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アムスホルン大陸記  作者: EDA
第六章 聖戦
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Ⅰ-Ⅲ 試し合い

2018.12/8 更新分 1/1

 グワラムの城塞の中庭に、北の民たちの歓声が轟いていた。

 練兵を行うこともできるという広大なる中庭に、数百名もの北の民の兵士たちが集結して、リヴェルには意味のわからない蛮声を張り上げているのだ。


 その中心では、ふたりの戦士が剣を交えていた。

 その片方はゼッドであり、もう片方はマヒュドラの兵士である。


 もちろんゼッドたちは、いがみあいの末に刀を取ったわけではない。彼らは剣技の試し合いを行っているのだ。

 ナーニャがゼッドに剣と篭手を与えてほしいと、ヤハウ=フェムに願い出ると、それならばまずその剣技を見せてみよ――という話になってしまったのだった。


 ゼッドは凄まじい力量を持つ剣士であるが、マヒュドラの兵士はそれよりもひと回り大きな体躯をしている。両者は革の甲冑を纏っており、剣も刃の落とされた試技用のものであったものの、その豪腕による斬撃をまともにくらえば、骨ぐらいは簡単に砕かれてしまうだろう。ナーニャたちとともにこの試し合いを観戦させられることになったリヴェルは、さきほどから不安で心臓を押し潰されそうになってしまっていた。


「大丈夫だよ。たとえ相手がマヒュドラの兵士でも、ゼッドが一対一で遅れを取ることはないさ」


 リヴェルの心中を察したように、ナーニャが囁きかけてくる。

 それでもリヴェルは、胸の高鳴りを抑えることができなかった。


「それにしても、なんて騒ぎだよ。北の民って、本当に蛮族の集まりなんだね」


 反対の側では、チチアが小声で言い捨てている。

 すると、その背後に立っていたタウロ=ヨシュが身を屈めて、チチアの耳もとに口を寄せた。


「うかつなことばをくちにするな。まわりのれんちゅうにきかれたら、どうするつもりだ?」


「へん。だから小声で言ったんだっての」


「しかし、おれにはきこえていた。……おれとて、きたのたみであるしな」


「あんただって、立派な蛮族じゃん。あたしはこんな殺伐とした見世物で喜ぶほど、物好きじゃないんだよ」


 チチアはべーっと舌を出してから、いくぶん頬を赤くして身を引いた。


「どうでもいいけど、そんな気安く近づかないでよ。あんたまさか、あいつの戯れ言を間に受けて、あたしとどうにかなろうって魂胆じゃないだろうね?」


「ばかをいうな」と溜息まじりに言いながら、タウロ=ヨシュは身を起こす。

 そうしてリヴェルと目が合うと、タウロ=ヨシュまでもが精悍なる顔に血をのぼらせた。


「ほんとうに、そんなつもりはない。おまえまで、おかしなめでおれをみないでくれ」


「え? あ、ど、どうも申し訳ありません」


 リヴェルはべつだん、おかしな目で見ていたつもりはなかった。ただ、リヴェルもナーニャと同じように、このふたりが文句を言いながらも何かと言葉を交わしている姿が、好ましく思えていたのだ。


 それはともかくとして、チチアが眉をひそめるのも致し方のないことだと思われた。広場に集結した兵士たちの熱狂ぶりは、確かに尋常ではなかったのだ。


 それらの多くは、同胞の勝利を願って歓声をあげているのだろう。腕を振り上げ、唾を飛ばして、北の言葉で何かをがなりたてている。彼らの紫色の瞳は爛々と燃えあがり、それこそ戦場のさなかにあるかのような有り様であった。


 そこで、ヤハウ=フェムの「まて!」という声が響く。

 ゼッドと兵士は剣をかまえたまま遠ざかり、騒いでいた兵士たちは何事かと将軍を振り返る。


 ヤハウ=フェムが低い声で何かを述べたてると、そのかたわらに控えさせられていたベルタが、ゼッドたちにも聞こえるように声を張り上げた。


「お、お前は手を抜いて戦っているのか! 試し合いで手を抜くのは、すべての剣士に対しての侮辱である、と将軍は仰っております!」


 ゼッドは無表情に、ヤハウ=フェムのほうを見返していた。

 いまの言葉は、ゼッドに向けられた言葉であったのだ。その証拠に、マヒュドラの兵士は肩で息をしているのに対し、ゼッドは息ひとつ乱していなかった。


「ヤハウ=フェム、ちょっといいかな?」


 と、ナーニャが周囲の兵士たちの隙間から、ヤハウ=フェムに呼びかける。


「ゼッドは火傷のせいで、口が不自由なんだよ。大きな声をあげるのは大変だろうから、僕がそちらのベルタのように通訳の役を担おうか?」


 ヤハウ=フェムは底光りする目でナーニャを見返してから、小虫を払うような仕草で手を振った。

 兵士のひとりが進み出て、ナーニャをゼッドのもとまで導いていく。そうしてゼッドからの言葉を受け取ったナーニャは、口もとに手をあてがって、その内容を伝えてきた。


「決して手を抜いているつもりはない、とゼッドは言っているよ! 刀をふるうのは数日ぶりだし、まだ身体のあちこちに傷が残ってるから、自分がどれだけ動けるかを試してたんだってさ!」


