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黄昏の白雪姫〜2億年の地球を見守る君へ〜宇の女神
おまけ
昔、昔、それは、はるか昔のこと。
それは、それは、可愛らしい樹の女神リーンディーヴァーが神界に立つとても大きい大樹の上から人々の様子を見守っています。
誰よりも、平等に見て厳しい時は、そんな自然そのものの厳しさを持ち、慈悲深いそんな優しい女神
、お気に入りの人間の女の子は、リーンディーヴァーは、ずっとそばにいます、ですが遥か高度な科学の力まで育ち地球から少女は、旅立つことになりました、巣から旅立つように見守る人間が船団で次々と飛び立っていくその一方、お気に入りの人間とお別れをする寂しさもあります。
泣き虫なリーンディーヴァーは、拍手をしながら見送るため、自分の樹から船をこしらえて少女を飛んでいくのを見た後、一人笑顔で遥か空高くを飛んでいくのでした、それは、樹の女神から宇の女神になった、めでたい日でもあります。
それは、昔、昔、はるか昔のことでした。
次は、最終回、第一部終了みたいな?