「腐ってる系女性」
2016:1:21一部内容を修正しました。
落ち着こう、落ち着こう、おちつこう、オチツコウ、otitukou。
「皐月さん、この人は誰ですか?知らない人ですよね?いつも言っていますよね?知らない人にホイホイついていっちゃダメだって。」
「言葉がおかしいぞ、ついて行ったんじゃなくて連れてきたんだって。」
「!!、まさか男を連れ込むなんて…まさか、そっち系男子ですか!?いいですねぇいいですねぇ私、エキサイティングしてますよぉ!!!」
「違う、その無能な頭はどうにかならないのかバカ。」
「しょぼーん」
うん、なんだこれ。
「あ、あの…」
おそるおそる話しかけてみる。
「ひぃっ!?しゃべったっ!?」
女性が驚いている。俺は死んでいるものだと思って見られていたのだろうか。
「あの…さっき探偵事務所って…それとあと、その子のこと皐月さんって…」
「なんで皐月さんの名前をっ!?それに事務所のことまで!?まさか、ショタコンのストーカー!?さ、皐月さんっ!!け、警察っ、警察をっ!!」
ひどい勘違いをされた、さすがに心に痛い。
「僕の名前はさっきお前が言ったし、事務所のことは僕が言った。」
少年にフォローされて俺も多少は気が楽になった。
「そうだおまえ」
と、俺の方を指さしてこう言い放った。
「採用」
訳のわからぬままに、俺は念願の働き手を見つけることができたのだった。
ごめんなさい、口先だけのにんにくです。
もっと更新頑張ります。
それでわまた