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同じような男と付き合っていたことに対する、いわば
同志みたいなココロのつながりのようなものが
ふたりのあいだに、すこし、できたのかなあと
それは、わたしなりの分析
駅で、別々のホームに降りていく前に見た「ニコりん先輩」の表情は
いくらかでも吐き出せたからなのか、それとも
やけに明るすぎる照明のせいなのか
ちょっぴり和らいでいたようにも見えた
「ニコりん先輩」のこと、すこしだけ知れたことへのうれしさと安堵があって
けど「ニコりん先輩」のこと、これから好きになっていくのか
それは、まだ、わからない




