人の夢
掲載日:2026/10/14
明日の午前八時五十三分に、世界が終わるそうです。
すっかりと、なにもなかったかのような、そんな終わり方で
そんな時、貴方達は何を思い、何をしようとするのでしょうか。
好きなことを好きなだけ、愛する人と最後を共に、やり残したことをやれるだけ、夢をかなえるため
その他諸々、各々がやることは、様々で、絡まっていて、美しくて、何も残らない。
この世は儚い、人が最後に魅せる夢は、面倒くさくて、なのに単純で、汚くて、されど綺麗で小さくて
矛盾を抱えた、人の夢は、時に暴力になることも、時に救いになることも、時にもう戻れない鎖にも自由を追いかけようとする鍵にもなりうるのです。
しかし、終わってしまうのならば、全てが消えてしまうのであれば
何も、記憶も、記録も、人も、人生も、そして夢も、全部、ぜんぶ
それでも、人は夢を追う
夢を追って、最後には、儚く散る。
夢を追い続けた、人の物語は儚く消える。
人の夢はとても、儚いのです。




