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ユニーカーズ ~『夢』と『記憶』の物語~  作者: 金木犀
最初の平原
7/10

第五話

 更新遅れてごめんなさい。テスト期間マジパネェ

 くっ…速ぇ!

 ガードを使い、避けるのに精一杯で攻撃する隙がない。しかも、ガードでも完全に防ぐことはできないため、体力が少しずつ半分に近づいている。

 流石暗殺者(アサシン)だな。

 「どうした?よけてばかりか?」

 ここで俺はひとつのかけにでる。

 「«ステップ»!」と叫び、

 

 凩に突っ込んだ(・・・・・)。

 「なっ...!」

 そして、

 「«スラッシュ»«ステップ»!」

 スキルの多重使用。

 二つ以上のスキルを連続で使用することで、ほぼ同時にスキルを使うことができる。


 スラッシュにモターをのせ、当てながらステップで移動。

 

 そして全回復・・・

 

 「...チィ!」

 

 うん、やっぱ満タンだな。

 と、体力を確認し、

 

 視点を前に戻し、

 「え...?」

 

 凩がいないことに気づく。

 「うっ...«ジャンプ»!」

 とっさの判断で跳んだ俺の体は、

 

 「がぁ!」


 横からの衝撃にたえられずに吹っ飛んでいき、入り口から入ってきた人にぶつかった。

 「ぅわぁ!す、すいません。」

 「あぁ、こちらこそ。」

 そう言うと、こっちのことは全く気にする様子もなく、ここもだめか…とか、いや、これだけなら…とか、ぶつぶつと独り言を言いながら観客席へ上っていった。





「...ごめん。やりすぎた。」

 「大丈夫大丈夫」


 «勝ち:凩

  まけ:木ノ原 »

 

 凩のスキルは、«幻覚(ミラージュ)»といい、自分の姿を見えなくすることができる。


 

 「やっとうちらの番だ~」

 「手加減は無しだよ」

 「それくらい大丈夫って……っ!!」

 

 不意に、柊が走り出す。

 

 「ち、ちょっと柊!どこいくの……なっ!」

 新島も走り出す。

 

 二人の視線は同じところにあって、


 その視線の先にあったのは、



 さっきの男が奈落に飛び降りようとしている様だった。



_________________

 なにしてんのよあいつ!

 「«ジャンプ»!」

 上に上がる。

 

 と、

 

 男が落ちた。

 ストン、と


 「くっ!」

  

 間に合うか?

 「もう一回!«ジャンプ»!」

 

 私も飛び降りる。

 ためらいなんてない。

 だって----


 「«スピードアップ»」

 

 今の私は、空を飛べる。

 

 いける。追いつける!

 

 手を伸ばし、

 服を掴んで、

 「«ホバリング»」

 空中で静止。

 「ふぅ...間に合ったぁ。」

 「・・・何なんだよ。助けないでくれよ。死にたかったんだよ!」

 「じゃあ、なんでこっち・・・で死のうとした?」

 「!! それは...生きたかった・・・・・・から...」

 「死にたかったのに?まあいいけどさ。«上昇»」

 

 



 


 100メートルくらい昇ったとき、

カクン、

と急激にスピードが落ちた。


「え...まさか!」



 MP 10

 


 「やばっ!」

 わすれていた。

 使うのが二回目のスキルなんて、MPなんかすぐに減る。しかもレベルがまだ1だから、MPの最大値は100しかない。そして、いくら飛行スキルでも、効果があるのは自分だけ。人一人を担いでの飛行は負担がかかり、MPの消費が余計に激しい。そして-----


「え、どうし---うわぁ!」


 -----MPが無くなると、スキルは強制終了する。

 私たちは、落下を始めた。

 

 のだが、すぐに、

 カクン、と

 落下が止まった。


 「一人で無茶しないでよ~!」


 新島だった。

 

 「あ、ありがとう…」

 

 なんで飛んでる?私のスキルはユニークだ。

 

 「なんで…飛んでるの?」

 「え、それは…っ!ごめん、あとにして。MPがヤバイ。」

 豪、とフルスピードで昇っていった。

 だいぶ長めに書いたつもりだったのに……

 

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