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二つの氷が守る桃

最強決定戦予選として


十組百人をそれぞれ1チーム一人の舞台へ転送し、他のチーム二名を舞台の外へ落とす戦いが開始された。


そんななか、仮面シャドーがいた舞台から二名が脱落し、残った八名が本戦出場決定となったのだった。



一方、他の舞台では


ブゥンッ!!


背景の一部が妙に動いていた。


亀井「(ケケケッ!10人中2人落ちればそれだけで予選を通過できるってのに戦いまくるだなんて馬鹿な連中だ。ここは隠れればいいのによ♪) 」


真・光魔学園所属


亀井(かめい)レオン


体がカメレオンのように保護色となって姿を消せる能力を持つ


確かに亀井の考えも一理あるが


集まっている連中の大半が好戦的な性格なため、隠れるという選択肢を選ぶ者の方が少なかったりする。


するとその時


ビュウゥーーッ!!


亀井「ぶるるっ!?な…何だ!? 」


亀井が隠れていた付近を物凄い冷気が襲った。


その理由は…


葵「あーもうっ!!むかつくーっ!! 」


ビュゴオォーッ!!


怒りまくる葵があちこちに冷気を繰り出しまくっていたからだった。


葵「(何よ何よ!!私はシャドー一筋だってのにあいつったら蓮華さんと三度も子作りしちゃって!!たまには私も浮気して嫉妬させちゃおうかしら…) 」


葵がそう思ったその時


ズバシャアァーッ!!


葵「んっ?あれはっ!? 」


ハート型の斬撃が飛ばされているのを見ると


そこには…


美由鬼「愛羅武粉砕斬(あいらぶスラッシャー)!! 」


ブォンッ!!


桃香「きゃあっ!? 」


美由鬼が桃香をいたぶっていた。


美由鬼


百鬼夜行所属の鬼。

爆乳の持ち主で自分より胸が小さい女は醜女(しこめ)と見下す性格


美由鬼「フフッ!弱い奴をいたぶるのは楽しいじゃない♪あんたは憎き新田剣丞の仲間みたいだし、次の一撃でぶっ飛ばしてあげるわ! 」


桃香「ひぃっ!? 」


と、美由鬼が桃香をぶっ飛ばそうとしたその時!


シュシュシュッ!!


美由鬼「わっ!? 」


美由鬼目掛けて氷の結晶が繰り出されると同時に


葵「大丈夫ですか桃香様! 」


バァンッ!!


葵が桃香の前に立っていた。


桃香「えっ?様? 」


仮面シャドーの世界で葵は桃香と主従関係なのだが、この桃香は姿、性格は同じだが葵の知る桃香とは別人である。


だがそれでも助けずにはいられなかった。


美由鬼「ちょっとあんた、私の獲物を横取りしないでくれる 」


葵「誰が横取りするって言ったのよ!私は桃香様を守りに来たんだから! 」


スッ!


互いに構えると


美由鬼「そうなんだ。だったらテメェから先にぶっ飛ばしてやるよ!この醜女!! 」


バッ!!


まず始めに美由鬼が向かっていくが


葵「誰が醜女よ!! 」


シュシュシュッ!!


葵は印を結ぶと


葵「氷遁・氷分身!! 」


ぼぼんっ!!


多くの自分の分身を作り上げた。


美由鬼「何だこんなもん!!愛羅武粉砕斬!! 」


ブォンッ!!


美由鬼「やっぱ大したことないじゃない 」


美由鬼は葵の分身達をまとめて消滅させるが


葵「それはどうかしらね 」


美由鬼「あぁん? 」


次の瞬間!


シュシュシュンッ!!


美由鬼「きゃあぁっ!? 」


消滅したはずの分身達が氷の刃となって美由鬼に襲いかかった。


氷分身は破壊されると破壊した者に氷の刃が襲いかかる術なのだ


美由鬼「こ…こんなもんで…! 」


だが一瞬の隙さえできれば


シュシュシュッ!!


葵「氷遁・大雪玉!! 」


ドッゴオォーンッ!!


美由鬼「へっ?いやぁんっ!! 」


ドカァッ!!


美由鬼に大技を繰り出すのも可能であり


シュパンッ!!


ぶっ飛ばされた美由鬼は場外に飛び出されてしまった。


葵「私をなめるから痛い目を見るのよ 」


葵の勝利である。


すると


桃香「あのぅ、どなたか知りませんが助けてくれてありがとうございます 」


桃香が助けてくれた礼を言ってきた。


葵「い…いえ、そんな!?桃香様とは主従関係を結んだのですから助けて当然ですし… 」


桃香「主従関係? 」


主君に礼を言われ、つい照れてしまう葵


だがこの時、一瞬の隙が生まれてしまい


桃香「あ…あぁっ!? 」


葵「え? 」


くるっ


桃香が自身の後ろを指差しながら驚く様子を見て不思議に思った葵が後ろを向いた瞬間


ドカァッ!!


葵「きゃぁっ!? 」


ズシャシャアァーッ!!


桃香「葵さん!? 」


油断してしまった葵は場外には落ちなかったものの、ぶっ飛ばされてしまった。


すると驚く桃香の元へ


シュモク「ちぇっ、落ちなかっただか 」


バァンッ!!


海獣海賊団所属のシュモク・シャークが現れた。


シュモク・シャーク


シャーク三兄弟の三男

兄弟一のパワーを誇り、ハンマーを武器とするが動きが鈍い


シュモク「まぁ、オラのハンマーはダイヤすらも破壊できる。食らってしまえばすぐには起き上がれねぇだ。んでもって 」


ブォンッ!!


シュモク・シャークはハンマーを高く振り上げると


シュモク「次はオメェの番だ 」


桃香目掛けて一撃を繰り出そうとした。


葵「桃香様、逃げてください!? 」


主君の危機に直ぐ様向かいたい葵であったが、やはりダメージが大きすぎてすぐには動けなかった。


そして桃香も


桃香「あわわ…!? 」


腰が抜けてしまい、すぐには動けなかった。


シュモク「潰れるだ!! 」


ブォンッ!!


葵「あぁっ!? 」


桃香「ひぃっ!? 」


そしてシュモク・シャークが繰り出したハンマーが桃香目掛けて振り下ろされたその時!


ガッキイィーーンッ!!


シュモク「なっ!? 」


桃香「えっ!? 」


桃香の前に氷の壁ができ、桃香をハンマーから救った。


葵「(あれは氷の壁!?でも私じゃない!?) 」


自分以外に氷の使い手がいる。


葵がそう思ったその時


?「危なかったな桃香 」


すたっ!


氷の壁を出した人物が現れた。


それは…


桃香「そ…蒼魔くん!? 」


バァンッ!!


チームフランチェスカ所属で一刀と渡り合える実力者の氷室蒼魔であった。


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