エピローグ〜ワカサギの唐揚げを揚げる前の話〜
最終回、リンちゃんとリノちゃんが話すだけの終わり
学校では、模擬戦やらされるし、ウチの研究会食堂代わりにされるしとても疲れました。
体操服を洗濯機に入れて、動かしてベッドに座る
と下着だけになり腕の中を新しくなった部品を見るごちゃごちゃしてわからない無いです。
触ってみるとなんかむず痒い、解析をすると。
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リンの腕MarkⅡ
材質:七色宝石、神鉄複合合金内骨格(腕)
強度:40→170%アップ、再生(小)
特殊装置:超術ハイパーブースト、セイクリドバスタ
(半分手の中に埋まっている)
超術を大幅に増幅させるとても貴重な七色石の宝玉
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「私が作ったのより耐久性が130%も上昇しています調子も良いもので力がついたみたいです、全身改造してもらったほうがいいのでしょうか……、でも裸にならないといけないし……まあこの体になる前は、ほぼ裸みたいでしたしいっか……です、それにしてもさすが私のいづもおねえちゃんです、私なんかより機械詳しいのです、手の中にきれいな宝石が入ってます♫これで姫にあげたいのです」
空間に浮かぶ解析されたパネルを前の使っていた、腕と比べて声を一人発します。
「やあやあ、お邪魔するよ、りんくん」
「あ、マッドサイエンティストメガネ、折角帰ってきたのにここまで来るなんて暇人ですね、お前」
「相変わらず、誰にでも毒を吐くのだね、君は」
「な、仲の良いクラスメイトには、あまり毒は、はいていませんよ、特に加護を与えてるものにはね」
「それにしても、そそる姿をしているね、その姿の写真男子たちに売ったら喜ばれるね」
あえて無視、同じ女子なのにはずかしくなんかありませんよ、姫の時は、恥ずかしいですけどあの子押し倒してくるので……屋上の扉が開き、中からマッドサイエンティストメガネこと林 理乃が出てきました、ここ、人外専用アパート【域媛荘】もちろんこの人も見た目人間ですがそうでは、ありません。
「ふむ……突然お邪魔して悪いのだが?」
「悪いと思うのなら帰ってください、今日は、とても疲れていますので、後屋上アリさんにいっておきます、いつ改造したんですか?」
「ちゃんと大家代理に許可を得ているが?もちろん怒られたぞ、家賃10%増だな」
「あの私大家なので、私を通すのが規約だと思うのですが、まぁ、なったばかりですし、アリさんに未だに習っている状態ですが、頼りないと思いますが一言ぐらい掛けてください、この引きこもり」
「そうだが君も、色々忙しいだろう?大家代理と創造神の少女にご飯毎日作るんだからな」
毒を吐きつつ、私の本音を言う、素直になれないツンデレなのだそうですよ、姫が言うには。
ニッと笑い私の頰をなぜる理乃さん、ほのかに冷たくて、なんでクラスの皆さんは、優しいのでしょうか?転校してきた時、第一人称最悪だったはずですよね?
「君の思っていることは、テレパシーで無意識にダダ漏れなってのは、知っているかい?」
「え?そうなのですか?だから、いづもちゃん、私の問いに答えられたんですね」
「まぁ、波長が合わない、人間たちには、わからないだろうけどね、なにせ僕たちは、人外だからね」
そういえば、姫やオオカミさんは、わからないみたいです、あの犬っころは、馬鹿だから仕方ないのですが姫もつよいえこひいきしている能力者のひとりです、大上もそうですね、一応。
去年までは、この体を作る前は、軍隊を動かしていましたのに随分落ちこぼれたものです、末っ子ですが姉たちよりも超術が強く大樹に作られた私、いやー、私って大樹の中での暮らしも良かったのですが人間というものに憧れてしまい、体を作り具現化の準備をします、いわゆる体の持つ神となったわけです、もちろんそれをパパさん、大樹国の総帥の奥さん、このマッドより格上の科学者で平和をもたらしたマトリクス技術を広めたサクラさんは、放っておくはずありません、私もマトリクスの結晶から産まれたそうなので、はい母体を借りる代わりに、具現化の手伝いをする代わりに働けという条件で少しだけ、働きましたよ、兵士の皆さんに、簡単な超術や魔法これは、小さい霊力の籠もった勾玉を媒体に使う魔術です、それを犠牲に行われるのが私の回復を促す大樹の加護や一日だけ使える銀河螺旋と極技を大樹の科学者と手を組んで使える人使えない人色々いましたけど、開発してを使えるようにしました。
