからね?」
「い、いえ、そうじゃなくて、か、体ほぐしてたら手首折れました」
「自力で治しなさい、回復超術で普通こんなので使わないと思うんだけどね、どれだけ細いのよ貴女の骨?」
「あらら、やっぱり模擬戦しないほうがいいんじゃないの?やる前に重傷負ってるじゃないの?」
委員長が呆れたように言った後、後ろからバカにする風にいう大上さんこういうのってわざとバカにする感じにしてやらせようとする魂胆です、なにせ彼女の頭筋肉でできてますから、学校に入学して友だちに鳴った時ついついいつもの[毒舌=ポイズン]をナナさんと同じ感じに言ったらラリアート打ち込まれて泣いて帰ったことを覚えてます、だから大上さんと喧嘩するときは、念動障壁を使うようになりましたもちろん使いませんよ、禁止されてますからね。
「私、誰かさんと違って筋肉が詰まってなくて華奢でか弱いので同じにしないでくれません、お馬鹿さんおほほほ、なんちゃって」
「何なんだ、このエセお嬢様口調、このまえあれだけやられたのにこりないのか?まじありえねえ、普段は、毒舌言わなかったら可愛いのによー(ボソッ)」
おのれ……最後の所聞こえてませんが、どうせ悪口でしょういつかこの恨み晴らしてあげます、泣かされたトラウマがあるので強く言えません、超術を人間に向けて使うのもの大樹の偉い人に禁止されていますし使うとしたら念動力ぐらいですよ。
林さんにおさえられた手に念動修復をかける私に、追い打ちをかけるように言ってきます、骨折の痛みは、ママとの特訓で慣らされましたあの人もスパルタですから……大上さん付き合いが長いのですが、姫といづもと仲良くしていると何故だか絡んできます
「えと元お嬢様ですよ?いまは、まったくお金は、ありませんけどでも無駄にアパート広いしキレイだし自給自足できますし……姫、高校生なったらに来てください、三食作ってあげますよ、あ、同棲?」
「あほか!お前、なんでそんな話になるんだよ!!」
「りんちゃん、手を1回外して直したほうが良くない?むしろ解体したい、もとに戻すからね?」
「は、林さん、心配というより私の体に興味あるんですか?エッチな目で見られるのは、ちょっと……後解体されるのは、学校にいけなくなるのでお断りします」
「私も別の意味であるけどね、どれどれ……あーこれならこうやって簡単に……うん、私もやるなーうん、もしものためにナインさんからこれ渡されたのは、正解なのかな?」
いづもちゃんは、空間に手を突っ込むと、ハンドコンピュータのプラグを出し、私の手に指しアクセスすると、外骨格の部分が開き、ちょいちょいと、切れた骨格部分と神経部分を発見すると、小粒の宝石を口に含み、飲み込むと同時に瞬時に再生されました、いつみてもいづもちゃんの力は、彼女のお母さんのほうが凄いらしいですがすぐ発動できるのは凄いことです。
「それいい、まだ一年あるからリィズママを説得しないと確実に反対される、じみちにせっとく、スズは、ナインお姉さまとおとうさま
とせっとく、いだー、ママいたいほっぺた引っ張らないでー」
「何、あなた達は、同棲の話をしているの!!、りんちゃんも、さっきまで大上さんと喧嘩してたでしょ!!いづもちゃんも、当たり前のように修理しない、林さんもリンちゃんを解体しようとしない!許しませんからね!?まだあなた達中学生でしょ!!アパートに暮らすと言っても家賃とかどうするの」
「ちぇー、また断られちゃった、科学者の卵としては、興味あるのになー、あたしの力で頑丈で強力にできるよ?考えといてよ」
なんで愛する姫とイチャイチャしてるのを邪魔してくるのでしょうか私の胸を二人で触ってくるので頬が赤くしてテレ恥ずかしながらみます、気があって好きな人とアレコレするのは、もう少し経ってからするって二人で話し合って決めてますし、いづもちゃんも好きですけど普段は、優しいのにこういう時は、厳しいです。
「みーちゃん、この模擬戦が終わったらこの問題児たちとゆっくり話したいから生徒指導室開けさせといてね、気が変わったわ貴女まとめてかかってきなさい、いくわよ【超術殺し クロスジャベリン】」
叫ぶと、両手か、ひかりがまばゆく輝き、光が天を穿き薙刀となって私達に振りかぶってきました。
「あ、それ、みーちゃんも言いたいことあるから一緒していい?」
「ナナさん、とても大人げないでです、私達が勝てるわけないじゃないー、戦闘能力のない最下位な私が勝てるわけないじゃないー」
