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両雄苦戦!?翁と五作

最強決定戦本戦が開始され多少の選手が脱落するなか、ついに一刀達チームウェレスのメンバーも一人脱落してしまった。


一方、いまだに話にも出ていなかった八雲と剣丞はというと


火山エリア


八雲「詠美が脱落したか、これでうちのチームの残りメンバーは8人。全体で70人以下になったからこれ以上人数が減ると不味いかもな 」


八雲がそんなことを考えながら歩いていると


?「残念じゃが、お前さんも脱落者の一人になってもらうぞい 」


八雲「誰だ! 」


誰かの声が聞こえ、八雲が辺りを見てみると


?「ふぉっふぉっふぉっ 」


バァンッ!!


そこには頭に頭巾を被った老人がいた。


翁「儂はメルヘンズ三人衆の一人、(おきな)じゃ。若僧よ、この儂が相手をしてやるわい! 」


八雲を指差しながら翁が言った瞬間


ドッカァーーンッ!!


突然火山が噴火し、火山岩が翁目掛けて降ってきた。


八雲「あっ!? 」


敵でありながらも助けに向かおうとする八雲であったが


シュンシュンシュンッ!!


何と!?翁は最低限の動きだけで火山岩を全て避けてしまった。


八雲「(この爺さん、見かけによらずすごいな!?) 」


翁「フッ!まだ若いもんには負けんわい!では参ろうかのぅ! 」


すると


シュパパッ!!


八雲「なっ!? 」


翁は老人とは思えない速度で八雲に迫り


翁「ほぁっ!! 」


ブォンッ!!


八雲に掌底打ちを食らわせようとした。


八雲「おっと!? 」


サッ!


だが八雲は掌底打ちを避けると


八雲「今度はこっちの番だ! 」


ブォンッ!!


翁目掛けて拳を繰り出した。


だが翁も負けず


翁「そりゃぁっ!! 」


バサァッ!!


八雲「ぶはっ!? 」


八雲の顔に灰を投げつけた。


翁「ふぉっふぉっふぉっ!男前になったのぅ 」


八雲「ぺっぺっ!?こ…このっ!! 」


翁「じゃがもっと男前にしてやろう 」


パチンッ!!


翁が指を鳴らした瞬間


パアァッ!!


八雲「なっ!? 」


八雲の顔に桜の花が咲いた。


翁「いい男になったのぅ♪ 」


八雲「このっ!!… 」


怒った八雲は翁に攻撃を繰り出そうとするが


がくんっ!!


八雲「なっ!? 」


突然八雲の力が抜けてしまった。


翁「ふぉっふぉっふぉっ!言い忘れておったがその桜は力を吸い取る性質があるのじゃよ 」


八雲「こ…この!? 」


八雲は残る力を使って桜を引き抜こうとするが


翁「そうはさせぬ 」


ぷくーーっ!!


翁は頬をおもいっきり膨らませ


ブチンッ!!


膨らませた頬を引きちぎると


翁「そりゃっ! 」


シュッ!


ぴたっ!!


八雲「へっ? 」


頬を八雲の顔目掛けて投げつけ


バァンッ!!


こぶとり八雲ができてしまった。


八雲「何だよこれ!?おもっ!? 」


八雲は頬を引きちぎろうとするも桜のせいで力が出せずにいた。


翁「ふぉっふぉっふぉっ!儂は御伽道具(おとぎアイテム)という道具の使い手なのじゃ。そして身動きのとれぬお前さんには 」


シュッ!


翁は八雲に接近すると


翁「花さか掌底乱れ咲き! 」


ドドドォッ!!


八雲「がはぁっ!? 」


掌底打ちの乱射を食らわしたのだった。


一方、八雲VS翁の戦いが始まった頃


岩石エリア


剣丞「早くみんなと合流したいけど、舞台が広すぎてなかなか見つからないな 」


剣丞が一刀達と合流すべく辺りを歩いていると


?「おめぇ、おらとやるっぺ 」


剣丞「えっ? 」


誰かの声が聞こえ、剣丞が辺りを見てみると


?「でへへっ 」


バァンッ!!


そこには頭に手拭いを被った農民みたいな姿をした男がいた。


剣丞「敵か!! 」


敵と遭遇し、構える剣丞であったが


五作「まぁまぁ、そんなにこえぇ顔しないでけろ。おらの名は五作(ごさく)。メルヘンズ三人衆をやらせてもらってますだ 」


この男は何だか戦う気がしないと剣丞が思うほどのんびりしていた。


だが


剣丞「(俺を油断させるための作戦なんだろうがそうはいかないぜ!) 」


ジャキンッ!!


相手が誰であろうとも戦いである以上手を抜くわけにはいかない!


そう決意した剣丞が剣を抜くと


五作「ほえ〜、すごい剣だべな!おら見たことねぇだよ 」


五作が剣丞の剣を誉めた


剣丞「そりゃありがとよ! 」


ブォンッ!!


そして構わずに剣丞が五作目掛けて剣を振り下ろした瞬間


五作「代えてけろ 」


五作が何かを言うが


ブォンッ!!


剣はそのまま振り下ろされた


だが


剣丞「(手応えがない)んっ? 」


手応えがないのを不思議に感じた剣丞がよく剣を見てみると


バァンッ!!


剣丞「何じゃこりゃ!? 」


剣丞の手には剣ではなく藁しべが握られており


五作「ほえ〜、やっぱりすごい剣だべな!? 」


五作の手に剣丞の剣が握られていた。


剣丞「いつの間に!?返せ!! 」


バッ!


奪われた剣を取り返そうと五作に向かう剣丞であったが


五作「こっちにくるでねぇよ 」


スッ!


五作は懐から葉団扇を取り出すと


五作「鼻、鼻、伸びるべ! 」


バササッ!


葉団扇を剣丞の方へ向けながら仰いだ。


すると


にゅにゅんっ!!


剣丞「のわぁっ!? 」


剣丞の鼻が天狗のように長く伸び


剣丞「ば…バランスが!? 」


ばったーんっ!!


バランスがとれなくなった剣丞は倒れてしまった。


五作「おらは翁のじいさんと同じ御伽道具の使い手だべ、まだまだあるから食らわしてやるだよ 」


剣丞「くっ!? 」


八雲と剣丞


それぞれが不思議な道具を使う相手に対し窮地に立たされていた。


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