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毒使いバイオレットナイト

最強決定戦本戦が始まり、残り選手が60人となり、一刀達に危機が迫っていた。


そんななか、仮面シャドーがエレメントナイツのグリーンナイトを倒した直後


別の場所では…


一葉「まったく、お主が主様を殴り飛ばすからいけないのだ 」


久遠「それはお前が悪いだろ!!戦いの最中だというのに子作りなぞしおって!! 」


久遠と一葉が久遠によって殴り飛ばされた剣丞を探していた。


一葉「しかし、先程物凄い気が放たれたが何なのだろうな? 」


久遠「我には関係ない!それより今は剣丞を探す方が先だ! 」


気で判別できない久遠はあの気は一刀によって放たれ、その元に剣丞がいることを知らなかった。


すると


一葉「むっ!!あちらの方に三つの気を感じるな 」


久遠「剣丞だとよいのだが 」


ダダッ!!


二人が気を発する場所へ向かうと


カニ「ようやく見つけたぜ! 」


タコ「観念しろ! 」


恋「…うっ!? 」


そこには恋が海獣海賊団のタコとカニに追い詰められていた。


普段の恋ならば返り討ちにするところだが、今の恋はタコの繰り出した毒によってまともに動けなかったのだ。


カニ「早速一人撃破だぜ!! 」


ブォンッ!!


カニが動けない恋目掛けてハサミを繰り出したその時!


ガッキィーンッ!!


カニ「なにっ!? 」


一葉「危ないところだったな 」


久遠「大丈夫か? 」


一葉と久遠が恋を救った。


タコ「何をしやがる!!お前らとそいつ(恋)は関係ないはずだろ!邪魔するんじゃねぇ!! 」


確かに久遠達は恋とは初対面であり、住んでいる世界も違うのだが


久遠「たわけ!!弱きおなごを襲う狼藉者(ろうぜきもの・乱暴者)なぞ成敗してくれる! 」


一葉「右に同じじゃ! 」


カニ「俺達とやろうってのか!! 」


タコ「あの世で後悔させてやるぜ!! 」


久遠、一葉、恋VSタコ、カニの戦いが始まろうとしたその時だった。


もわあぁ〜〜


久遠「何だこれは? 」


一葉「霧か? 」


辺りを紫色の霧が覆うと


恋「…うぐぅっ!? 」


久遠「大丈夫か!? 」


突然恋が苦しみ出した。


すると


ズシズシンッ!


バイオレットナイト「標的発見! 」


バァンッ!!


紫色の甲冑を身に纏ったエレメントナイツの一人・バイオレットナイトが姿を現した。


なお紫色は本来はパープルでバイオレットは紫の一種である菫色(すみれいろ)を意味する。


タコ「俺らの邪魔しようってのか!! 」


カニ「まずはお前から倒してやるぜ!! 」


ババッ!!


タコとカニは久遠達よりバイオレットナイトを倒そうと挑むが


バイオレットナイト「ポイズンミスト! 」


ぶわぁっ!!


二人がバイオレットナイトの腕から噴射された霧を食らった瞬間


ばたたんっ!!


久遠「なっ!? 」


二人は倒れてしまった。


タコ「か…体が動けねぇ!? 」


カニ「これは毒か!? 」


バイオレットナイト「御名答。この俺、バイオレットナイトは毒を操ることができる。毒に耐性がある奴でも配合を変えることで死に至るのさ 」


そのせいでテトロドキシン(フグ毒)に対して効かないカニも苦しんでいるのだ。


ガシッ!!


バイオレットナイトは倒れている二人を掴むと


バイオレットナイト「じゃあバイバイ 」


ぽいっ!!


タコ・カニ『うわぁっ!? 』


二人を軽く場外に落とし


シュパッ!!


『海獣海賊団 タコ選手、カニ選手脱落』


二人を脱落させてしまった。


バイオレットナイト「さて、あとは三人だったね 」


残る久遠、一葉、恋に迫るバイオレットナイト


一葉「久遠よ、ここは下がるぞ 」


久遠「あぁ、相手の実力がわからぬ以上、戦うのは禁物だ 」


恋に肩を貸し、この場は去ろうとする三人であったが


バイオレットナイト「逃げちゃうんだ。別にいいけど、その女が死んじゃうよ 」


スッ!