 その傷は、他ならぬマヒュドラの兵士たちから与えられたものであった。このグワラムまで連行される道中で、ゼッドだけは念入りに痛めつけられてしまったのである。


「……これだけ剣をふるったならば、もう申し分はないだろう! 手を抜かず、お前の力のすべてを使え、と将軍は仰っております!」


「相分かった、だってさ!」


 ナーニャとベルタがゼッドとヤハウ=フェムの代弁者として語り合うという、実に奇妙な光景であった。

 そうして周囲の兵士たちは、焦れたようにまた蛮声をあげ始めている。その声に背中を押されるようにして、ナーニャと兵士はこちらに戻ってきた。


 ヤハウ=フェムが「はじめ!」と声をあげるなり、ゼッドが大きく足を踏み込んだ。

 その斬撃が、凄まじい勢いで相手を襲う。兵士は、泡を食った様子で、かろうじてそれを防いでいた。


 ゼッドは相手を休ませず、さらに攻撃を繰り出していく。

 さきほどまでとは比較にならぬほどの力強さだ。

 撃ち合わされた刀身からは、青白い火花が散っている。

 そうしていったん身を引いたゼッドが、横なぎに刀を繰り出すと――それを防いだ兵士の刀が、鋭くも重い音色を残して、天空高くに舞い上げられた。


 ゼッドの剣先が兵士の咽喉もとにぴたりと当てられ、落下してきた刀は地面を転がる。

 観戦していた人々は一瞬だけ押し黙ってから、さらなる歓声を爆発させた。


「ふん。あの剣士さんだったら、これぐらい当然でしょ」


 チチアは得意そうな顔になって、腕を組んでいた。

 タウロ=ヨシュはその背後で、重々しくうなずいている。


 すると、新たな兵士が広場の中央に躍り出た。

 きっと、ゼッドとの対戦を望んだのだろう。ヤハウ=フェムが北の言葉で何かを告げると、敗れた兵士はすごすごと退散していき、新たな兵士が地面の刀をひっつかむ。


「えー、まだやるの? 二人連続なんて、卑怯じゃない?」


「ゼッドならば、だいじょうぶだ。どれだけのてきにかこまれても、それをうちたおすちからをもっているのだからな」


「そりゃあ、あたしだって知ってるけどさ。……まあ確かに、蛇や氷の化け物に比べりゃあ、北の民なんて可愛いもんか」


 周囲の歓声に負けない大声で、チチアとタウロ=ヨシュが言葉を交わしている。ゼッドが勝利したことによって、チチアとタウロ=ヨシュにも人々の熱狂が伝染してしまったのだろうか。珍しくも、ふたりは笑顔になっていた。


 しかしリヴェルは、不安がつのっていく一方である。両手を組み合わせて、西方神にゼッドの無事を祈願していると、薄く笑ったナーニャが顔を近づけてきた。


「大丈夫だよ。ゼッドはセルヴァで一番の剣士だからさ。……それにまあ、あんまり大きな声じゃ言えないけれど、北の民を相手にした戦い方も熟知しているしね」


「は、はい……だけど、これから大変な戦いが待っているのに、こんな危険な真似に興じていていいのでしょうか……?」


「これも、本当の戦いに備えた修練だからね。ゼッドにとっては必要なことなのさ」


 そのように述べてから、ナーニャは幼子のような笑顔になった。


「それに、北の民と結束を固める、いい機会にもなったんじゃないかな。きっと彼らにとっては、強い戦士っていうのはそれだけで尊敬に値するものなんだろうね」


 リヴェルは目をぱちくりとさせながら、周囲の兵士たちの様子を見回してみた。

 確かに、さきほどよりも殺伐とした雰囲気は減じているかもしれない。怒号のごとき歓声は高まる一方であるのだが、彼らの多くは祭を楽しんでいるような顔つきになっていた。


 そんな中、ゼッドは新たな兵士と刀を合わせている。

 今度の相手はさきほどの兵士よりも手練であるらしく、ゼッドの猛攻を何とか防ぎきっていた。


(メフィラ=ネロがやってくるまで、あと五日か……)


