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エルフさんの魔法料理店  作者: 夜塊織夢
第一部
130/369

躓くと弱いタイプ



いち早く混乱から立ち直り、メルを倒すべく突進してきたのは、やはり身の軽い接近戦部隊だった。


だが、メルの祝福を受けたゴブリンたちは、防衛ラインの突破を許さなかった。

盾と棍棒を手にして、敵の突進をガッチリと阻む。


更に悪魔王子(デーモン・プリンス)の妖刀が、ゴブリンたちを避けて頭上から襲い掛かる特殊部隊員を叩き落とした。


「ちぃ…。硬い…。思ったように斬れん!」


そうは言っても、妖刀の一撃を喰らった敵は、戦線からの脱落を余儀なくされた。

五体満足に見えても、骨が折れたり内臓にダメージを負ったりしたのだろう。

満足に動くことが出来ないようだ。


魔素収集装置が破裂したことで本来の能力を取り戻した悪魔王子(デーモン・プリンス)は、己の失態を恥じて慎重だった。

痛い目に遭わされ、赤っ恥を掻かされたことが、悪魔王子(デーモン・プリンス)の精神面を成長させてしまったようだ。


「ふむふむ…。おまぁーら、やればできゆ子じゃん♪」

「うほぉー。メルどのに、褒められたギャ!」

「何度も、何度も死に戻りして、踏ん張った甲斐があったギャ!」


「妖精女王陛下…。地下通路だからこその、防衛ラインです。でかいのに来られたら、押し切られてしまう」


実に驕りのない、理知的な分析だった。

だがしかし、それはメルを戦力に含まなければの話だった。


「アレとボス、わらしのぶんヨ…。あとは勝手にヨロー!」


メルの台詞を聞いて、妖精たちが色めき立った。


「あーっ。ヨウセェーのショクン。コロさんテードで、オネガイします」


メルは慌てて釘を刺した。


〈やりすぎは禁物です。血塗れスプラッターとか、人間ローストとか、絶対にダメ!〉

〈えーっ。黒焦げは…?〉

〈だめデス!〉

〈生焼け?〉

〈だめデス!〉

〈カチカチに、固めて良い?〉


〈だーめ。負わせても良いダメージは、歩いて帰れる程度です…!〉


メルは小学生に遠足の説明をする先生になった気分で、妖精たちに注意を与えた。

ちゃんと言いつけを守ってくれるのか、とっても不安だった。


それでも渋々納得した妖精たちは、我先にと特殊部隊へ襲い掛かった。

ミッティア魔法王国から派遣された特殊部隊は、即座に阿鼻叫喚の渦へと突き落された。


「うおおぉぉぉおぉぉ…っ!なんじゃ、これは…?」

「手が…。床から、手が生えてきやがった」

「ごぼっ。ゲホッ、ゲホッ…。何で、マスクの中に水が…?」

「ひぃー!指が焼ける…」


石畳から突きだした無数の手が、魔法部隊の足を攫んで引きずり倒す。

突如として防護マスクのなかに水が湧きだし、溺れそうになる。

術式プレートが発熱して、指先を火傷する。


などなど、手加減と思いやりに満ちた嫌がらせが、特殊部隊の面々を恐怖に陥れた。


力任せの攻撃を禁止された妖精たちは、鬱憤を晴らすのに頭を使った。

圧倒的な力の差を見せつけるコトで、恐怖と絶望を植え付けるコトにしたのだ。


一方で高速機動を生かした妖精打撃群航空部隊は、隷属術式や封印術式を手当たり次第に破壊していく。

特殊部隊が装備した魔法具から、次々と囚われていた妖精たちが解き放たれた。


これはミッティア魔法王国の特殊部隊に、魔素の消滅として知覚された。


