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■第2話 従魔契約できるかな

親譲りの魔力持ちの叶恋ちゃん、魔法の成績は常に上位だけど、恋となると全然ダメな女の子。初恋だったこともあり、上手くいかない恋愛。それは魔法にも影響が、ではじめる。けど、頑張り屋さんな叶恋ちゃんは、魔法の勉強も恋も、今日も頑張ります。

陽太君、いつも窓も外を見てるけど、何を見てるのかな、かっこいいな……ってダメダメ、そんなんじゃダメだから、授業に集中しなきゃ。


そっかー、もうその日が来ちゃうんだ。


6年生になると使い魔召喚の授業がある。


使い魔召喚の儀式で呼び出される召喚獣には、強さのランクがあって、契約できるかは、魔法の素質で決まる。


また、その召喚獣には、個々の能力があって、高ランクの召喚獣とも思い出すだけでなれば、その能力も桁違いに強いので、契約できるように、躍起になる生徒も多い。


私もその一人で、私の両親も、高ランクの召喚獣と契約しているので、もし私が、高ランクの召喚獣と契約できなければ、鬼のような両親に、また長く怒られちゃう。


「今日は各自で、こちらの魔法陣を使って、召喚獣と契約してもらう。今回契約できなかったとしても、また次の機会があるので、そう落ち込むことはない。今日はその体験だと思ってくれ」


先生はそう言ってるけど、私の両親はそれを許してくれないから、私は今日、契約しなきゃだけど……。


「はい、次、大空さん」


私の番が回ってきた。緊張するな。


「おい、みんな、見てみろよ。かっけーだろう」


「あー、ズルい、俺も見栄杉(みえすぎ)と同じで、地竜が良かった。なんで、見栄杉のようなやつが、地竜と契約できたんだ」


増田(ましだ)うるせー。お前がよえーからそうなるんだよ」


「ちょっとそこの二人、喧嘩はやめなさい」


また、先生に怒られてるよ。いつものことだけど……。


それよりも、私は召喚の儀式に集中しなきゃ。


「ちょっと、大空さん、それ以上魔力を注ぎ込んだら……」


「えっ、あっ……」


もっともっとって思って、魔力を注ぎ込んでいたら、大変なことになっていた。


「我を呼び出すとはな、我を魔王と知ってのことか」


今、なんて、魔王って言ったの。


これは、まずいかも……。


皆、腰を抜かしちゃってるし、どうしよう……。


「いい度胸だな、お前。覚悟はできてるのか」


あっ、終わっ……ってえー。


今どういう状況、いったい何が起きてるの。


魔王が土下座してる。


なんか、おもし……あっ、これは失言だった。


「大空さん、あれって魔王だよね。なんで、その魔王が土下座なんかしてるの」


「だって、魔王さん、先生がなんでって、聞いているよ」


「なんでって……えっ、もしかして気づいてない」


「ん、なにが……」


「なにがって、ハァ……そりゃ、お前が勇者の生まれ変わりで、我の盟友だからだ」


なんか、魔王さん言ってるけど……皆もこっち見てるし、イヤ、私そんな、知らないよ……。


「我も、盟約を勇者と交わしてから、ずっと退屈だったから、いいだろう。お前と契約してやる」


えっ、いらない……って、そんなこと言える雰囲気ではないよね……。


あの(あと)、学園長からも釘を刺された。


当然、そのことで、両親からも怒られた。


そう言われても、私が呼び出したくて、召喚したわけではないのに……。

最後まで見ていただきありがとうございます。

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