 ゼッドの無事を願いながら、リヴェルはそのように考えていた。

 メフィラ=ネロの不吉な予告が果たされるまで、ついにあと半分の日数となってしまったのだ。近在の領主たちに使者を出したのは昨日の話であるので、もちろん返事などはまだ返ってきていない。残り五日で、メフィラ=ネロを迎え撃つ陣容を完成させることはできるのか、リヴェルなどには想像することも難しかった。


 あの恐ろしい姿のメフィラ=ネロや、氷雪の巨人たちが再びやってくるというだけで、リヴェルは背筋が寒くなってしまう。

 そして、それを迎え撃つには、ナーニャがまた禁忌の魔法を使わなくてはならない。ナーニャのその行いは、自らの魂を削って火にくべているようなものだと思えてならなかった。


(どうしてナーニャばかりが、そんなひどい運命を背負わなければいけないんだろう……ナーニャは何も、悪いことなんてしていないはずなのに……)


 リヴェルがそのように考えていると、ナーニャがまた顔を寄せてきた。


「リヴェルは、またメフィラ=ネロのことで思い悩んでるみたいだね。心配しなくても、リヴェルには傷ひとつつけさせやしないよ」


「いえ……わたしのことなんて、どうでもいいんです」


 リヴェルが涙のにじんだ瞳を向けると、ナーニャは一瞬きょとんとしてから、「ああ」と優しい微笑を広げた。


「大丈夫だよ。僕は、幸福な行く末をつかむために、戦おうとしているんだからね。リヴェルもちょっとは、幸福な行く末というものを想像してみたらいいんじゃないのかな」


「幸福な行く末……?」


「うん。メフィラ=ネロを返り討ちにして、またみんなで旅に出るんだ。僕とリヴェルと、ゼッドとチチアとタウロ=ヨシュ……生まれも素性もバラバラな僕たち全員が健やかに生きていけるような場所を、この大陸のどこかに探すんだよ」


 リヴェルは何だか、胸をつかれるような思いであった。

 リヴェルはそのような行く末を思い描いたことは、一度としてなかったのだ。

 というよりも、メフィラ=ネロを倒した後のことなどは、何ひとつ考えていなかったのだった。


「セルヴァの領内は、やっぱり難しいよね。僕とゼッドはややこしい素性をしているし、リヴェルは北の民との混血だし、タウロ=ヨシュなんかは北の民そのものだし……ここはやっぱり、シムかジャガルでも目指すべきなのかな」


 そう言って、ナーニャはふわりと微笑んだ。


「ね? 想像したら、幸福な気持ちになれるだろう? 僕は、リヴェルたちさえそばにいてくれたら、それだけで幸福なんだ。その幸福を守りぬくために、何とか凶運を退けようと戦うことに決めたんだよ」


「ナーニャ……」


 リヴェルは半ば無意識の内に、ナーニャの指先をつかんでいた。

 そのとき、何度目かの歓声が爆発した。ゼッドの剣が、再び相手の剣をはね飛ばしたのだ。


 興奮の坩堝と化した広場に、また新しい兵士が進み出ようとする。

 しかしその前に、ヤハウ=フェムが歓声を圧する声音を響かせた。


「よきょうは、おわりだ! ……ナーニャとそのいっとうを、しんもんのまにれんこうせよ!」


 西の言葉で告げた後、ヤハウ=フェムは北の言葉で何かを告げた。

 きっと同じ内容の命令を発したのだろう。周囲の兵士たちはうろんげに眉をひそめながら、リヴェルたちを建物のほうに導いた。


 せっかくの祭がいきなり取りやめられてしまい、他の兵士たちは不満げな声をあげている。しかし、ヤハウ=フェム自身も大勢の護衛役を引き連れて、すでに建物に戻ろうとしていた。


「……さては、ヤハウ=フェムにしてやられたかな」


 ナーニャのつぶやきが、リヴェルの耳に忍び入ってくる。

 振り返ると、ナーニャは妖しい微笑をたたえながら、真紅の瞳を静かに光らせていた。


                        ◇


 審問の間には、ナーニャに関わるすべての人間が連行されていた。

 リヴェル、ゼッド、チチア、タウロ=ヨシュ――そして別室からは、イフィウスまでもが呼びつけられている。

 玉座のごとき立派な椅子に座したヤハウ=フェムは、不審の念を隠そうともせずに、ナーニャとゼッドの姿を見比べていた。


「……そのゼッドなる者の正体は何なのだと、将軍は仰っております」


 そのように告げるベルタの声は、力なく震えていた。

 ナーニャは妖しい笑みをたたえたまま、小首を傾げている。


「それは以前に話した通りだよ。ゼッドはミンタ生まれの傭兵で、僕にとっては母親の恋人だ」


「……し、真実を述べねばこの場で処断すると、将軍は仰っております」


 ベルタの顔は、もはや死人のごとく血の気が引いてしまっていた。

 ベルタ自身は、すでにナーニャやゼッドの正体を知ってしまっているのである。


「そ、その者は腕が立ちすぎる。このように優れた剣士が、名もなき地でくすぶっていたとは考えられない。将軍が、この西の地においてこれだけの剣士を目にしたのは、ただひとたびだけ……そ、それは、アルグラッドの獅子の軍を率いる将軍であった、と仰っております」