「強化スーツの魔素量が、ゼロだ。魔法防御値の付与も、消えちまった」

「くっ…。ロッドが起動せん!」

「魔法具の魔素収納器(ピクス・セル)が、破壊されているぞ…」


「落ち着け…。隊列を組みなおせ…。焦れば、連中の思うつぼだぞ!」


フレンセン隊長は部下たちの動揺を抑えようとしたが、無駄な足掻きだった。

今なお(なぶ)られている隊員たちに、隊長の声など届くはずもなかった。


メルの頭に傷をつけたジータスなどは、ピンボールの玉のようにアチラコチラへと弾き飛ばされていた。


一方的な蹂躙デアル。


「ヘータイさんが、空を飛んでゆ…。アハハ…。ユカイ、ユカイ…♪」

「妖精女王さまの軍は、驚くべき強さですな」

「わらしも、強いぉー」


そう言ってメルは、ゴブリンたちが築いた防衛ラインの前に進みでた。


「おうっ、オチャン。コォーサンすゆか?」

「こっ、このバケモノめが…。今すぐに、ふざけた真似を止めさせろ!」

「はぁー?なんでヨ…」

「いいか、雌ゴブリン。良く聞けよ…。『ガキ』が大人の事情に、首を突っ込むんじゃねぇ!」


「分からんのぉー。おまぁーら、負けたデショ。仕上げをして欲しいか、教えてください。ヤァーなら、そのデカイの置いてけ」


メルは魔導甲冑に執着していた。

ロボットみたいで、ちょっと格好が良かったのだ。

だから魔導甲冑をもらえるのなら、幼児拳を使わなくても良いと思っていた。


「負けだと…。こんな卑劣な妖術を使いやがって…。汚らわしい小鬼(ゴブリン)めが…。卑怯なクソ餓鬼めが…」

「おぃ…。オッチャン。ちょっと、レェーセイになろうな…。ヒレツだとか…。ゴブリンだとか…。さっきから言っとゆコト、おかしぃーわ!」


「おい、ズベレフ…。魔導甲冑で、この生意気な餓鬼をペチャンコにしてやれ!」


フレンセン隊長は窮地に立たされて、正気を失っていた。

目を血走らせて、ひたすらメルを睨みつける。


己の優位性が失われた途端、フレンセン隊長のように醜態を見せる人間は少なくない。


悪魔王子(デーモン・プリンス)やゴブリンたちは、こうした人間の醜さに慣れていた。

だが、メルは狂気を孕んだ大人の目つきに、生理的な嫌悪感を覚えた。


〈ちょっと怖いんですけど…〉

〈メルー。威張ってる人間ほど、負けそうになると豹変するんだよ〉

〈マジかぁー。とっても、格好が悪いです〉


〈人の振り見て、我が振り直せだよ…。メルも…。偉そうにしない方が、良いと思うな〉


これを機会に、ミケ王子はメルの態度を改めさせようとした。


〈それって…。なんだか、失礼ではないですか?わたし、別に偉ぶってないし…〉

〈………えっ?〉


メルは妖精女王陛下だった。

偉ぶっているのではなくて、もとから偉かったのだ。


だからミケ王子をハダカ隠しに使っても、何も反省していなかった。



「おいっ、オマエ。小さなガキを殺すのは後味が悪いけど、苦しまんように一瞬で潰してやるから…。そこを動くんじゃないぞ…!」


フレンセン隊長の命令を受けたズベレフは、気が乗らぬ様子でメルのまえに進みでた。


「んっ…?おまぁー、ヒトジチか…。セナカに、子どもおるデショ。カイホウしなさい!」

「アホか…。オマエなんか一撃で終わりだから、ちっとも危なくねぇよ」


「まぁーて、まて、ちょっと待とうか…!」


メルは小さな手を突きだして、ズベレフの動きを制した。