バイオレットナイトは二人がかつぐ恋を指さした。


久遠「何だと 」


一葉「それはどういうことだ! 」


バイオレットナイト「俺の発する霧は毒を悪化させる力があってね、どうもその女は毒に侵されていたらしい 」


恋はタコが繰り出した毒によって弱っていた。


恋が強いため致死性はなかったがバイオレットナイトの霧によって病状が悪化し、致死性の危険性があるのだ。


バイオレットナイト「ちなみに俺は解毒剤を持っている。欲しけりゃ俺を倒すことだな 」


バイオレットナイトがそう言うと


久遠「一葉 」


一葉「皆まで言うでない。わかっておる 」


スッ!


二人は恋を下ろすと


久遠・一葉『ハアァーッ!! 』


バッ!!


刀を抜いてバイオレットナイトに襲いかかった。


バイオレットナイト「二人で来るかい、まぁ俺は強いから大丈夫だしね 」


ブシュゥッ!!


バイオレットナイトは両腕に毒でできた剣を装備すると


バイオレットナイト「ポイズンソード!! 」


ブォンッ!!


二人に斬りかかってきたが


サッ!


二人は攻撃を避けた。


一葉「久遠よ、奴の剣に触れるでないぞ! 」


久遠「あぁ、何が起こるかわからぬからな 」


バイオレットナイトの毒の剣を警戒する二人


バイオレットナイト「成程ね。いい選択だけど俺が使うのは猛毒だけじゃないんだよね 」


すると


バイオレットナイト「ぶうぅーっ!! 」


一葉「なっ!? 」


一葉がバイオレットナイトの吹き出したガスを食らってしまった。


久遠「大丈夫か!? 」


一葉「あぁ、だが別に何とも… 」


その直後


むずむずっ!!


一葉「むっ!? 」


久遠「どうした!? 」


一葉に異変が起きた。


一葉「か…体が痒い(かゆい)!? 」


妙に体が痒くなったのだ。


一葉「痒い!?もうたまらぬ!! 」


バササッ!!


久遠「お…おい!? 」


一葉は痒いのが我慢できずどんどん服を脱いでいき


バサァッ!!


一葉「ふぅ、ようやく痒いのが収まったぞ 」


ぶるんっ♪


そしてサラシとパンツを脱ぎ、一葉が全裸となると


久遠「こ…このたわけ!!戦場で全裸になる奴がいるか!! 」


一葉「全裸じゃと?わあぁーっ!! 」


久遠に注意され、自分が全裸だと理解した一葉は慌てて大事なところを隠した。


バイオレットナイト「今のは全裸ガスといって食らうと全裸になるまで痒みが止まらなくなるぜ 」


一刀や剣丞といったスケベには覚えてほしくない技である。


バイオレットナイト「さて、まともに動けなくなったところで場外に落ちてもらうとするか 」


一葉「ひぃっ!? 」


両腕は大事なところを隠すため刀を握れず、残念ながら一葉は麗羽のように全裸で戦うこともできなかった。


久遠「このっ!! 」


そうはさせまいとバイオレットナイトに向かう久遠だが


バイオレットナイト「邪魔しないでよ! 」


プ〜っ!!


バイオレットナイトは口から泡を噴き出すと


ぷわんっ!!


久遠「わぁっ!? 」


その泡に久遠を閉じ込めてしまった。


久遠「何だこれ!?刀を刺しても割れぬぞ!? 」


バイオレットナイト「その泡はポイズンバブル。俺特製の泡で中からは絶対に割れやしない。早く出ないと体が毒で侵されちゃうぜ 」


久遠「なにっ!? 」


早く泡から出なければ久遠が危ない!?


バイオレットナイト「さて、邪魔者が消えたところでお前を落とすとするか 」


一葉「よ…寄るでない!? 」


全裸の一葉は戦うことができず


バイオレットナイト「そらよっ!! 」


ブォンッ!!


一葉「のわぁーっ!? 」


シュパッ!!


久遠「一葉!? 」


『真・天下大連合 足利一葉義輝選手脱落』


武闘派でありながらあっさり倒されてしまった一葉


バイオレットナイト「さて、次はお前だ 」


久遠「ひぃっ!? 」


一葉に続いて自分まで裸にされてしまうという恐怖が久遠に襲いかかった。


それだけでも恐ろしいのに


久遠「うぐっ!? 」


泡の中の毒気が久遠を苦しめていた。


恋「…危ない!? 」


バイオレットナイト「さぁ、共に倒されな! 」


久遠と恋、二人に危機が迫ったその時!


?「ハーハッハッハッ!! 」


バイオレットナイト「誰だ? 」


誰かの声が響いたのだった。


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