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不満5
「そう言えば、前に言った荷物の事なんだが」
俺が言い出すとカイとクラウンがこちらを向く
「荷物ってあのぎゅーぎゅーに詰められたやつ?
」
カイが俺の荷物を指して言う
「そうだ」
前にも説明したと思うが俺の荷物はぎゅーなのである。
「そこで、俺は考えた! 俺のクローンを使い荷物を小分けにしていけばいいのではないかと」
「あー、なるほど」
カイが納得する
「でも、どうやって入れ替わるんだ?」
クラウンが聞き返してきた
「ふふ、俺には無線と言うものがある!」
「無線でも、プレイヤーに気づかれたら終わりじゃね? 後、何も無い平原だったらどうするんだ? 50人も草に混じって待機させとくのか?」
「やだー、怖いー」
そう考えるととても不気味だ
「うん、やめよう」