みーちゃんは、部下の人たちに避難されながら両手を叫んで
サポートシステムで、皆に遠隔パフをかけて、避けさせます、姉たちに劣りますが、兵士の皆さんから神システム言われているだけあり、避けさせてもらいました、現在は、使われていませんが……速すぎて防御するのが精一杯ですけどね
「そういって、障壁で皆を守るのは、どうなの、かしらー!!」
「ナナさん、そんなにおこらないでよー、あたしらそんなにつよくないんだから私宝石なくなったら銃を撃つことしかできないし」
「あ、あの一発当たったらせっかく作ったボディが壊れるんですが?替えを作るのにむずかしいんですよ?、古いマテリアルですがいちいち一つずつ部品から作っているんですよ?……あー、も、もう二人共離れてください!体操服が乱れますから!集中できません」
「二人共ずるい、姫もイチャイチャする!」
攻撃に回ってくれている、姫が叫ぶように言う、データを見るからにスピードタイプの一撃タイプです、なぜそれを知っているかというとシステムを四人に纏わせているからです、体の調子なのかとかを見ることができ、瞬時に回復と防御を纏わせることができるのが私の加護で数少ない攻撃で【銀河螺旋】というのがあります。
ウル○ラマンの八つ裂き光輪みたいな神技で一日一回加護を与えた人には、使えるようになります。
一応の私の固有でもあるので、自由に使えますよ、加護を与えている人は、ごくわずかな神力を貸している感じで、もしかしたら魔法少女のマネ事ができるのかもです、複数に加護を与えるのは、大樹の女神として当たり前の権能なのですが私の場合事あるごとに毒を吐いてたものですから、最近では、使ってくれなくなりました。
【サイキック………】
「極技 超動螺流光」
姫は、構えをした後、女神の権能+属性超術【振動、星】をかけ合わせた合体技名付けて【極技】を発動させます、姫自身は、技発動とともに星を散りめかせる螺旋光となりナナさんに突撃。
【創纏 白金輝】
ナナさんは、権能術を発動、大樹の高位である使うのが難しいと言われている女神ミルさんの極技で全ての攻撃を時空の彼方に消し飛ばしなかったものしてしまうまさにチート、瞬間だけ空中を浮かせる複数の最強の盾【エイジス】を創り出すと、パリィで受け流しました。
「ママ、ちーとだ!その極技ずるい」
「しかたないでしょ、それに模擬戦で、極技使わないでよ危ないわね、怪我じゃ済まないわよ」
「大丈夫、姫のクラス、全員スズの権能の使い手、怪我してもすぐ治るから手加減もする」
受け流されて壁突撃した姫を見ながら、ナナさんと良い負け勝負してます、まぁ手加減物凄くされていると思うのだけど……フッと思いついたことを林さんといづもちゃんにいうべくちょいちょいと二人の肩をを触り小さい声で……、何々?とクラスの皆も集まってきてはしゃいでいます、みーちゃんもいつの間にか混ざって楽しそう。
「ふーん、面白そうね、いいわ、放課後資源集めに開発を皆で手伝ってあげる、だけど男たちには、内緒よ?」
「へぇ、面白いね?ただでとは、言わないけど手伝ってあげる」
「えー、じゃー私の作ったご飯とかでどうですか?皆さん手伝ってくれたら家庭科室を借りて作りますよ」
「それもいいんだけど、じゃ、手を解体させて、全部じゃないからいいでしょ?試作品とか持ってないの?」
「一応、換えのやつなら家にありますけど?それでも良いのでしたらって駄目ですってば渡した勝手に改造とかするでしょ?」
これは、からわれているなと気づいた私は、ほっぺたを膨らませてマネキンの手を林さんに私にやみつけます。
「冗談よ冗談、関西的ジョーク、出身は、関西関東育ちなんだけど」
「ジョーダンに聞こえませんよ、林さんの意地悪」
「う、リンちゃんかわいい、持ち帰りダメよね?委員長」
いづもちゃんに聞くと、コクンと目が笑って笑顔で頷きます、その後ぼろぼろになった姫が帰ってきて模擬戦をナナさんにぼろほろにされた後、彼女とともにキャイキャイと女の子トークを楽しんだのでした
やっぱり強すぎますね、もう人間じゃないです。
極技や念動を使って、鋭い槍の攻撃流石百年前のここまで復興させた英雄の一人です、言いませんけど、パパさんにも気に入られていますから、ついでに……私達四人、私、姫、いづもちゃんに林さんは、みっちり三十分小言を指導室に呼ばれ怒られましたよ。
頑張る!!