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ユニーカーズ ~『夢』と『記憶』の物語~  作者: 金木犀
最初の平原
10/10

第八話

 特にあえて隠しているわけではないので、ここで紹介しておきます。

 新島のスキルは、召喚したグールと融合して、そのグールの能力を使うことが出来るようになるというものです。闘技場で飛んでいたのは、鳥のグール『チュッチ』と融合していたからです。



 更新遅くてすいません

「はじめまして!ユーヤです!」

「こちらこそ。よろしくお願いしますね」

 鍛冶屋の中には、サルサさんともう一人、「ユーヤ」さんがいた。

「うわぁ、本当に本物だ。早速友達になっちゃうなんて、サルサすげーな」

 サルサさんは「すげぇだろ」といわんばかりのドヤ顔。

 どうやらサルサさんとユーヤさんは、リアルでも友達関係らしい。

「みんなから『運営側』って呼ばれるくらいすごい、あなたたちと友達になれるなんて、とても光栄です!」

 ユーヤさん、言い過ぎだろそれは…

 っていうか、

「『運営…側』!?」

「あれ、知らなかったですか。一部の人たちには…って自分もそうなんですが…運営側の人が、運営側の権限を使ったみたいなレベルで強いので、『運営側』って言われているんですよ」

「…それって、嫌味?」

「いえいえ、そんなことありません。称賛の言葉です。まさかここまで拡がるとは思ってなかったんですが…」

 どうやら最初に『運営側』発言をしたのも、ユーヤさんらしい。


 「ね、ねぇ柊。早く武器とか作ろうよ」

 「? 何でそんなに急いでんの?」

 「え?あ…う、えっと…ちょっと疲れたから…」

 さっきから新島は疲れたそぶりなどまったく見せず、むしろ元気だった気がするが…… 何か急ぎたい理由があるのか?

「あ、そうだったんだ。じゃあパパっと終わらせちゃおう!」

「うん…」



 全ての作業は10分くらいで終わり、初期装備より微妙に強いそれぞれの武具が完成した。









「あいつ…」

「ん?どうかしたのか?」

「いや、なんでもねぇ」









「なぁ、機械鍛冶屋ってNPCいないもんなのか?」

「いや、どこの店にもNPCはいるから…留守だったんだと思う」

「NPCが留守って…」

 アイテムショップのNPCがいなかったりしたらきつい気が…

「あるんだよ。このゲームにはね」

「おい、NPCってなんなのだ?」

「あぁ…NPCってのはね、ノン プレイヤー キャラクターの略で、プレイヤーが動かすんじゃなくてプログラムに沿って動いてるキャラクターのことだよ。まぁ、VRゲームになってからは、自由に動ける部分も出てきたらしいんだけど…」

「そう言えば、柊はなんでそんなに詳しいんだ?」

 これは最初から思っていた疑問だった。

 もちろん別にNPCの説明のことでは無く、このゲーム『Dream memory online』のシステムについて、だ。

「え?NPCなら知ってると思ったんだけど」

「いや、そこじゃなくてこのゲームについてだよ」

「あぁ、それはもちろん付属のガイドブック読んだからに決まってんじゃん」

 しかし、最大の疑問はそこじゃない。

「じゃあそのガイドブックってやつを、俺たちにも読ませてくれよ。6冊はちゃんとあるだろうし、そうすれば柊もいちいち説明しなくていいし、そっちの方が楽だろ?」

 そう。説明書みたいなものがあることはだいたいわかっていた。でもそれをみんなに読ませたほうが柊も確実にらくなはずなんだが…

「あぁ…ごめん、全部捨てた」

「捨てた!?なんでなんで?」

 さっき疲れたなんて言っていた新島だったが、今では元気いっぱいである。

「ん~… じゃまだったからね。ただでさえ家狭いのにさ。それに、説明するのも苦じゃないしね」

「まぁ、理由があるんならいいけどな」




「...」











「あ~疲れた...」

 ゲーム開始初日だったにもかかわらず、色々なイベントがあったせいでみんな疲労困憊である。

 俺達は、ベッドに入るやいなや深い眠りについた。

ようやく1日目が終わった!!感想よろしくです

最近モン○ン4やってるのでなかなかかけません。ごめんなさい

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