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騙されてるかわいそうなひったくり犯

 ライトがすごいスピードでひったくり犯を追いに行った。多分とっ捕まえている頃だろう。

 私も背中から翼だけ生やし、飛翔して街を見下ろした。


「あのアーリャは確か隠れるのが上手いって言ってたっけ……。大したことないやつか〜」


 なぜなら、もうすでにその男見つけたらからだ。

 姿を隠すスキルを使っているのだろうけれど、私の邪眼の前だと無力だったみたい。

 男が逃げ出したので、先回りをして男の前に立ちはだかった。


「ッ!?」

「神妙にお縄につけ〜!」

「…………」


 男は無言のまま、そろーりと私の横を通り過ぎようとしていた。


「見えてるんだっての!」

「ぬおっ!」


 足を引っ掛けると屋根から転げ落ちて地面に墜落した。私も下に降りる。


「見えてるんだっての。スキルとか意味ないから!」

「チッ……。見るに貴様、相当強いから戦いたくないんだがな」

「そうそう、だから早く捕まったほうがいいよ〜」

「はっ! なめるなよ小娘……この手は使いたくなかったがやむを得ん。これを使わせてもらうッ!!」


 胸ポケットから謎の注射器のようなものを取り出して自慢げに見せてくる。


「これはかの〝邪竜の血液〟が入った注射器なのだ!」

「なっ!?」

「これを自分に打ち込めば、脅威な力を身につけれるのだ……!」


 そんな……まさかそんな……!?


「それー……騙されてると思う」

「…………ん?」


 あ、哀れすぎる。だいたいこの世界に邪竜は今の所私しかいないし、いたらわかるから……。

 多分っていうか、あれは絶対偽物だ。


「おじさんかわいそうだね……。金貨何枚で買ったの?」

「……さ、三枚だが……」

「うわぁ〜……」

「な、何を言ってるんだ小娘がァァ!! これは偽物なわけがない! 俺様はこれを買ったこと後悔はしていない! 『これ買ったなければもっといい宿泊まれたな〜』とか思ったけど後悔してない!!」


 おもむろにに注射器を天に掲げ、それを自分の腕に刺して注入し始めた。


「ググ、グヴヴヴ!! きたぞきたぞ……! ヴォオオオオオーーッ!!!』


 筋肉が膨張し始め、身につけている服が破れる。


「うん……。やっぱりそれ、偽物だね」

『ソノ可哀想ナ人ヲ見ルヨウナ目ヲ俺様ニ向ケルナァァ!!』

な、なんとか今日間に合ったぁぁ!

実は僕、絶賛テスト期間中でして、執筆時間が限られてるのでギリギリになったしまいました!

まあ、頑張って書きます!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

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