超術は、百年前の英雄さん………名前は、忘れましたさんが個人だけで使っていたそうです、まるで本当に魔法みたいなだったとか……
「君で良かったのならその無駄に質のいい宝の山を改造してあげようかなっと思っているのだがどうだばらばらになっているレアメタルの融合だな、俗に言えば殴り合いの喧嘩、しないようにできるということだ、まぁ成功したらだが昼のように超術は、凄まじいが模擬戦では、普段まともに動かせない体が人並に動かせるぞ?いづもにも助手として付き合ってもらうつもりだ、なーに3、4時間で改造は、一段落つけるつもりだ」
「……、う、うまくいくのですか?いざというときに動きませんとかになったらいやですよ?」
そんなこんなで毒も吐きながらも楽しくやっている時、両手にじゃがいも、ナス、人参と肉の実をもつアリさんと買い物袋を持つミルさんが入ってきました。
「あら?あなた達?なにを話しておられるのかしら?そこにいるのは、家賃が最近上がっている理乃さんじゃないですか?まだこりてね……ないですね?リン様もこの子の話に惑わされちゃ駄目ですよ?」
「かっぱちゃん、なにか思いついたので興味は、ありませんが聞きますよ?あれ?その腕?リンちゃん何か変わりましたよね?」
入ってきたアリさんにカチンコチンと固まったマッドサイエンティストメガネカッパ(進化)そんなに怖いのですか?そうですか……たしかに恐ろしいでしけどね。
そしてパタパタと地面に降りて私に問うミルさん、野菜等を机においた後、すべすべな手で触り動き心地を確認する。
「……リンさん、その腕がどれだけ性能が高いものになったのか、わかりますか?この手のひらの七色宝石、超激レアな鉱物なのですよ?」
「どのくらいですか?クインオブエルメス並みのですか?まさかーあれって、宇宙の中では、最高ランクなんです」
「それ以上かもね、カッパ、御飯作るの手伝いなさい、手伝うなら家賃を少し減らしていいですよ」
「サーイエッサー、あり様の心遣い助かります」
そういうと、野菜などを机に置くと自分たちの部屋へと帰っていきます、それを見た後、下拵えをするために私は、タンスからエプロンを2枚出すと、片方を手渡す。
さあ今日は、これから、夜のご飯の用意をします。
姫やいづもお姉ちゃんを呼ばないとね。
この後、ワカサギの唐揚げ、野菜の揚げ物、鳥、豚、牛、みんな楽しく食べました。
「グァグァー!!」
「あなたは、鶏の唐揚げ、共食いには、ならないのですか?」
「美味、明日は、ステーキ希望する」
「ね?この灯籠背負っている烏なに?」
朝倉尚人ちゃんが帰ってきたのでご飯を誘い、彼の部屋で天ぷらパーティーをすることになりました、この後に姫、いづもお姉ちゃんが、部屋にやってきました。
私服姿な大上さんも来ました、ミニスカートにおしゃれなシャツを着て頬を赤くしているのがとても可愛かったです。
「クンクン、キュンキュン」
「この白仔犬は?何?可愛すぎだよ?」
「庭に住んでいる、犬さんですよ?とても可愛らしいですよね?」
「ふふっ、そうね、可愛いわね」
私もワンちゃん、シロの頭を撫ぜてそう思いました。
「みなさん、もう受験ですけど、なにか考えてますか?」
「私は、エスカレータ式に高校に行くつもりよ、だから今週でみんなといるのは、終わりかしら」
「僕は、故郷に帰るかな、一応、こんな僕でも神だしね、研究は、このアパートがあればできる、神の修業をするとするよ、卒業までいるからよろしく」
「俺は、高校行けるのかなぁー……」
「わたしもじしんない、勉強むずかしい」
「大丈夫です、私達が言ってる学校は、エスカレーター式です、自動的に卒業して高校にいけますよ、あ、私は、大家と女神を本格的にがんばりますのでサボるのは、いつもどおりですよ、後姫との同棲しますし!!」
皆が各々いいながら私は、赤くなった頬に両手を置いてにこやかに宣言しました、姫と約束してましたからね?
そしてなぜか姫以外からペシペシペチペチと殴られて、最後にいづもちゃん、ナナさんが突撃してきてにまだはやいと言って、だめだって言われました、納得いけないのです。
でもプクッと頬を膨らませている私は、ドンドン集まってくる住人の皆さんに恐怖を感じるのでした。
「呼ばれてないのに、ナナさん来たよ?」
「年のために呼んだ、心配するからあとでママも来る」
……ひめのしわざだったみたいです……
次は、とんで高校編?かもです。