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叶わぬ想いを秘めたまま

作者: 騷音 翠

1年3ヶ月ぶりの投稿です。

 勇者さま。私はあなた様を愛しています。


 あなた様が勇者の剣を手にしたときからずっと見てきました。

 初めは台本(予言書)に記された勇者について知るために、台本(予言書)にそうするように書いていたから監視をしていました。


 しかし私はあなた様に心を奪われてしまいました。

 王国の兵士相手の訓練も、街から出て魔物と戦うときも、剣を持つ手は震えているのにそれでも果敢に闘う姿に惚れたのです。


 あなた様の旅はいつも死と隣り合わせで毎夜いつ死ぬかも分からない恐怖で眠れなくても、それでも使命を果たさんと前に進むあなた様に惚れているのです。


 ときには仲間と力を合わせ、ときには権力者の力を借り、ときには勇者とは不倶戴天とされる魔王にすら交渉を持ち掛ける。使命のために、人類のために使えるものはなんでも使うという姿勢も私はとても惹かれているのです。



 たとえこの世界が神様の綴る作り物の世界でも、

 台本(予言書)の通りにしか物事が進まないとしても、

 あなた様が私を殺したいほど憎んでいても、

 その手で、その剣で(魔王)を討とうとも、


 最期の瞬間まで私はあなた様を想い続けるのです。

読んでいただき有難う御座います。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 最初神様が語り手である感じかな〜と読んでいたのですが、最後の最後で完全に裏切られました。最高です。 それに、ルビの振り方が天才的です。物語自体は短く、描かれている世界自体もほんのごく1部に…
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