「怖気づいたのか、ゴブリン・クイーン…?」

「わらし…。ビビッとらんし、ゴブリンちゃうでェー。闘うまえにフクを着ゆから、ちょっと待てや…。おまぁーも。ヒキョウモノでなぁーなら、子ども降ろしなさい」

「くっ…。ミンチになって死ぬやつが、いまさら服なんか着たところで意味などなかろう!」

「イヤァー。着てないのが、おかしデショ…。おまぁーらキシューすゆから、急いで駆けつけたモン。わらし、すぽぽんヨ…。レディーがハダカは、駄目デショ?!」


「奇襲されたから、裸だと…。俺たちのせいかよ…?良かろう。さっさと服を着ろ!」


メルとズベレフは、暫しの休戦を約束した。

だが、フレンセン隊長は納得できない。


「馬鹿もん。何をしている、ズベレフ…。敵と慣れ合うんじゃない。さっさと、その妖女(モンスター)を叩きのめせェー!」

「フレンセン隊長…。少し落ち着いて下さい。さすがに見苦しいです」

「何だと、貴様…。上官侮辱罪と、命令違反で訴えてやるから覚悟しておけヨ!」


フレンセン隊長の発言は正常だったけれど、ヨダレを垂らしながら落ち着きなく手足を振り回すので、一時的な心神喪失状態に陥っているモノと思われた。

特殊部隊を壊滅させられたフレンセン隊長は、取り返しのつかない劣勢と敗北を認められずに、心を引き裂かれてしまったのだ。


「あんたは少し黙っとけ…!」


言い放つと同時に、ズベレフは魔導甲冑の右腕を振った。


「ブヘッ!」


フレンセン隊長は、突き飛ばされた拍子に、後頭部を石壁に打ち付けて昏倒した。

フレンセン隊長の横には、測定器を抱えたヘイム副長が転がっていた。



「あっ…。やっちまったギャ…」

「仲間割れだギャ!」

「人間は追い詰められると、実に醜悪だな…」


「フレンセン隊長…。これまでアンタは、良い上官だった…。しかし誇りある我が特殊部隊に、恥さらしは要らん!」


ズベレフが吐き捨てるように言った。


特殊部隊の隊員には隊員なりの自尊心(プライド)があるようで、どうやらズベレフは取り乱したフレンセン隊長を許せなかったようだ。

何にしてもミッティア魔法王国の連中が心に飼っている優越意識は、メルを落ち着かない気分にさせた。


(なんで降参しないの…?撤退しても良いと、言ってるのに…)


現実味のない理想を掲げてエリートを気取った挙句、外圧に抗しきれなくなると身内で詰り合う。

退路を断たれた訳でもないのに、『不退転の決意』とか実に馬鹿げていた。

迷惑すぎる。


『一旦、本国に引き上げて反省しろ…!』と言いたい。


それでも闘おうとするズベレフは、フレンセン隊長と同じくらい頭がおかしな男だった。

ズベレフの冷静さを装った態度は、思考放棄による現実逃避でしかなかった。

負け込み過ぎた賭博師の心理に、とても良く似ていた。


世間では、『やけっぱち』と称される態度である。


(なんか、こいつら嫌い。エリートぶっているだけで、心にユトリがない。近くに居るだけで、こっちまで息苦しくなるよ!)


妖精女王陛下の本質は、ぐうたらなのだ。

三度のゴハンが美味しければ、他人との優劣など気にしない。


何はともあれ、メルは今日のゴハンを美味しく頂くために、目のまえの障害を取り除かなければいけなかった。


世界はメルの都合で回っていない。

面倒くさいけれど仕方がない。


(幼児拳でサクッと終わらす。強いってナニか、エリート共に思い知らせてやる!)


