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【lost world】  作者: ramicle
3/7

「大人としてどうかと思うよ」

追記2015年3月2日 一部内容を修正しました

2016:1:21一部内容を修正しました。

「…お金足りない…」

タクシーに乗ると想定していなかった僕はその分のお金が足りなかった

「まさか1000ゴールドしか持ってきてなかったなんてな…」

「兄ちゃん…あと500G足りないね…どうする?」

取りに行くにも行けやしない。ましてや払わないなんてできやしない。もう警察のお世話にはなりたくないもんだ。

どうしようか迷っていた矢先、

「あれ、どうしたんですかぁ?」

と、少年が話しかけてきたではありませんか。

「今ね、お兄さんお金が足りないの」

「えー!お兄さんばっかみたい!」

なんという屈辱くつじょくであろうか。

まさかこんな少年にまで馬鹿にされるなんて思ってもいなかった。

「この兄ちゃんね、これからここの探偵事務所にめんせつにいくのに散々なんだよ」

「面接……!そっか。」

何か納得されてしまって、少年は哀れな目でこちらを見ている。

やめて!僕の精神的HPはもうゼロよ!

「…どうしよう」

「じゃあ、僕が払いますよ」

「いやいや!きみ、そんな1500Gなんてお金もってないでしょ!?」

「ありますよ」

「じゃあ、はい。1500Gね」

と、おもむろに財布からお金を取り出す少年を、僕はただ茫然ぼうぜんと見つめているだけだった。

「…お兄さん何見てるんですか、不愉快です。」

グサッ

前回の投稿より日にちが開いてしまい、申し訳ございません。

二日に一回のペースで、投稿できたらいいな、と思っております。

でわまた

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