 それでリヴェルも、ベルタに劣らず心を乱されることになった。


「そ、その将軍の名は、十二獅子将ヴァルダヌス……あれほどの剣士がもうひとりでも存在したならば、このグワラムも奪われていたかもしれない。あ、あのヴァルダヌスにも劣らぬ力を持つその者は、いったい何者であるのかと……将軍は仰っております」


「セルヴァ随一の剣士と名高い、十二獅子将ヴァルダヌスか。これはまた、ずいぶんな相手と並べられてしまったね、ゼッド」


 ナーニャはくすくすと笑い声をあげてから、厳しく引き締まったヤハウ=フェムの顔を見返した。


「ゼッドは傭兵で、故郷のミンタで僕の母親と恋に落ちた。死んだ母親に義理立てして、傭兵稼業からは足を洗い、僕の護衛をつとめてくれている……どうか、そういうことにしておいてもらえないかなあ?」


 ヤハウ=フェムは、怒りの形相で肘掛けを殴りつけた。

 荒々しく発せられた北の言葉を、ベルタが弱々しく訳していく。


「そ、そういうことにしておけとは、何たる言い草か……我は、真実を述べよと言っている……と、将軍は仰っております」


「それじゃあ逆に問うけれど、ゼッドが名のある剣士であったら、いったいどうしようというつもりであるのかな?」


 悪い妖精のように、ナーニャが赤い唇を吊り上げた。


「ゼッドが、ヴァルダヌス将軍にも劣らぬ高名な剣士であるとか……あるいは、ヴァルダヌス将軍その人であったとしても、そんな真実を知ることで、いったいどのような得があるというのさ?」


「あ、あなたがたが身分が偽っていたのなら、そのような相手を信用することはできない、と将軍は仰っております」


「ふうん? だけど僕たちは、西の民だ。ミンタ生まれの傭兵であろうと、高名なる剣士であろうと、北の民の仇敵であることに変わりはない。だったら、ことさら出自にこだわる意味はないと思うけどねえ」


 ナーニャはわずかに目を細め、探るようにヤハウ=フェムを見つめる。


「それに……ゼッドが高名なる剣士であるとしたら、僕もきっと高貴な身分ということになるのだろう。僕がしがない宿場町の娼婦の子供ではなく、貴族や王族のご落胤だとしたら……君は僕たちを処刑しようというのかい?」


「…………」


「だったら僕たちは、死力を尽くしてあらがうしかない。そうしてグワラムを逃げだして、この城がメフィラ=ネロに滅ぼされるさまを、どこか遠くから指をくわえて眺めることしかできなくなるだろう。ヤハウ=フェムは、そのような行く末を望んでいるのかな?」


「…………」


「僕は、そのような行く末を望んでいないし、君たちと手を携えて、メフィラ=ネロを撃退したいと願っている。その心情には一片の偽りもないことを、この場であらためて誓わせてもらうよ」


 そのように述べてから、ナーニャはすっとまぶたを閉ざした。

 そうして、次にまぶたを開いたとき――ナーニャの真紅の瞳には、高潔なる王子に似つかわしい凛然とした光が宿されていた。


「そして、もうひとつ。僕には、北の民を憎む心はない。大神アムスホルンの呪いを授かった僕にとっては、四大神の子たる者たちのいがみあいなんて、何の意味も見いだせないんだよ。僕の敵は、四大王国を滅ぼさんと願う《まつろわぬ民》だけ……これも、心からの真情だ」


「…………」


「どうか、僕を信じてほしい。僕は、僕の愛する人たちのために、この世界を守りたいだけなんだ」


 えもいわれぬ静寂が、審問の間にたちこめた。

 ヤハウ=フェムは、ぎらぎらと光る目でナーニャをにらみ続け――その末に、重々しい声音で何かをつぶやいた。


「……メフィラ=ネロを退けるのに、お前の力は必要だ。お前に対する処断は、その後で決めさせてもらう……将軍は、そのように仰っております」


「ありがとう。だけど僕はメフィラ=ネロを退けた後も、笑顔で君に別れを告げたいと願っているよ、ヤハウ=フェム」


 凛然たる表情をひっこめて、ナーニャは無邪気に微笑んだ。

 ヤハウ=フェムは、何も答えようとしなかった。

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