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暁にまどろむ
とろりと溶けたチョコレートのように
思考は眠りに落ちそうなのに
なかなかそこまでたどり着かないの
ゆらりと視界がゆれて
まぶたが恋をしはじめる
上と下でくっつきたくて仕方ないの
まどろむような夢心地
とろりとろりと溶けていく意識
このままもう一度眠りたいな
くるりとお布団にまきついて
まだ少しだけ涼しい朝
窓をあければ初夏の香り
若葉の放つ薄い香り
朝露に湿った土の香り
夏を連れてくる気配
とろりゆらりととけてしまいたい
たらりと眠りの泉へと
もう一度流れて落ちていきたいな