バレてた
ジャーダさんに招かれ家に入る。そこはなんというか、自然の家という感じがした。
家中に木の根っこが張り巡っているがそれを利用して照明魔道具を取り付けていたり、と。自然と共存しているというのが最適かな。
「おしゃれな家ですね」
「ふふ、ありがとう。色々こだわっているの」
ほんのりと口角を上げ、翡翠色の目を細める。
「それにしても、あのギルドマスターが君たちをワタクシに押し付けたのが理解できたよ。邪竜のミアちゃん、アブソリュート・ゼロ・スライムのリータちゃん」
「「「えっ!?」」」
表情一つ変えずに淡々と僕らが秘密にしていることを口にするジャーダさん。驚きを隠せずに驚いた。
「それにしてもライトくんは……本当に何者なんだろうね? 聖に満ち満ちているけど、邪も流れ込んできている……」
「僕はただの一般人ですよ」
「ふふふ、面白い冗談だね」
訂正しようとするが、ジャーダさんの笑い声で吹き飛びそうなくらい軽ーく受け流される。
本当に一般人なのになぁ……。
「本当は明日から稽古を始めようとしたんだけど、早速始めちゃいましょう。まさか数分でたどり着けるなんて思っていなかったわ」
「やっぱ、あの森、あなたが何かしてた?」
顔を傾げて銀色の髪を揺らし、ジャーダさんにそう尋ねるリータ。
「うん、ちょっと幻影魔法を使って道に迷わせようとしたんだけれど、難なく抜けられちゃった」
「私にかかればお茶の子さいさいよっ!!」
「うちのミアはすごいので!!」
なんやかんやお茶まで出されて談笑をしてしまい、稽古をする時はもう既に日が頭のてっぺんにあるほどの時間帯になってしまった。
最近投稿できてなくてすみません!
別作品書いてたら疎かになってしまってました……。