幼児拳のことを考えると、少しだけ心が上向くメルであった。



〈三の姫…。わたしのデイパックを持って来て…〉

〈承知いたしました。メルさま〉


それまで通路の向こうに隠れていた三の姫が、宙を飛んできてメルにデイパックを手渡した。


〈ありがと…!〉

〈お手伝いできることがありましたら、何なりとお申し付けください〉

〈うん…。それなら、特殊部隊に捕まっている子どもたちを…。安全な場所まで、案内してあげてください〉


〈承知いたしました〉


メルはデイパックから、衣類と乾燥させた精霊樹の実を取りだした。


〈妖精さんたちとミケ王子は、子どもの解放をお願いします。あと…。ロボに殴られた、隊長さんの具合を確認して…〉

〈特殊部隊の隊長は、気絶してるけど生きてるよ。このまま放置で、問題ないと思うな〉

〈そう…〉


メルが服を着ている間に、孤児たちを捕らえていたネットは魔導甲冑の背中から外された。

ミケ王子と風の妖精たちは、驚くほど手際よく作業を終わらせた。


〈この子たちも擦り傷があるくらいで、深刻なダメージは負ってない。自分で歩けるみたいだから、三の姫に案内して貰って避難させるよ〉

〈アリガトォー。ミケ王子…。妖精さんたちも、ありがとう〉

〈どういたしまして…〉

〈女王陛下、バンザイよぉー〉


〈バンザイ、バンザイよぉー♪〉


孤児(チル)と仲の良い妖精たちが、盛んにメルの活躍を褒め称えた。

また変な掛け声が、妖精たちの間で流行そうだった。



「よしっ、それで気が済んだか…。神さまにお祈りを済ませたら、おっぱじめるぞ!」


ズベレフが痺れを切らせて声をあげた。


「おまちどうさまデス…。オイノリとか、ちぃーとも分からんからエエわ…。それより…。おまぁーに、ヨォージケン見せましょ♪」


メルが両手を合わせて、お辞儀をした。


「ふっ。良い覚悟だ。では…。さっそく、潰して差し上げよう!!」


互いに向かい合ったメルとズベレフは、無造作に相手の間合いへと踏み込んだ。


「こいつを喰らえ!」

「うひゃー!」


予備動作ナシの必殺パンチが、魔導甲冑から放たれた。

頑丈な金属製のカラクリだからこそ、為せる業だ。

命中すれば象の頭蓋骨でも砕かれるだろう。


メルは身を低くしてコレを躱しつつ、魔導甲冑の懐深くまで潜り込み、背後へと抜ける。

そこで軸足となった左脚部に、正拳の五連打をお見舞いした。


「アタタタ、タッ、タァーッ!」


ただの正拳ではない。

一発ずつ、妖精パワーをマシマシにして行く。


メルの中では妖精たちが、身体強化の具合と敵対する魔導甲冑の耐久性を試算していた。


幼児拳とは、幼児とは何も関係のない戦闘方法だった。

ハッキリ言えば、拳法でさえない。


要は敵のランクに合わせて、普段は封印されている妖精母艦メルの能力を段階的に解除していくだけである。


何しろ妖精母艦メルには、八万を越える妖精たちが収容されているのだ。

強化の上限が、どのあたりにあるのかも分からない。


付け加えるなら妖精母艦メルは、まだまだ妖精たちの収容が可能である。


ここでボトルネックとなるのは、メルが保存する霊力(オド)の総量だった。


「オド、足りんか…?」


メルは乾燥させた精霊樹の実を口に詰め込み、魔導甲冑から距離を取った。

妖精パワーによる身体強化は、多量の霊力(オド)を消費する。

長期戦には向かない。


今回は、それら諸々を含めての試験運用(テスト)だった。


「おいっ、魔法を使うんじゃないのか…?素手の攻撃で、倒せるとでも思っているのか…?舐めた真似をしているんじゃないぞ!」

「キチンと倒したゆから、シンパイ要らんどォー」


「けっ…。俺は遠慮せんからな。喰らえ、雷撃!」


雷光槌から撃ちだされた魔法攻撃は、メルの守備を担当する地の妖精たちが引き受けた。

床から突きだした避雷針が青白いスパークを放って、高電圧、大電流のエネルギーを地中へと逃した。


「効かねぇってか…?コイツは、驚いたぜ」


ズベレフは強力な攻撃をいなされて、動揺を隠せなかった。


