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暗記能力◎

「取り敢えず、リータの服を買いに行こっか。ミアのはぶかぶかすぎるしね」


 昼下がり、僕らは宿屋を後にして、王都を探索することにした。一旦リータにはミア服を着てもらうことにした。


 そして現在、僕とミアはキラキラとした目をしながら王都を練り歩いていた。リータは肩車している。


「すごいよミア! お菓子があんなにいっぱいある!」

「あんなに美味しそうなお肉がいっぱい……じゅるり……」

「……お兄ちゃんとお姉ちゃん、食べることしか考えてない……」


 リータが上からジト目で僕の顔を覗き込んできてそう言い放つが、僕はなにも言えない。

 本当に食べることしか考えていなかったし……。


「ま、まあ先に服を買いに行こう。でも服屋ってどこだろう」

「……そこの角右、そのまままっすぐ、突き当たりに服屋。その二個隣においしいお菓子屋ある」


 リータは淡々とそう告げ、再び空色の瞳で僕を覗き込んでくる。が、今度はふんすと鼻息を立てて、少しドヤ顔になっていた。


「り、リータすごいね……」

「ん、あの王都に連れて行かれる時、半分寝てたけどそのまま暗記してた。わたし、覚えるの得意」

「リータすごい! 天才!」

「んふ……」

「むむむぅ……」


 満足げにするリータに対し、ミアは少しむすっと頰を膨らませていた。


「私だってやればできるもん! だからその……」

「大丈夫だよ、ミア。ミアにはいつも助けられてるし、いつも頼りになるし、ミアがいなかったら多分僕生きていけないだろし」


 ……ん? なんかまたデジャヴを感じたような気がしたけれど……。


「そ、そお……? んも〜、ライトったら〜〜!!」


 まあ、ミアの機嫌が直ったからもう気にしないようなしよう。理解しない方が幸せという時もあるって誰かが言っていたような気がするし。


 そのまま三人で道を歩いていたのだが、周囲からの視線が増えている気がする。そして、噂話も耳に入って来た。


「あの三人可愛いわねぇ」

「子供三人でお使いかな?」

「ほっこりするなぁ〜」


 ……また子供って見られてるのか……僕は。


 少し気持ちが沈んだ代わりに、無事にリータの服を購入できました。

昨日は投稿できなくてすみません!

リアルが忙しかったです……。

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