探求心
掲載日:2026/07/21
子供の好奇心はつきない
「うわ~ん」
ご機嫌だった娘が泣き出した。
喉に飴をつまらせていないか確認する。
「どうしたの?何があったの?」
優しくたずねてみる。
「あ…えぐっ…ひっく…あぅ…」
ダメだ。涙で言葉にならない。
「よしよし。辛かったね。」
肩を抱いて落ち着かせる。
「あぅ…あ、のね……
アメ、飲み込んじゃったの…」
落ち着いた娘が教えてくれる。
飴?飲み込んじゃったの?
「最後まで、なめたかったの」
最後まで、なめたかった?なぜ?
「飴、まだあるよ?」
娘が袋から飴を取り出す。
「アメの中にね、つぶつぶあるの」
確かに、つぶつぶが見える。
「つぶつぶ、気になったの」
あー、だから、最後までーー
「これはね、模様なの。つぶつぶじゃないよ。」
そういうことにしよう。
また泣かれたら面倒だ。
「そうなの?」
にっこり笑って肯定する。
「そうなんだよ」
すまん。娘よ。母も知らない。
読んでくれてありがとうございます。




