流れ星の子
こんな感じの事が起きればいいなと思ったので書きました。未熟者ですが読んでいただけると幸いです。
満点に輝く空から一つの流れ星が流れた。その流れ星は大気圏で消えることなく地球に落ちた。青々と広がっていた草原に落ちた流れ星は普通とは違っていた。
体があるのだそれも普通の人間とは違い星形の体だ。目は人間と同じように2つ付いているが耳や鼻その他の器官はついていない。
ただ星形の体があり、目が付いているっだけだ。
流れ星は閉じていた目を開け辺りを見渡した後、自分の星形の手足を起用に使い人間と同じ2足歩行で歩いていく。草が生い茂っている草原を歩き続けると小さな家が見えて来た。
流れ星が興味本位で家に向かっていると家の扉が開き一人の少年が出てくる。少年は歩いてくる流れ星に気が付いた。
少し驚いた表情をした後少年は走ってきて両手で流れ星を捕まえる。
流れ星は手足を動かしてじたばたするが力が無い為抜け出せない。そのまま少年に捕まってしまった。
最初は激しく抵抗していた流れ星だが、徐々に抵抗しなくなっていく。
流れ星を抱きしめる手から少年の暖かさが伝わって来たからだ。
そのまま流れ星は少年の家に連れていかれた。
少年が流れ星を抱きかかえながら夕飯の支度をしている母親に流れ星を見せる。母親は少し驚いた流れ星に手を当てた。そして母親は何も言わず夕飯の支度に戻った。
その日から流れ星はこの家で暮らすようになった。朝少年が出かけるときも流れ星を連れて寝るときも抱き着いていた。
ある日は少年と魚釣りに行き、ある日は森に探検、そんな不思議な体験を流れ星はしていた。
ある日少年の元に貴族の者が訪れた。流れ星を譲ってくれと。当然少年は断ったそして貴族は諦め家を後にした。
その夜少年の家には泥棒が入った。それも普通の泥棒とは違う。金目のものは手にせず星形の生き物を手にしたのだ。そう、その泥棒は今朝来た貴族が送った者だったのだ。
流れ星は振り払うように何度も暴れま回ったが抵抗は虚しく連れて行かれたしまった。流れ星が連れていかれたのは少年がいた小さな家とは比べ物にならに大きな屋敷だ。
その大きさに圧倒され抵抗するのを辞めていたが、少年の顔を思い出し再度暴れまわる。そんな暴れまわる流れ星に苛立った泥棒は流れ星は地面に叩きつけれれた。
流れ星は身動きが取れなかった。少年と一緒にいる時には感じたことのないものを味わったからだ。
そう、それは痛みだ。
初めて感じる痛みに流れ星は体を小さく縮ませた。
流れ星が連れていかれた部屋であったのは少年と変わらない年頃の少女だった。
少女は少し怯えながら流れ星を触りそして抱きしめた。
少年と変わらない暖かさに痛みの恐怖は薄れて行った。
その日から流れ星は少女と一緒に暮らした。少年とは違いいつも部屋の中での暮らしだった。流れ星は少女との暮らしをしている間もいつも外を見て少年の事を考えていた。
それから何年か経ち、少女の身体つきは大人びて行った。今では立派な1人の女性だ。
そんなある日、彼女は流れ星を外に連れて外へ出た。そして流れ星を強く抱きしめると手から離した。
流れ星は彼女に抱き返した後覚えている道を必死に歩いていく。そして少年が住んでいた家にたどり着いた。
扉を開けると、少年の面影を感じる青年の姿が流れ星の目に映った。その姿を見た流れ星は驚いた。流れ星が覚えている姿ではなかったからだ。
流れ星が少年の成長に驚き固まっていると、扉が開いたことに気付いた青年が向かってくる。そして青年は流れ星を見つける。青年は驚いた後流れ星の体を抱きしめた。
あの頃と変わらない温もりに流れ星は目から涙をこぼした。
語彙力表現力が欲しい。日本語難しい。
良ければ感想下さい!
アドバイスを受け少し修正しました。