第四話
グダグダですいません。
火・・・火傷(敵)、攻撃力UP(味方)
水・・・鈍速(敵)、魔法防御力UP(味方)
地・・・確率でのけぞり(敵)、防御力UP(味方)
風・・・確率で吹き飛ばし(敵)、迅速(味方)
光・・・目くらまし(敵)、状態異常防御力UP(味方)
闇・・・MP吸収(敵)、魔法攻撃力UP(味方)
いま言ったように、属性にはさまざまな効果があり、それを『属性効果』という。
敵に効果を与える場合は、属性攻撃(魔法や属性武器など)を当てればいいのだが、味方に効果を与える場合は、『結界魔法』というものを使うことになる。
それぞれの属性の結界を作ることで、その中の味方に属性効果が付与する。
今、守山は体に火をまとっている。
恐らく守山のスキルは、自分に属性効果をつけるものだろう。
「あんな言葉叫ぶのは少し恥ずいが、こんなにいいスキルもらえたのはラッキーだぜ。」
「…なるほど。それじゃあこっちもいきましょう!」
上に杖をかざす。
この世界での魔法の使い方は、上に手(武器)をかざし、体のなかのモターを集めて魔法の名前を口に出し、放出。そのために、魔導師はMPの消費が激しいが、それにみあった火力と、属性をもっている。
『火炎弾!』
杖の先から放たれた炎を纏いし弾は、守山の体ーーー
ーーーがあった場所に着弾。
いくら魔法といえども、追尾でないため避けられることもある。これも魔導師の弱点の一。
「まぁ、流石…といったところですね。じゃあ、これはよけることができますか?ーーー『火炎弾』!」
「は?…え…うぉお!」
「直撃。…くっ!」
え?速ぇ…。
「…何をした?」
「まさか、ここまでの効果があるとは…。」
何をした?さっきと特に変わったところは無かったようには見えなかったが…。
「«魔法配合»。私のスキルです。」
「なるほど、な。」
つまりはこういうことだろう。火属性の魔法『火炎弾』に、風属性を配合し、撃つ。スピードのある『火炎弾』の完成だ。
「なら、こっちもいくぞ。魔導師はスピードに弱い!『風の神よ!我に突風の援護を!』」
「あっ…」
「『拳』!」
「あぁっ!」
«勝ち:守山
負け:篠素»
「楽しいですね。こういうのも。」
このバトルは、体力が半分以下になった時点で終了となる。
「はぁ…はぁ…。一撃できめようと すると、やっぱきついな。」
守山のMPはもうほとんどのこってない。『拳』につぎ込んだためだ。スキルにMPをつぎ込むほど攻撃力があがっていく。
だから一発で体力を半分に出来たのだ。
篠素も二発目の火炎弾にMPをつぎ込んだ。でも、守山がガードを使ったため、充分なダメージをあたえられなかった。
「…次、やるぞ。」
第二戦 木ノ原vs凩 開始!
感想よろしくお願いします。