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幼稚な生徒会長だったあの子は、生徒会の運営をうまく行えず

さまざまな行事が滞り、みんなから

ちゃんとしてくれないか

とことあるごと言われていた


あの子だけが言われ

あの子だけが怒られた


大人だってうまく運営できないなんて普通にあるというのに

十代半ばの子どもに何を期待していたんだろう、あのときのみんなは


まわりが思っているほど中学生は大人じゃないのに

外見は大人びて、けれど、ただの子どもだ


生徒の自主性?


なんのこと?


都合のいいこと並べたてて、幼稚なあの子に

いったい何を期待していたっていうんだ


あの子は、いつも静かに憤っていた

まわりの生徒たちに、大人たちに

それとも


わたしは何もできなかった

わたしは何もしようとしなかった


 わたしには何もできません、ごめんなさい


頭のなかでそうくり返すのが、わたしが唯一できたことだった





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