雷撃にはチャージが必要であり、また攻撃後に雷光槌のクールダウンを欠かせない。

連射は不可能だった。


一発必中のタイミングで放った攻撃だけに、ズベレフが受けたショックは大きかった。


〈ありがとう、助かったよ。魔法のイカヅチも、金属に引き寄せられるのね…。地の妖精さんたちは、大丈夫…?〉

〈カミナリは問題ねぇ…!〉

〈何ともねぇ!〉


〈それより、アンロックが完了した。必要充分なパワーを出せるはず。一発…。ドカンと食らわしてやりな!〉


地の妖精は、智の妖精でもある。

念話でのイメージも成熟した男性のようで、落ち着きがあった。

だから妖精たちは何か大切な事を伝えようとするとき、地の妖精にメッセンジャーを任せる。


〈了解です。ドカンと、ぶちかまします!〉


メルは深呼吸を繰り返しながら、強烈な突進とパワーをイメージした。


巨大な鉄球がビルを破壊するイメージ。

列車砲の砲弾が要塞をクレーターに変えるイメージ。


メルの背後に魔法陣が花開く。

何層もの魔法陣が、次々と展開していく。


「魔法なんか、使わせるかよ!」


ズベレフが叫びながら突進してくる。


それはもう、願ったり叶ったりだ。

魔導甲冑の重量も、衝突時の破壊力に上乗せされる。


「このクソ餓鬼め、逝け!」

「ガァオーッ!」


ズベレフの右腕が雷光槌を振り上げた瞬間、メルはスタートを切った。


瞬時に加速される。


彼我の距離は、ごく僅かだった。

悠長に速度を上げていく余裕はない。

だが、その僅かな距離が消え失せてしまうような速さで、メルの頭突きが魔導甲冑に叩き込まれた。


『ガゴォーン!』と、凄まじい衝撃音が地下通路に響き渡った。

幼児拳のぶちかましを受けた魔導甲冑が装甲をひしゃげさせて、ゆっくりと後方に倒れ込む。


「うほぉー。倒したギャ…」

「信じられねぇー。妖精女王陛下、強すぎダギャ!」

「おまえらの言ってるコトは、ちっとも聞こえねぇ…。耳がギャンギャンするダギャ!!」


魔導甲冑が石畳に倒れる音は、耳が馬鹿になったゴブリンたちには聞こえなかった。

先ほどの衝撃音が、余りにも大きすぎたのだ。


火花が飛び散り、魔動甲冑の魔素収納器(ピクス・セル)が破裂して、囚われていた妖精たちが解放された。

ズベレフの魔導甲冑は、動力の供給を絶たれて活動を停止した。


コックピットを守る魔法障壁に助けられて、ズベレフが即死することはなかった。

だけど無事では済まない。


「ゴフッ…!」


ズベレフの口から血反吐が溢れだす。


「がっ、がっ、ぷひゅっ…!」


呼吸が詰まって、悲鳴さえ出せない。


スクラップと化した魔導甲冑は、どことなくガジガジ虫の死骸を想像させた。



一方のメルは、おでこを痛そうに押さえていた。


「アカン。目ぇーから、火ぃがでたわ!」


どれだけ硬い頭なのか…?



八万を超える妖精(ヒャッハー)たちに強化された妖精母艦メルは、滅茶クチャ強かった。






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【エルフさんの魔法料理店】

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[気になる点] 精霊の子は人を殺してはいけないとかいいながらそういう戦いの展開にするってどうなんですかね。戦うってことと殺すってことは表裏一体であって離すことはできないものであり、殺す描写を書きたくな…
[良い点] 口が悪いのに、読んでてかわいいイメージしか出てこない妖精女王。www草 おまーとか好き あと「幼児ーズ」とか「妖精母艦」などのネーミングにはやられたw 作風に凄くマッチしてて楽しい! [一…
[一言] 「さよなら、帝都ウルリッヒ」や「地下迷宮を守れ!」の回ではメルの妖精パワーは七万ほどと書かれていましたが、ずいぶん減りましたか? ウルリッヒで拾ってきた連中の回復が終わって必要でないのは解散…
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