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プロローグ


小学生の時、私は道端に咲く花が好きだった。小さくて、可愛くて、車や歩行者に汚された人工物の中で、唯一の綺麗なものだと思ったからだ。私は汚い世界に染まっていくばっかりだけど、道を歩けば汚いものなど何もなく季節に染まった綺麗な小さい花を見つけた。自分のできる限りの力で、ぱっと輝いて消えていく。私の憧れであり、救いだった。

でも、今になってはこの春の季節の中で哀れに輝こうとする汚れた小さな花。あの時、私があんなことをしなければ、今も綺麗に咲いていたんだろうか。






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