まちがって「連載モノ」にしましたけど、これは単発のエッセイです。
・・・ぼくは、
1991年の秋口に、WOWWOWにて、
ホラー映画の金字塔『シャイニング』を観ました。
あのジャック・ニコルソン主演の名作なんですが・・・
まさに「迫真の演技」でした。
真冬のコロラドにあるホテルの管理をまかされたジャック。
しかし、このホテルに古くから巣食う「亡霊や悪霊」のエジキとなり、次第に精神を病んでいったジャックは・・・
といった内容なんですが、
いやー、すばらしかった!
子役の「ダニー」も可愛かったですし、脇役の方たち・・・みんな優れた演技力で、監督のカメラワークもサイコーでしたね♪
「下界から遮断され、隔絶された閉鎖的空間での悲劇・・・そして、じわじわと主人公に迫る、数々の霊的な恐怖、狂気・・・場のおどろおどろしさ、まがまがしさ」。
・・・まぁ、あとはDVDやブルーレイなどでご覧くださいまし♪
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
さぁ、ここでやっと、お題目の文言の解釈ですよ。
コレはですね・・・
ジャックが、ホテル内のパーティー場である「ボールルーム」で、
かつて、ここでバーテンダーをやっていたロイドの亡霊と会話する場面なんですが、
そこで、ロイドがジャックに放った、謎の言葉なんです。
「女がいては暮らせない。いなくても暮らせない。」
・・・一見して、矛盾するような内容のメッセージですが、皆さんは、これをどう解釈されますかね??
ぼくね、こう思うんです。
「女性がいては、自分の生き方が貫けない。彼女に合わせていく必要があるし、やりたいことも、いつもできるとは限らん。ときには、自分のだらしない側面や欠点や悪い性癖を指摘される嫌なシーンもでてくるだろう。このような理由から、男が女性とひとつ屋根の下で仲良く暮らしていくのは、非常に難しいことなんだ。だから、女性がいては暮らせない。」
「一方、生きていくにあたって、男ひとりではさびしくてしょうがないし、何よりも病気になったり精神的に追いつめられたとき、優しくあたたかく助けてくれて、励ましてくれる女性が、そばにいてくれると、心が救われるし、ほっとすることができる。だからこそ、男にとって、女性は欠かせない大切な存在・・・かけがえのないパートナーなんだ。そんなこともあり、女性がいなくては暮らせない。」
男女の仲って・・・
本当に不思議で、どこか神秘的ですらありますよね♪
とっても奥が深い。
・・・皆さんは、どうお感じになられますか?
m(_ _)m




